花束みたいな恋をした。自分と重なった瞬間があった。色々考えさせられた映画だった。
こんにちは、Arashiです。
現在、絶賛公開中の「花束みたいな恋をした」を見ました。
感動しました。僕なりの感想を書き残します。もしかしたらネタバレ要素も含まれているかもしれません。
それではどうぞ。。
終電後に運命的な出会いをし、恋に落ちた2人の忘れられない5年間の物語。
平凡な若者が終電を逃してしまうことをきっかけに恋に落ち、様々な恋愛模様、人生模様が繰り広げられます。
ただのラブストーリーではなく、社会そのものだなと感じました。
是非見ていただきたいので内容は書きたくない。笑
僕は社会人一年目の年なのですが、僕と同い年くらいの設定でしょうか。
わかるなーというか、あるよなーという情景が数多くあります。
夢を持った二人、好きなものがフィットした運命的な二人が、、、割愛
理想を追い求めていたが現実はそうは甘くなく、何かを求めれば何かがこぼれ落ちていくそんな世界。
社会に出ることで良くも悪くも変化していき、すれ違っていく人生をフィルターを通して見ました。諦めなきゃいけない理想があるのか、こんな残酷な現実があるのか。。とか
僕の記憶の限り、色々な人の話とか思い出してフィットする部分も感じ。これが社会だよなというか。現実をフィルターを通して見ているようでフィクションなのかノンフィクションなのか、と。
これが社会であり、人生である。
大学生までは届くのかよってくらいの理想を掲げて、夢を持って、現実なんて見たくなくて。
でも、社会には出なきゃいけなくて。
そこで精一杯生きることで起こる変化があって、それはどちらにも転がることができるそんな世界で。
そんな世界は美しいんだけど、思い描いていた理想とはどこか遠くて。
今を精一杯生きていることで忘れていた理想もあって、気づいた時には変わっていて、その時はなんてことない変化なんだけど取り返せない未来を生きていたりする。一度枯れた花はもう咲くことはない。
枯れた花は匂いもしない。
何が言いたいのかというと
変化することはとても良いことで、それは美しいのだけど。
変えちゃいけない軸足はあって、そこだけは見失ってはいけないなと。
夢や理想を持っていたあの時のことを忘れても良いし、それが変わっても全然良いんだけど、枯らしてはいけない花がある。
理想を描き、夢を見て、でも現実を見て、地に足をつけて進んで、変化を楽しみながらも大事なものだけはしっかり握って水を与えていこう。
ということを強く感じたそんな映画でした。
映画の構成が全体的にエモーショナルでどこか揺さぶられる感じなのでそういう風な文章を書きました。笑
僕はポエムのような文章好きなので書いていて楽しかったです。
是非、映画でご覧ください!