医学部編入生、再受験生から見た一般入学生ってどんな感じ?逆に一般生からはどう見られてるの?

こんにちは。
医学部編入生の医学生日記として、医学生の生活、勉強、編入や再受験情報について発信していきたいと思います。

私もこれからどんどん成長していきたいので、読んでくれる方々と情報交換していけたらと思います。

初回の今回は合格後にともに勉強する一般生について今までの生活で感じたことを書いていきます。
どんな学生がいるのか気になる方も多いと思うので個人の感想ですがお伝えしていきます。
勉強の合間の気分転換やモチベーションアップになれば幸いです。

では早速いきましょう!


目次
1.入学直後の感想
2.実習、テストを通して
3.臨床実習、国家試験に向けて


1.入学直後の感想
辛い勉強生活を経て、合格を勝ち取ると入学式が待っています。
同級生になるのは20歳前後の男女。

馴染むまでは非常に変な感じがします。
最初は編入グループで端っこで固まって座ることになると思います。

そして、彼らの編入生に対する印象ですが、一言でいうと
めちゃめちゃ期待度高いです。(笑)
年上、編入生というのがとても大きいようでかなり優秀と期待されてます。
こちらにしてみれば彼らのほうがよっぽど優秀なのですが。。

初めは緊張することもあると思いますが、再受験(大卒、就職後に一般入試で医学部に入学した方)も多くいると思います。
再受験生には同年代の方も多いと思うので非常に心強いです。
編入の仲間とはもちろんですが、再受験の方とも仲良くなりましょう。

2.実習、テストを通して
初めは固まっていた編入グループも、実習などを通して出席番号順に振り分けられ一般生とグループも組むことが多くなります。
一般生にはかなり勉強にやる気ある学生から部活に思いっきり打ち込む学生、全然授業に興味を示さない学生までさまざまです。
あとは両親が医者というパターンがすごく多いです。

正直、すごくやんちゃな学生もいて、医学部でも他の学部と同じなんだなと思いました。(笑)
目的意識をもって医学部に来た学生はいいのですが、そうでなく勉強できたから医学部に来た学生は少し不幸だなと思ってしまいますが。

しかし、そんな彼らもひとたび勉強や実習をやり始めるとものすごいスピードで理解し実行していきます。これには正直びっくりしましたし、これからの勉強についていけるか不安にもなりました。
特に差があると感じたのは、暗記力はもちろん、教養を通して学んできたのであろう統計の知識(エクセル含め)、さらに語学力です(帰国子女多い)。

統計に関して不安があるならば、合格後にエクセルの基本的な操作、統計処理、グラフ作成などを押さえておくとレポート作成、実習に必ず役に立つと思います。
また英語に関しては、編入試験で行った医学英単語をもう一度復習し、その他自信がなければリスニング、ライティングについても復習することをお勧めします。この先、英文教科書の使用や英語論文の読解や作成、外国人患者の治療などが考えられるからです。

ただ、テスト勉強に関してはしっかりと前もって対策していけばまったくひけを取ることはありません
むしろ時間をかけられる分だけ一般生より高得点を取れます
この勉強法に関してはまたnoteで発信していきたいと思います。

また実習、授業を通して気の合う一般生というのは必ずいます。
彼らとは是非仲良くすべきというのが私の考えです。
噂で聞くと一般生はあまりやる気がないので関わらないと公言する編入生もいるそうですがとてももったいないと思います。


3.臨床実習、国家試験に向けて
今後の臨床実習や国家試験に向けて一般生とはより強固な関係を築いていきたいと思っています。
やはり臨床実習や国家試験は個人の戦いではなく団体での戦いです。
一説によると個人で国家試験勉強をした学生の合格率は、集団で勉強していた学生に比べ有意に低いそうです。

また、違う年代の学生と話すことは新たな気づきを与えてくれます。
子供っぽいなと思うこともありますが、それと比べても多いくらい新たな考え方、視点にハッとさせてもらうこともあります。

さらに単純に若い学生とわいわい切磋琢磨することは楽しいです。
もちろん体力などつらい面もありますが、これからともに医師となる仲間と勉強したりするのは、わくわくすることです。

一般生へ良い影響を与えることも大事ですが、一般生から吸収できることは吸収するという謙虚な姿勢でいくことがよりよい学生生活を送るうえで重要と思っています。

以上です。
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