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晴耕雨読

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最近の記事

想像上の普通

逆走する美術館 情報量の多さに戸惑い、フィレンツェの美しい街並みには「すごいな」と言うことしか出来なかった 責任を持つということ、何かが残るということ、もはやこの世界に個性など存在しないのではないかと疑問に思うこと 買い物に行く時に個性が出る どこかのラッパーさんが言っていた 考え方は先代・現代の人の言葉を借用していると思う 僕のオリジナルは、誰が決めて、僕の生き方は、誰が決めるの 買い物は楽しい 消費するものと、維持・保持するもので考え方は変わる 消費するものに関し

    • 語るしす

      エッセイを久しぶりに読んだ。ふかわりょう氏の「世の中と足並みが揃わない」というエッセイ。エッセイをどこか下に見ている。文学や哲学の書こそが、本屋で、新品で買ってブックカバーもかけてもらっちゃうものだと。エッセイは、メルカリで買ってメルカリで売るもの。消費のために生まれた儚い存在というとかっこいい、薄いのだ。それっぽいことをそれっぽく解釈する、内容的に薄い紙。ゴーストライター。エッセイストってなんじゃい、と、ツッコミが入るのも無理はない。紙の無駄使いという解釈でしかなかった。

      • アラーム

        iPhoneはアップデートしないといけないから、大変だ。iPhoneもいつアップデートできなくなるのか、気が気じゃないはずだ。 「アップデート」は、成長か、衰退か 便利を押し付けないでくれ、便利にうなされるんだ毎日。キングオブ。 これは僕が望んだことだ、君がどうこう言っていいものではない。 ・君に認められたい ・朝の嘘ルーティン〜こんな毎日が愛おしい 起床、紙のノートにアイデアを書きまくる、考えすぎて腹が減る(腹が減らなければ、戦は起きぬ)、ウォーキングをしたいけ

        • 僕の生きている世界には、鳩もいる

          確か、現実は、嫉妬にバターを塗って食べる、ということの繰り返しで、バター以外の味付けはないのだった。 バター以外のものをつけて食べてみたいとも思わないのだ。 周りには羊、鳩、2人の巨人、3人の老婆が各々の生活をしていた。皆、自分がどこにいて何をしているのかすらも分からないが、1人(1匹)500gのステーキとサラダ、一切れのパンが支給される。精神は安定し、空腹になることはない。 「あー、面白くないときに面白くないと言える人になりたい。」 と鳩が言う。 「鳩が人?人が鳩

        想像上の普通

          車内は静かで、どこかどんよりしている

          2021年 6月18日15:37 最近感じた違和感について。 ・ミニマリストの流行 ミニマリスト 持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。 自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。 ・趣味で読書、映画を答えた時のアンサー「年に何冊・何本?」 ・「〜しました。」の報告 ・「そんな喋り方しないだろ…」っていう文体 ・メシ屋を決める時の判

          車内は静かで、どこかどんよりしている