ラーメンオブザイヤー2020を食べた話(赤坂ひとりしゃぶしゃぶ松五郎)
2020年はコロナで始まりいつしか6月12日と1年の折り返しが近づいてきた昨日、自分的ラーメンオブザイヤー2020が決まった。もう今年の後半無視でいい。まだ食べて24時間経ってないけれど、思い出しただけであのスープが飲みたい。
ひとりしゃぶしゃぶ松五郎
そう、ラーメン屋ではなくひとりしゃぶしゃぶ屋。
自分が知る限りひとりしゃぶしゃぶが生活のレベルで日本人に関わったことは一度もなかった。ひとりしゃぶしゃぶは国家レベルで蜜を避けるトウキョウに輸入され、育成され、そしてここ赤坂で花開くのかもしれない。
早くラーメンの話がしたいので、しゃぶしゃぶについては高速で解説をしてとっとと先に進む。
・ポン酢 自家製っぽく何かの柑橘がとても美味しい幸せ
・ゴマダレ ガーリックチップやラー油を足して楽しい。ラー油うま。
・にく 霜降り(写真上)よりも赤身(写真下)の方が好きだけど好みか。
・ひとり用なべ 店員さんが火加減をコントロール
・野菜 13種類入っているらしい。数えた。
ご飯もあったのだけれど、焼肉と違ってご飯は無くても良いかなっとハイボールでひたすら肉をしゃぶる。豚のバラ肉、牛のどこかの肉、追加でネック(たぶん首)、とても美味しかった。
締めのラーメン
はい、ここまでは前座です。今日のおすすめ商品はラーメン。自分的ラーメンオブザイヤー2020が決まってしまったのだ。
※写真は店舗Twitterより窃盗 https://twitter.com/hitorimatsugoro
そもそもひとりしゃぶしゃぶなのでカウンターだし、ラーメンを食べても全く違和感がない。
締めにラーメンを頼むと、店員さんがさっきまで肉を潜らせていたなべに麺ともやしを入れ、タレの入った丼によそってくれた。余った肉もしゃぶしゃぶしてその上に乗せ、あとは好みの濃さになるまで肉を潜らせていた鍋のお湯(というかもはやスープか)をいてていく。まずは店員さんが小さなおたまで7杯、これで完成。
いや、もう思い出しただけで食べたい。
スープはブラックペッパーの効いたあっさり醤油、一口スープを口元に運ぶ。琥珀色をした熱々のスープはさらさらとした上品な香りを纏い僕らの鼻を擽ぐる。自己主張の少ない上品な温室育ちの女性とでも言おうか、とても上品で女性的なスープだ。
麺は極細麺で食事の締めには最高だろう。箸で二度三度持ち上げる仕草をして一気にすすり込んだ。極細麺の滑らかな食感が上顎に当たり噛むと少しだけ小麦の香りがした。スープが上品だと麺の香りが味わえる。
お湯(スープ)で好みの濃さに調整しながら1杯ずつ薄めては食べ、薄めては食べ、と調整し、追加で3杯をいれたところでちょうど好みの味になった。
肉でもやしと麺を包んで口に入れると、シャッキシャキのもやしの食感、に肉の旨味、極細麺の華奢な食感がもう最高。これまで肉と野菜とをしゃぶしゃぶしてもはや極上のスープとでも言うべきこのしゃぶしゃぶのお湯を使ったラーメンを味わい尽くす。
食べ終わってもう1杯だけお湯をたし、丼を持ち上げて1滴も残らず堪能した。最後は蕎麦湯のように、薄まった分だけラーメンのスープというよりも、しゃぶしゃぶした野菜や肉の面影が残っていたように思う。
ラーメン屋の場所、赤坂駅徒歩3分
ひとりしゃぶしゃぶ松五郎:東京都港区赤坂3丁目7−12
※写真は店舗Twitterより窃盗 https://twitter.com/hitorimatsugoro
お店の詳細はTwitterでどうぞ
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