口実
新しい靴を履いて
今日は遠回りして帰ろう
川沿い、街灯のない道を
月夜だけを頼りにして
転んで傷ついて騙されてもまだ
なぜ人は歩き続けるのか
信じて望まれて捨てられないまま
栄光が俺を盲目にしている
行先は結局同じで
過程など俺しか知らない
それでも歩いてきた道程を
君に話したいだなんて
馬鹿みたいだな
本当はわかっているはずなのに
また葛藤の日々が続いていく
転んで傷ついて騙されてもまだ
立ち止まる理由なんて見つからない
信じて望まれて捨てられないまま
未来を夢見る口実を探して
栄光が俺を盲目にしている
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