柴田 秀夫@株式会社ARAKADO/代表取締役

システム開発のプロジェクトマネージャー専門会社 株式会社ARAKADO 代表取締役 柴田 秀夫 https://arakado.co.jp

月刊プロジェクトマネージャー

システム開発におけるプロジェクトマネージャーのノウハウや心得

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開発プロジェクトと運用フェーズ ~ 稼働後の炎上を起こさないために

「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」は悲しい気持ちにさせます。 ブラックボックスから脱却し重厚長大な仕組みを疎結合で作り上げた新システムは、従来に比べて運用コストが低くスピード感を持って改修できるようになったと力強く書かれているのに、稼働後にシステム障害が多発したことで社長と頭取の引責辞任が決定してしまいました。 どんなプロジェクトでも本番稼働を無事に終えた開発PMは、やり遂げた思いでほっとしているはずです。みずほ銀行の件は、企業文化が大きく関係しているとはいえ、システ

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DXの実態【2025年の崖】は本当に起こっていた!

トレンドでもあり経営層にもキャッチーなDX。企画構想での夢広がる未来感は、実行計画では単なるシステム刷新プロジェクトにトーンダウンして、いざ実行フェーズに入ると予定通りに進まない。2025年の崖は、面白いように目の前で起きています。 トップダウンで推進しても立ちはだかる現場の抵抗と現行システムの見えない仕様の壁にぶつかり、経営層の思いが現場に届く時にはDXパワーは減衰しています。 最初から現場の抵抗を見据えて「現行システムをベースにしつつ現場の意見とデジタル要素を取り入れて・

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クライアントフェイシング ~ ITエンジニアのコミュニケーションに違和感 ~

常に下から接する人、一方的に説明する人、辛さばかりをアピールする人、日常ではあまり見かけない人達がシステム開発の現場では多くいます。業界特有なのかITエンジニアにありがちなのかは分かりませんが、とても不思議です。 クライアントフェイシングとは、外資コンサルで使われる言葉で、クライアントと対峙する行動を示します。簡単に言えばクライアントとのコミュニケーションですが、システム開発の現場で見かけるクライアントフェイシングは、違和感の宝庫です。 1.会話をしようよ 「この機能につい

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外資コンサルでよく聞く”マインド”の正体(後編) ~ 優秀なPMに共通する6つの特徴 ~

PMになったら最初にやることは何か? 学校のテストに満点はありますが、仕事では満点が何点かわかりません。 システム開発プロジェクトはQCDの達成を目指しますが、それを合格点と考えたとしても、クライアントによってもプロジェクトメンバーによっても満点の点数は異なります。 PM自身が何点満点を目指すか、何をしたら点数が減っていき、何を達成したら満点となるかを考えること、それをプロジェクトメンバーに打ち出すこと、それがPMになって最初にやることです。 1.PMはプロジェクトの基準

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