視力回復手術(レーシック・ホールICL)を受けた私から、これから受けるキミへ伝えたい15,000文字
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視力回復手術(レーシック・ホールICL)を受けた私から、これから受けるキミへ伝えたい15,000文字

“レーシック”

それは、目の角膜を削ることで屈折率を変えてピントが合うようにする=視力が回復する手術だ。

今まで何度検討したかわからない。

一晩中寝ずに検索をして、評判やリスクや体験談を探した。そして、私の恐怖心や疑念を晴らす様な事はなかった。

「もし、失明したり見えなくなったりしたら…」

そう考えると、少しだけ面倒なコンタクトレンズや、少しだけ見た目の変わるメガネでも、良いんじゃないか。それが、いつもの結論だった。

このnoteは、実際に視力回復手術レーシックを検討して、最終的にホールICL手術を受けた私から、レーシックやホールICLをこれから受ける方へ伝えたいことを綴った。

クリニックをどう選んだか、選んでから検査に行く過程、検査が終わってからどのメニューを選んだか、実際の手術までの1ヶ月間、手術当日のフロー、手術中の細かな実況、見え方、術後の経過。

手術をした当日の夜は寝るのが怖かった。

「目が覚めて何も見えなくなっていたら、どうしよう?」

そう考えると、怖くて眠れなかった。

今回、noteを見る事でキミは2つのメリットがある。

1つは、私が本名で記事を書いているために、アフィリエイトのような怪しい内容ではなく真実を読む事ができる。

2つめは、わたしは何ら金銭を得ていないのでキミの味方という立場で記事を書く事が出来る。

ブログで体験談を書いて「おすすめです。レーシックはこちら」などと明らかにアフィリエイトリンクが仕込まれたブログなんて信用できない、少なくとも私はそうだった。

10万円以上するレーシックや60万円以上するホールICL手術を受ける上で、読んで良かったという真実の体験がここには詰まっている。

何よりも、私が手術前に欲しかった情報だ。

それでは、時系列に沿って早速書いていこう。15000文字=原稿用紙35枚分なので、しばし長文にお付合いを。

私は、神戸神奈川アイクリニックの北澤ドクターより、ホールICL手術を受けた。最初はレーシックを受けるつもりだったのだが。

(1)どこで受けるかクリニックを決める《勢いは大事》

レーシックを受けようと思った。けれども、怖かった。ググっていろんな情報を集めても、クリニックのホームページには良いことしか書いてないし、レーシックはやめておけという批判記事もある。何を信じていいのか全くわからない。

レーシックを受ける上で、過去何度も検討しては止めてしまった理由の一つに、どのクリニックを信用していいのかわからないというものがあった。どこに行けばいいのか、どこなら安全なのか、ネットで調べても全くわからないのだ。

ただ、そんな事を言っても仕方がないのでこれも縁だと思って、知り合いがレーックを受けた神戸神奈川アイクリニックに決めた。とにかくネットで調べてもわからないのだから、説明を聞きに行こうとおもったのだ。

ここから先は、自分が実際にリアルタイムにメモをした内容をコピペしながら、その時の言葉のまま掲載する。

とりあえず、パソコンの前で検討しても何も進まないので、神戸神奈川アイクリニックの適応検査に行って色々聞いてきます。2015年10月28日 16:32
どこでレーシックやるか?よくわからなくて選べないのが最初にして最大の難関だったんですが、どうせよくわからないのであれば名前が出ている神戸神奈川アイクリニックでいいかな、とw偶然新宿に拠点ありますし。2015年10月28日 16:33
レーシックについて何も知らない立場を利用して、《こちら側》の心情や行動などを記していこうと思っています。たぶんやりたいけど怖いという方もいるでしょうし。2015年10月28日 17:32

(2)適応検査へ《レーシック不適合》

クリニックのホームページから無料の検査予約を申し込む。

【進捗】PCから適応検査を申し込んで先ほど折り返し電話あり。検査前はコンタクトをしてはいけないという注意事項を見て居なかったために、検査日程を変更。11/5(木)10:30新宿院を予約。電話は女性の方で普通に丁寧で問題なし。電話約束が嫌いなので可能ならば日程をメールで送って欲しい旨伝えると、快くOK。いい人だw2015年10月28日 17:49
電話で日程変更したのでメール来ますか?って聞いたら通常は送っていませんがご希望なら、みたいな流れでした。いい人。1週間後の予定を電話約束とか怖くてできないすよねw2015年10月28日 19:02
【進捗】周囲の反応としてはレーシック経験者は《賛成》レーシック未経験者は《怖い》という反応。《怖い》を分解すると3段階・病院が信用できない。どこでやれば良いのかわからない=怖い・術後の不調がググるとでるからそれが出たらいやだ=怖い・30年後どうなるか例がないから安全なデータがない=怖いわからないから怖いのは3つ共通 2015年10月29日 14:14
不思議なことに、レーシック経験者で反対の人がいない。なぜだろう?2015年10月29日 14:14
ググったところでレーシック提供側の言葉も、レーシックで不具合出た方の言葉もどうも偏っていて信用ならないんですよねwこうやって、本名と顔写真付きの情報はありがたいです。で、思ったより直後の困る人が少ないんですね!そりゃあ身の回りに不満言う人が居ないわけだ。。。 2015年10月29日 18:07
やるかどうかは本人の判断っすからどうでも良いんすけど、《知らないから怖い》ってのは人としてショボいよね。このスレの一連の投稿が、レーシック(及び近視矯正)の知識を知るキッカケになれば良いと思います。 2015年10月29日 19:27

 そもそも角膜の厚さには個人差があり、その角膜を削るレーシック手術には個人で向き不向きがあるということや、最近ではレーシックができる人でも、あえてICLという眼内レンズを選ぶ人もいる事がわかった。

自分では角膜が厚いか薄いかもわからないし、ICLなら薄くてもできるなども知らなかったし。適応検査行かないと何も進まないんすね。毎日少しずつ理解できてます。ありがとうございます。 2015年10月30日 15:31
今全て読みました。日々深まる理解、感謝です。 2015年10月30日 23:07

そうして自分の知識が深まる中、予約していた検査の日になった。

自分は、神戸神奈川アイクリニックの新宿が行きやすかったため、LOVEのモニュメントでお馴染みのアイランドタワーへ。

さーていよいよ明日10:30検査に行ってきます!!はたして私の角膜は2回できるほど厚いのか??瞳孔開く目薬をするらしく自転車は封印、場所がタクシーで5分なのでラッキー。では検査終わったら報告しますー 2015年11月5日 3:47

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検査半分完了!角膜の形状が普通の範囲から外れているため、ノーマルレーシックでは無く、3種類から選ぶ方がリスクが無いかもしれないとの事。現在は検査用目薬を刺して20分前後待ち。 2015年11月5日 11:51

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信じらないことだが、私の角膜ではレーシックが受けられないという事だった。

原因は分からないが、おそらく生まれつきのものだろうと。日常生活に支障はないが、角膜の厚みが均一ではないために、表面を切開してピントを合わすレーシックには適応しないとのこと。写真右の数値が緑が正常、黄色がリスクあり、赤は適用外ということらしい。

ただ、一般のレーシック以外にも幾つかやる方法はあるから、先生に相談しましょうということだった。

はっきり言って予想外だった。

自分の予定では、レーシックをやるかやらないかは自分が決めるものだと思っていたのだが、まさか受けられない体だったとは。。

待ってる間にタブレットで説明用動画視聴なう。検査は1人の担当者が全て担当。清潔感のある若い女性担当で好感。このあと医師と直接説明、カウンセリング。2015年11月5日 11:51

診察室に入り話を伺う。

やはり、上下が対象じゃないのでダメだということ。

ただし、通常のレーシックには向かなくても、オーダーメイドのレーシック手術であれば少しリスクを減らせるからできなくはないということと、できれば、ICLの方がおすすめだということだった。

× レーシック

▲ オーダーメイドレーシック

◯ ホールICL

(3)レーシック断念、ICLを選択《値段は高いが最新の方法》

医師の診察が終わり、カウンセリング担当者と今後どうするかを話し合う。自分の中では、やはり安全性を重視したいということと、ICLという眼内レンズは、切ってしまうレーシックと比べると可逆性があるので将来的なリスクはレーシックよりも低いだろうということ、レーシックよりも見え方のレベルが高いという事などを聞き、決断した。ホールICL手術にすることにした。

通常のICLとホールICLの違いは、レンズに穴が空いているか空いていないかの違いらしい。穴が空いている方が最新で、目の中の液がスムーズに循環できるように穴が空いているレンズの方が経過がいいらしい。

当然、穴が空いている方=ホールICLを選択した。

また、執刀医の希望はあるか?という話になった。希望が特に無ければ日程が選びやすくなるし、特に急がないのであれば希望の執刀医にやってもらう方が安心という人もいるとのこと。

よく名前が出ていた、日本でもトップクラスだという北澤ドクターにやっていただく事をお願いした。特に急ぐ用事もないし、折角なら最高峰の方にやってほしいと思った。

形状が上下非対称なのでレーシックはリスクが高いという事で断念。エピレーシックならリスク抑えられるが、ホールICLが一番オススメ。費用は気にしていなかったので、ホールICLにしました。明日、北澤先生がいらっしゃるので改めて詳しい検査をして、日程などを検討。 2015年11月5日 12:54
以上っ!まさかのレーシック受けないというオチですが、ICLスレとして継続しますwまた、紹介割引で7万円引いてくれるそうです!!XXXXX(個人名のため伏せる)さん、ありがとうございます!! 2015年11月5日 13:14

どうやら関係者からクリニックに話が行っていたらしく、料金は7万円の割引になるらしい。かなり得をした気分だ。

そして、今日の検査はレーシックの検査だったため、また翌日に改めてICLの適応検査を受けることになった。

今日は16:00からICL関係の詳しい検査と、執刀していただく北澤先生との日程調整など。レンズの在庫があれば2-3週間、なければ2-3ヶ月後になるとの事で、運次第。 2015年11月6日 15:11

そして、北澤ドクターと初対面。

私の場合左右とも乱視の度合いが小さいので乱視専用レンズを取り寄せなくても大丈夫ということで、手術は1ヶ月後を目安に行うとのこと。

検査の結果、ICLやるのは問題なし!北澤先生と話をして北澤先生の執刀でやる事にしました。仮予定日が12/4(金)、内金払ってレンズ発注済み。約一カ月、やる事ないのでICLの勉強でもしようかと思います。2015年11月6日 17:52

一晩考えて、検査に問題が無ければお願いしようと思っていた。これまで何度もレーシックについて調べては諦め、を繰り返していた自分にとって、神戸神奈川クリニックとのめぐり合わせを考えると、今が一番信頼できて、良い環境で施術が受けられると思った。

レンズを発注するために手術室に横になり、目が閉じないように固定され目に何かをかぶせられた。黒目の大きさを図るためらしい。

頭では手術だと分かっていても、手術室で実際に体を横にすることで、急に恐怖心が湧き上がったことを覚えている。何%かの勢いで決めたということもある。決断はいつも後悔という言い訳を伴う。けれども、これでいい。最高の環境に感謝して、もし失敗したとしても…自分の決断を後悔しない。自分で選んだのだから。

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それから一ヶ月が経った12月1日、いよいよ今日から3日間は手術の準備として、目を清潔に保つ点眼をすることになる。

あっという間に12/1、今日から点眼開始。少し実感が湧いてきた。2015年12月1日 11:04

手術は12月4日、前日の夜はお酒など特に制限は無かったため、1人でバーに行った。顔なじみのオーナーさんとシャンパンで乾杯をした、手術の成功を祈ったのかなんだったのか覚えていないが、そんな気分だった。

不安だったのだ。なんでもいいから、すがりたいというか、祈っても成功率なんて上がらないのはわかっているけれども、それでもなぜか飲みたかった。

日付を振り返ると、短い1文を投稿していた。丁度シャンパンを飲んでいる最中だと思う。

あと9時間後には。。2015年12月4日 2:25

(4)手術

そして、手術当日12月4日の朝を迎える。友人医師たちからもがんばれ!という励ましの声が投稿されていた。

全く自覚ないですが、白メガネともあと30分でおさらばです。メガネ掛けてないと荒木だと気付いて貰えないかも知れませんが、これもまた進化。では13:30予約なので行ってきます〜2015年12月4日 13:01

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30分かけて目薬をするらしい。2015年12月4日 13:31

目薬をさして、ぼーっとして、目薬をさしてぼーっとして。

指定された順番に目薬をさし、そのときを待った。


おちつかなくてスマホを握っているのだけれど、点眼のせいで焦点が合わない。待合室のテレビをぼーっと見ていたのだが、正直何の番組をやっていたのか覚えていない。

もう数十分後には手術だとわかっているからこそ、もし、見えなくなったらどうしようかと考えていた。

今の仕事はパソコンを使う仕事だから、会社に迷惑かけちゃうなとか。パソコンを使わない仕事だとしたら頭を使う仕事に切り替えなきゃとか。友達とご飯食べに行く時気を使わせちゃうかなとか、デートの時どうしようかとか。

彼女さんは自分の目が見えなくなっても、別れずに一緒にいてくれるのかな。

「荒木さん」

名前が呼ばれて、ロッカーへ案内された。荷物をロッカーに入れ、コートを脱ぎ、手術着の様な前から袖を通す緑色の服を着る。手をよく洗い、アルコールで消毒する。ちょっとおどけて、両手を挙げ肘を90度に曲げてドラマで良くある手術前の執刀医のまねをした。

手術室に入り、手術台に仰向きに寝た。助手の女性が点眼麻酔だと言って目薬をさしてくれた。

「このままお待ちください」

そう言うと、私は手術台で仰向きのまま1人になった。

音は何も無かった。シーンと静まり返る手術室に一人で、急に心細くなった。本当にこれから目にメスを入れて、眼内にレンズを埋め込むのだ。静けさの中で、仰向きの体勢のまま目をつぶって待つ。時間もわからないし、どれほど待てば先生が来るのかもわからない。

頭の中では、これまでの事を想い出していた。

様々な立場の専門知識、結果的にレーシックよりも安全なチョイスができたことも良かった。値段は高くなってしまったが、自分の性格上、選択肢が複数ある場合には高い方を選んだほうが、後々後悔が無かった。

時間にして数分間だろうか、3分かも知れないし10分かも知れない。

突然ドアが空き、先生と助手たち数人が手術室へ入ってくる。いつもの白衣ではなく、緑色の手術着だ。当たり前か。

「荒木さんどうも北澤です。それでははじめていきますね。」

笑顔の北沢先生を見て少し安心する。やはり、一流の執刀医というものは、技術だけでなく精神的に安心させる術を持っているのだろう。

手術台に上向きになり、目の部分以外が見えないように上から布をかけられる。これで先生からは完全に右目しか見えないようになった。点眼麻酔を追加され、目をつぶるように言われた。

右目に、目が閉じないように上まぶたと下まぶたを固定する器具を付けられ、目の周囲を抑えられ、感覚ありますか?などと麻酔の効き具合を確認される。いよいよだ。

「始めますね。ちょっと眩しいですが頑張って目を開けていてください。右目を先にやって5分ぐらいで終わると思います、右目が終わったら今度は左目で5分ぐらい。合わせて10分ぐらいで終わると思います。」

そうして手術が始まった。

右目に、ありえないほどの眩しさの白い光が当てられ目を開けているのが辛い。この状態で助手の方がおそらく水だろうか、液体を眼球にかけてくれている。

「一瞬チクッとしますよー」

その言葉どおり一瞬チクッとした。痛みというよりも、異物感という言い方のほうが近い。そしてこの時初めて気づいたのだが、切開は目の正面からではなく、目の横を切るらしい。つまり、自分の右目にはメスなどは一切映らないということでかなり安心した。

相変わらず眩しい光に耐えながら眼球に液体をかけられていると、先生から声が掛かる。

「もうレンズが中に入っていますよ。順調です。これから位置を固定するのでちょっと目が押されるような感覚がありますが、我慢してくださいね」

その言葉通り、なんというか例えるならば眼球を指先で抑えられてグリグリこねくり回されているような、コンタクトレンズをつけたまま眼球をぐるぐるいじられているような、不快感。

痛みではないのだが、めちゃくちゃ嫌な不快感。

「終わりました。次は左目をやりますね。」

右目だけが出るように顔にかけられた布を、今度は左目だけが出るように位置をずらす。

点眼麻酔を追加して目をつぶる。右目と同様に眩しすぎる光を当てられてちょっと辛い。何か別のことを考えてやり過ごそうとするが、右目の時とは違って、左目の場合にはこれから起きることすべてを知ってしまっている。

「またチクッとしますよー」

チクッとした感触を左目に感じる。また左目には常時水の様な液体がかけられている。この液体は大変気持ちいいというか、心地いいものだった。

北澤先生は終始穏やかな声で話しかけてくれる。

他の手術を受けたことはないが、この先生にお願いして良かったと思った。これが食べログなら迷わず5点をつけていただろう。

「もうレンズ入りましたよー。またちょっと圧迫感がありますー」
そして左目に、目の中に指を入れてグリグリ掻き回されている様な不快感が走る。気持ち悪い。しつこいようだが痛みは無い、ただただ、不快感なのだ。気分としては1分ぐらいだろうか、不快感にももう耐え切れず、脳内は嫌だ、嫌だとしか考えられないピークに達したところで、手術は終了した。

眩しい光が取り除かれ、レンズの位置をチェック。

「はーい終わりました。ゆっくり目を閉じてゆっくり開けてみてください。」

瞼を固定した器具を外され、言われた通りにゆっくりと瞬きをする。コンタクト装着時にゴミが入ったような異物感が両目にある。

手術室を出てすぐ横のリクライニングチェアに横になり、休憩するように言われる。

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紙コップに入った水と、目薬2種類、薬の説明書を渡され、指定した時間に点眼しながらゆっくり休むように言われる。

視力はと言うと、残念ながらまだ視界はぼやけている。

壁にかかった時計を見ながら支持された時間に点眼をしようとするが、長針がどこにあるのかよく見えない。

そのまま、リクライニングチェアで目を閉じたりぐるぐる周囲を見渡したりして、感触と見え方を確認する。

終わって休憩中。点眼麻酔して痛みはゼロ。圧迫感というか眼球抑えてグリグリされている感で不快な時間が数分ぐらいでした。2015年12月4日 15:10

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ちょうど終わって30分経過、右目は異物感も無し。左目はコンタクトにゴミ入った様な違和感。右目を先に手術したからかな。時間経過とともに。壁の時計がよく見える様になってきた。2015年12月4日 15:13

この時は次第に見えるようになってくる視界と、異物感の軽減があったのだが、かなり不安だった。何となく素人感覚だと、レンズを埋め込んだらいきなり視力が回復しているんじゃないかと思っていたからだ。

30-40分ほど休んで、それから目の検査と視力検査を受ける。良くある顔を機械のまえに出して、気球の様な映像が重なるのを見る奴と、目にプシュプシュっと空気を当てる検査、後は一般的なCのどこが空いているか答える視力検査。

視力検査して、現時点で0.6ぐらい出ていました。麻酔その他薬が切れて明日朝にはクリアに見えるとのこと。2015年12月4日 15:28
気球とぷしゅとアナログ視力検査の3つ 2015年12月4日 15:32
検査結果は今待ってる診察で説明らしいす。点眼3種類を1時間おきにするのが大変。。2015年12月4日 15:46
 術後1時間、異物感がだいぶ減ってきた。2015年12月4日 15:49
診察完了、異常無し無事完了しましたー。あっけなかった。。2015年12月4日 15:59

目を傷つけないように花粉防止メガネのようなメガネを受け取り、装着。

目薬が今日は1時間ごとに3種類指すという指示が出る。もちろん3つ同時に使ってはいけないらしく、15:00/15:05/15:10というように、5分感覚を開ける。これが1時間おきだから今日は起きている限りずっと目薬をさすことになる。

(5)手術後、当日寝るまで

オフィス着。1時間おきの点眼3回目。左目だけ光の見え方に残像が出てオモロイ。人間の目って不思議なもんだ。。2015年12月4日 16:51

この時点では、左目だけは信号機など光を見たときに全体がぼやけていた。

不思議だと強がっていたが、これが噂の後遺症なのかと内心ドキドキしていた。これが一生続くとしたら、ちょっと辛いなとも思っていた。

1時間おきの点眼8回目。目と鼻って繋がっているらしく目薬が喉の奥から漂ってきてちょっとキモイいw左目の残像は消えて、右目は光の左側に残像が出るようになった。おもろい。酒は飲めないし食欲ゼロだけれど飲み会に顔を出して早めに寝ます。。2015年12月4日 20:27

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この写真のイメージを想像してほしい。

車のライトや信号を見ると、なぜか左下90度の部分だけ虹のような光が見えているのだが、時間の経過とともに見え方が安定してきているのが嬉しい。

同じ席に座っているのに、16:30ごろに見えなかった遠くの張り紙の文字がいまははっきり見えているw感動。 2015年12月4日 20:27
点眼?回目。無事アルコール飲まずに飲み会終了。右目の光の見え方はかなりクリアになってきた。左目は光の周辺が全体的にもやがかる感じ。レンズの違和感や異物感は全くなくなった。そして、普段見てる景色が変わった。写真で言うとピントが合う感じ。特に遠く。いつもの街並みが、ビルの袖看板までみえる。感動。写真奥の献血の文字まで見える。2015年12月4日 23:54

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その日の夜中には、異物感は全くなくなり、感動の瞬間が待っていた。

いつも歩いている新宿駅東口のアルタ前。それは普段見ている景色ではなかった。鮮やかな色にまみれたクリアでシャープな視界。例えるならば、写真を撮影している時にピントが合っているという感覚。

思わず歩くのを止めて、あたりを見渡した。感動のあまりその場で写真をとって、サロンのみんなに向けて投稿する。この写真のビックカメラビルの左の方に「献血」という看板があるのだが、写真では全くわからない。これだけ離れたビルの袖看板の文字までが見えるようになったのだ。

もし私が作家だったら、この感動を文字に載せて書く事もできるのだろうが悔しいことに私の文章力ではこの感動を伝えることはできないだろう。

けれども、あの日見た景色は一生忘れない。

今思い出して書いているだけでも、目に涙が滲んでいる。

それほどに、感動的でそして手術が成功したことをやっと自分で実感することができたのだ。

多分今日は目が疲れてるので、明日朝起きた時が楽しみっす。 2015年12月5日 0:12

(6)手術翌日から4日目まで

午前中から大学へ。7時間程寝たので気分は快調。夜と違って街灯や信号機を見ても光のぼやけた感じが無いので歩きやすい。眩しい方向を見ると、視界に大きな丸い枠の様なものがチラチラ映り込む。レンズの輪郭?消えるか慣れるといいな。昨日とは違い手元もはっきりと見える。スマホの文字入力でもピントが合う感じ。点眼は3種類を1日4回12:00から診察。2015年12月5日 10:47

土曜日はビジネススクールへ通っているために、翌日は大学へ。夜よりも歩きやすい。光の輪だけが残っているが。

目を守るために保護メガネを渡されているのだが、これがなかなか慣れないw耳痛い。。。花粉防止メガネで代用できそうなので夕方JINSに行ってこよう。書くのを忘れていたぐらい異物感や痛みは無い。よかったー2015年12月5日 10:54
 診察待ちなう。予約後のこういう待ち時間って気になる。10分以内だといいな。→直ぐ呼ばれたwこういう対応は地味に嬉しい。左右とも1.5出てました。両目で2.0ギリ見えないぐらい。左右のバランスが良いから問題無いだろうとの事。2015年12月5日 12:16

なんと視力は1.5以上見えていた!!感動だ!!

昨夜の景色に感動したものの、やはり数値として言われると改めて嬉しい。

術後1時間ぐらいで視力0.6だった時は不安でしたが、1日でこんなにクリアになるとは。現状、夜の光の見え方以外いい感じです。満足度95ぐらいです。2015年12月5日 13:08

ちなみに、ICLを受ける前の視力は両目で0.1以下。両目で、アナログな視力測定器の一番上の大きい円が見えない視力だ。

ところで、今後視力がずっと保たれるかというとそうではない。これはレンズが衰えるという意味じゃなく、自分の視力が低下するのは今までと変わらないので。例えば、自分の左眼は25歳の頃は-2.5というコンタクト度数だったけれど、最近は-3.25だった。こういう視力の衰えは、レンズを入れてもまたふつーにあるそう。

2日目の夜突入!!信号機や車のバックライトなど、昨日見えていた扇子の様な1/4円扇型の写り込みが左右とも消えた。光源の周囲が若干ぼんやりしているが、許容範囲。よく見ないと気づかないレベル。その代わり、明るい方を見るとレンズの縁が丸く白い光っぽく見える。二重に。メガネに蛍光灯が反射して見える様なイメージ。これは昼間の眩しい時もそうだったから、これは消えないのかも。慣れだな。この程度なら不快は無い。2015年12月5日 17:07
ちなみに目薬が3種類あって当日は1時間に3種類それぞれ5分間隔なので、むちゃくちゃ面倒。15:00A/15:05B/15:10C/16:00A…寝るまでこの繰り返し。あと、寝るときに2週間はペットと一緒に寝ちゃいけないらしい。毛が入ったり舐められたりするのを防ぐために。うちは猫2匹いるのでメガネして寝てますw翌日からは朝昼夕方夜の4回に、5分間隔で3種類目薬点眼一応、当日と翌日は仕事しちゃだめらしいが、そういうわけにもいかず軽く仕事はしてる。2015年12月5日 17:28
 術後3日目レビュー昼頃起きて007スペクターを観に歌舞伎町東宝シネマへ。保護メガネ持っていくの忘れた。。ポジティブに言うと忘れるぐらい違和感が無いということ。字幕がはっきり見えるし、映像に映り込む景色や細かい仕掛け、細かい道具がしっかりとみえる。改めて視力1.5の感動。映画鑑賞中は当然暗くてスクリーンが明るい状態だが、光のチラツキなどは無し。余談だけれどスペクター面白かったのでぜひ。2015年12月7日 11:41
スカイフォール観て無い人は伏線がいくつかあるので、観てから行くと更に楽しめる。その後飯食って大学のレポート書いてネットイベントへ。室内の蛍光灯だと丸く白い光がチラつく。コレが出るとサイボーグになった気分で楽しい。将来、機能性眼内レンズ埋め込みで色んな事が出来るんでしょね。3件飲んで帰宅。コンタクト外さずにベッドにダイブ出来るのも幸せ。2015年12月7日 11:41
術後4日目、昼前に起きてUberで東新宿へ。毎日乗るけど久しぶりのレクサスだと今日はツイてる気がする。車内で点眼、1日4回3種類の点眼も慣れた。日中は眩しい方向を見ると光の輪がチラつくが、それ以外は快適。※ネットイベントで、これ見てる人多い&興味持ってる人が居たので当分、経過報告継続します。※書いているのは個人の感想です。リスク0ではありませんので自己責任でお願いします。2015年12月7日 12:03

(7)5日目以降

ICLのデメリット

良いことばかり書いてもしょうがないので悪い事も書こうと思う。

1、夜や室内で光を見ると、丸い大きな光の輪がチラつく。

→どうやらこれは消えないっぽいので慣れるしか無い。光源の周囲のボヤけや写り込みは2日目にはほぼ消えたのだが。

自分は出来ない言い訳言う暇あるならどーやったら出来るか考える前向き思考なので気にならないが、何かにつけて文句言う後ろ向きな人はこーゆーの気になって嫌かもね。

2、比較的高い。

ホールICLで60-70万ぐらいだった気がする。

高いか安いかなんて個人の感じ方だけど、レーシックと比較すると高い。

3、目薬めんどい

手術当日は3種類を5分間隔で、1時間に一回。

翌日以降、3種類を5分間隔で、1日4回、

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それぞれ目薬をさす。

目は鼻と繋がっているらしく、目薬がはなの奥から胃にかけて不快感を引き起こして食欲が湧かない時がある。特に初日。

こんな感じ。

あと、これは自分で調整出来るけれど、貰った保護メガネの質が悪い。レンズすぐ曇るしすぐ汚れるし耳痛いし。自前で用意した方がよろし。

レーシックで近くが見えづらいという話はたまにネットで見かけますね。自分は距離10cmでもスマホの文字ピント合って快適なんですが。個人差なのか、ICLだからなのか。。2015年12月8日 0:49
今日は17:00から1週間検診この1週間は快適で、今室内の蛍光灯の下にいるけれど、例の光の輪郭のような大きな輪は気にならない。慣れるもんですな。視力がどの程度に落ち着いたのか楽しみだ。2015年12月11日 15:45
診察完了!左右とも1.5、両目2.0、乱視無し、現状良好。執刀して頂いた北澤先生と話して、快調だからと目薬刺さなくなると後で後悔するから、目薬はしっかりと刺す様に釘を刺されて診察終了。XXXX(個人名のため伏せる)さんとも初ご挨拶。次は1/8検診。目薬3種類貰って帰る。夜の同じ景色だけど、手術翌日の景色よりクリア。イルミネーション程度なら光のリングは出ない、又は出てるのかもしれないけど気にならない。ええ感じ、やって良かったわ。2015年12月11日 19:08

(8)術後一ヶ月

今日は1ヶ月検診!これで問題なければプールも運動も解禁でトライアスロン練習が出来る!1月8日 14:51
自分が受けたのはホールICLですがレーシックも含めて、何かにつけて心配性の人は、性格的に向かないと思います。自分の例しかわかりませんが、現時点で読書もスマホも問題ないすね。レーシックは近距離が見えづらいという説明だったのでしょうか?1月8日 15:56
1ヶ月検診終了左右1.5、両目2.0、順調!目薬がいま使っている3本が終われば、1本に減る。1月8日 17:59
ということで、検討してから2ヶ月、実際に手術してから1ヶ月、このスレのおかげで大変良い思いをさせていただきました。1月12日 21:59

(9)現状と、まとめ

この記事を書いている今日は2月3日、手術から2ヶ月ぐらいが経っているという状況だ。目の状態は絶好調。夜の光の滲みやチラツキは全くないし、蛍光灯の下や昼間の眩しい光の時に気になっていた「レンズの淵の様な輪」は気にならなくなった。意識して見ると出ているような気がするのだが、人間の適応力とは素晴らしいものだ。

ホールICL手術という視力回復手術を受けた私が言いたいことはこの4つ。

・どこを選んでいいかわからない時に、神戸神奈川に決めることができた

・事前に色んな専門家の意見に触れることができた

・紹介割引で7万円引いてくれた

・1人で抱え込まずに進捗を共有しながら当日を迎えた


手術を受けると決めたのも、レーシックではなくホールICLにしたのも全て自分で決めたことなので、失敗しても成功しても自分で背負い込もうと思っていた。

けれども、やっぱり最初は不安だったし、失明したらどうしようとか、どういうマイナス面ばかり気になっていたし、どれが正しい情報なのかわからなかった。

14000文字というこの記事は原稿用紙で言うと35枚か。

ついつい当時のメモを見ながら詳細に書いていたら、長くなってしまった。特に、スマホで見ている方は苦行だっただろう。

けれど、自分はレーシックを探している時に、この自分が書いているような記事を読みたかった。

・クリニック公式のいいことしか書いていない情報

・体験談として中立に書かれている風に見せて、最後にアフィリエイトリンクが貼ってあるブログ(申し込めばお金が入るのだから、いいことしか書かないだろう)

・レーシックに失敗した人や、そういう新しい技術を認めたくない人たちが作ったアンチ的情報

ググっても基本的にはこの3種類の情報しか出てこない。

私のこの記事は、100%リアルガチ情報だ。

登場する人物や団体は全て実在し、堀江サロンに入れば上記のやりとり以外に、ガチの医者同士が討論している衝撃的な長文もまだ投稿が残っている(笑)

もちろん、私の名前荒木賢二郎は本名だし、顔も出している。顔と名前を出した人間が本当に、本当の情報を書いた記事だ。

もし、何かレーシックやホールICLについて相談があれば、喜んで相談に乗ろう。コメント欄ででも気軽に聞いて欲しい。


最後に、レーシックやホールICLを受けるか悩んでいる人にアドバイスを。

1、お金が無い人はやらないほうがいい

⇒目の健康は一生ものだ。だから、レーシックは値段を気にせずにクリニックを選んだほうがいいと思う。特に、自分の実体験から言えることは、貯金がある人であれば、レーシックではなくホールICLをおすすめする。しかも、神戸神奈川クリニックの執刀医北澤先生を指名したほうがいい。


2、まず検査に行ったほうがいい

⇒検査でNGと言われた時には本当に凹んだし、同時に、じゃあ大学生の頃とか受けるか悩んでいたのとかなんだったのだろうかと。そもそも検査をしていれば、無駄に悩むことはなかったんだなーっと。


3、ネットの情報を信じるのはほどほどに

⇒結局それぞれ利害関係があるので、ネット上に散らばっている情報に振り回されないほうがいい。自分で判断して欲しい。


4、向かない性格もある

⇒自分は、あまり細かいことを気にしないタイプだが、神経質な人はたぶん向かないと思う。ちょっとしたことで手術のせいにして、イライラするかもしれない。


5、結局、やったほうがいいのか、やらないほうがいいのか?
⇒責任が取れないので、自分で判断してください。

絶対に、絶対に責任を問わないからどっちか教えて、という話であれば、やはりおすすめということになる。

おすすめというか、正直自分じゃない他人が手術を受けようが受けまいがどうでもいいと言えばどうでもいいんだけれど、1つだけはっきりしていることがある。

私は、受けて良かった。満足している。点数をつけるのであれば99点。

残り1点は…目薬がメンドくさいということぐらいで。まあ、それもそろそろ刺さなくて良くなるんだけども。

1人でも多くの方が、本noteで何か問題を解決されることを願います。


■2016/6月追記

手術を受けてから半年が経ちました。

目の方は順調で、手術をしたことをすっかり忘れています。

 コンタクトをしていた頃は目薬を常備していましたが、今はそういうこともなく。

 これから手術を受ける方はどんな気分でしょう?

 自分が受ける時には、こんなリアルな体験談は無かったから、今この記事を読んでいる方は、事前にどんなフローなのか読めているだけ自分よりも幸せですよー!でも、受けないという選択肢もあります。これからもっと良い技術が生まれるかもしれないし、20年後に思いもよらない何かがあるかもしれませんし。慎重に悩んだ上で、けれども検査はすぐに行って、自分の知識を増やした方が、後悔のない選択ができると思います。

 ちなみに、自分の友人知人たちが何人かレーシック、ICLを受けたみたいです。文章書いた甲斐がありますね!

 では、これから手術を受けようとしている方の幸運を祈って。





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