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【ラブレター】思い出散歩

過去の思い出から抜け出せないキミへ。ボクはいまこのラブレターを書いている。10年前の2009年、ボクは何をしていたか?

これは、DevLOVE Advent Calendar 2019「それぞれの10年、これからの10年」の12月1日分の1発目の投稿です。

2009年頃、ボクはC言語を使ってHTTPサーバーだったり、XML-RPCでRestチックなAPIをゴリゴリコーディングしていた。RFCを読みながら、TCP/IPのパケットをバイトコードで構築したりと、なんともマニアックな業務をしていた。メモリリークと戦ったり、カーネルパニックとウヒョウヒョ言いながら戯れたりしていた。

まだ、アジャイルを知る前。遠い記憶。

ここ数年は、カイゼン・ジャーニーという書籍やWEB+DB PRESS Vol.111 「見える化大作の特集記事を執筆したり、セミナーで登壇したり、ワークショップをファシリテーションしたり、勉強会を運営なんかしている日々を過ごしている。

- カイゼン・ジャーニーの執筆
- WebDBPress記事の執筆
- デブサミ、AgileJapan、ScrumGatheringTokyo、XP祭り、DevOpsDaysなどのイベント登壇
- DevLOVE X運営
- KJ Radio
- Codezine Academy講師
- 認定スクラム研修スタッフ
- etcetc

こんなことをするなんて思いもよらなかった。

そーーーんな訳はなく、下地はちゃんと存在していた。

20年前、Java系のムック執筆したり、出版社兼研修会社でJ2EEの1weekセミナー講師や、雑誌系イベントで登壇したり、プロダクト宣伝のためにマーケティングイベントを企画や運営をしていたのだ。

いま思うと、20代でのこれらの経験が活きている。何か具体的なノウハウが活きているという訳ではない。だって15年以上前で、タイムラグがありすぎていてノウハウなんて覚えているわけがない。

では何が活きているのか?

「似たようなことをやったことがある」という「過去の事実」が不安の多くを払拭してくれることだ。これが資産となっているのだ。規模感が異なれど、イメージできることは大きいのだ。

当時の状況とは全く背景もコンテキストも異なるが何らかの資産が活きている。

会社でも、こんなことを実践してきた。

- 会社組織全体のアジャイル化
- 会社見学ツアーの立ち上げ実施
- 会社のミッション・ビジョン構築

副業の方でも、こんなことを。

- 会社の起業
- 定款作成から決算、株主総会までのバックオフィス業務
- 企業向け研修や講師
- ビジョン合宿

副業の経験は、本業の会社で唯一の実践者なので、社内でのパラレルキャリアの道が続くことを期待している。

思い返すと、ここ数年でいろんなことを身勝手ながらやってきた。

でも、でも、でも、これらは結構ヤバいのだ。
何がヤバいって、まったく成長をしていないという証なのだ。
現状から脱皮できていない。想像できる範疇の中でしか生きていないのだ。

では、次の10年はどうするのか?
まったく新しいチャレンジをするのか?
何をすると新しいチャレンジになるのか?

シリコンバレーだ!海外移住だ!いや数年間オーストラリアに在住してからNG
農業だ!いやぁ実家が自給自足的で野菜生活しているからNG
陸を離れ漁業だ!新卒の会社で漁業調査船に乗ったりしているからNG

ビジネスとは程遠い経験だけど。なにかしら無理やり関連付けてしまうアホなボクがいる。いろんな産業を思い浮かべたけど、何かしら関連がある。

まったく新しい産業とは?はて?

どこの領域で働くというよりも、立場か?視座か?
どんなことをしたいのか?どんな体験をしたいのか?どんな価値を世の中に提供していきたいのか?

その方が重要そうだ。業界や◯◯の企業で△△をしたいというよりも。

新しい産業や役割を、新たに作れば良いのかも、次の10年は。

しかし、まったく頭に浮かばない。

宇宙旅行に行くしかなさそうだ。
心から面白いと思えるものへ出逢うために。

そうか旅に出よう!自分自身を乗り越えるために。

隣町に、都内各地に、日本各地へ、世界各国へ、そして、いつか宇宙へも。

各地での風土に出会い、人に会い、美味しいものを食べ、きれいな景色を観る。

そんな旅をする10年。

未来のボクへのLOVE LETTER。

現在・過去・未来・応援してくれたり、支えてくれたり人のおかげで今のボクがある。ありがとう。本当に本当にありがとう。

2030年のイブの日に、ボクはどこで何を考えているのだろうか。ワクワクしている。

Bon Voyage!10年後のボクへ。そしてキミにも。

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