1.ぎっくり腰などの日常の怪我についての豆知識
ぎっくり腰、寝違え、捻挫etc…
生活の中で色々な怪我をする事は多いと思います。
急に起こるハプニングな上に怪我をすると痛くて何も出来ない…なんて事、ある人も多いんじゃないでしょうか。
そんな急性の怪我についての豆知識を書いていこうかと思います。
まず怪我(損傷)にはざっくり分けると急性期と慢性期に分類されます。
怪我してすぐが急性期、それ以降が慢性期と言われます(厳密にはちょっと違うけど)
今回はこの2つのフェーズで何をすれば良いのかをそれぞれ簡単にお話していこうと思います。
【急性期】
怪我したて、厳密には怪我をしてから72時間(3日間)の事を指します。この際、怪我をしている部分は触ると熱い(熱感がある)と思われます。
この時に下手に動いたりしてはいけません。よく言われるのはRICE処置をすると良い、と言いますがじゃあこれをいつまですればいいのか?というとこの期間かなと覚えておくといいかもしれません。
RICE処置とは
R…Rest(安静)
I…Icing(冷却)
C…Compression(圧迫)
E…Elevation(挙上)
を指し、腕や脚などに起きた肉離れや捻挫などはこの処置をきちんと行うだけで治りの早さが全然違います。
その中でも特に意識してほしいのが上2つ、安静と冷却です。
まず怪我をしたら3日間は安静に、そして出来るだけ怪我をした場所を冷やしてください。
恐らく3日間は冷したほうが気持ちいいと感じる方も多いと思います。
冷やして、冷やしているところの感覚がなくなってきた(冷たいと感じなくなってきたり麻痺してるような感覚が出てきた)ら冷やすのをやめる…というのを繰り返してあげるといいです。
冷やすのに更に大切なのは『氷できちんと冷やす事』です。
湿布などは恐らく病院に行くと大体処方されますが、貼付すると最初は気持ちいいかもしれませんが熱感のある所に貼ると5分程度で温くなってしまい十分に冷却効果を望めません。
少し面倒かもしれませんが、氷を使ってきちんと冷やしましょう。
またお風呂もシャワーで済ましてなるべく温めないようにするのも大切です。
【慢性期】
3日間が過ぎて怪我をした所の熱感が落ち着いたら冷やすのをやめます。
そこから少しずつストレッチをかけていくといいです。
最初は無理せずに出来る範囲で大丈夫です、ここで無理したらまた痛めます。
体は冷やしすぎないように心掛けてください。
筋肉は温かいほうが動きやすくなりますし、血流が良い方が怪我をした所に栄養が回るのでより良いです。
ざっくりとまとめると、急性期はアイシング、それ以降は無理のないストレッチを心掛けるだけで治り方や体のしんどさが段違いに変わります。
怪我して最初は痛くて仕方ないです、そこは変えられません。
ですがそれを1日でも早く治すために出来ることを知識として頭に入れておくのはとっても大事なので、もし良ければ覚えていってもらえると嬉しいです。
今後このような豆知識をちまちま書いていこうかと思いますので、公開したら読んでいってください。
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