200社以上のスタートアップ経営者と会ってわかった”成功する3つの資質”

こんにちは。コンサルタント&ビジネスプロデューサーの新井庸志です。


今回は、スタートアップが成功するために、経営者はどんなことを気にすれば良いのかという点をお伝えしたいと思います。

私はこれまで1000社近くの経営者とお会いし、そのうち約200社はスタートアップの経営者とお会いしてきました。社員数名の時にお会いして、今は数百名、数千名の企業の経営者の方もいます。そのうち何名かは毎年お会いしているのですが、よく言われるのが、私に会うとプラスになっていくとか、毎年訪問してもらえるように頑張っていますという言葉です。こうした言葉を聞くと、むしろ私が力をもらっているようにも感じています。

さて、これまでお会いしてきて、企業を成長させられる経営者の特徴があります。

1. 判断が早い(基本即決)

まず最初は「判断が早い」ということです。何か案件が会った時「考えます」はありません。「やります」か「やりません」です。20年前、ソフトバンクの孫社長とのミーティング時間は、一件あたり5分。内容は億単位の金額をかける広告キャンペーン。良いか悪いか即決です。数年前、何かのツイートに対して、すぐ「やりましょう!」というリプライをするという形でも話題になりました。

また、先日訪問した地方の実業家兼スタートアップ投資家。地方創生関連、インバウンド関連などで注目され、メディアでも取り上げられることが多い経営者です。彼は「失敗しても大きなダメージにならないんだったら、まずはやってみることにしています。だから提案歓迎なんです」と言っていました。

かつて、じっくり考えてから行動することが良い時代もありました。経済は右肩上がりで、昨年と来年で企業を取り巻く環境が大きく変わるケースはまれでした。その中では、じっくり考え、議論し進めることが有効でした。しかし、現代では、来年がどうなるかわからない時代です。経営者の判断の早さは、企業の成長にとって、最重要な資質です。

2. 言葉より行動

判断が早いと近いのですが、言葉よりも行動です。言葉が悪いわけではありません。ただ、聞こえの良い受け答えをするものの、行動に移せない経営者も少なからずいます。これまでの経験の中で、受け答えが悪かったり、その場で返答しない経営者でも、次にお会いしたら行動されているという経営者の企業は成長しています。決めたら、とにかく実行することも重要な資質です。

3. プラス思考

言葉より行動をしてもうまくいかないことがあります。むしろ、うまく行かないことの方が多いしれません。それでも、プラス思考で、改善したり、取りやめたりできる経営者の企業は伸びています。スタートアップや中小企業の経営は、かなりの確率で、いつもヒヤヒヤしながらしている部分があります。しかし、どこかで「なんとかなるさ」「なんとかしよう」という気持ちを持ちながら、何があっても前向きな考えを持っています。メンタルコントロール、常にプラス思考を持ち、その姿を見せることも、重要な資質です。

結論

判断が早く、行動が早く、プラス思考。この3つの資質は、業種不問で、企業を成長させる上で重要な資質です。失敗があっても、仲間が増え、支援者が増え、お客さんが増えていくので、続けていくと成功していきます。これまで出会った経営者で、今は有名経営者でも、私が最初からずば抜けた才能だと感じた人は片手ほどです。ほとんどの経営者は、特別な能力よりも、この3つの資質を持ちながら、努力を続けた結果の成功なのです。

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私は経営・マーケティングコンサルタントで、これまで100社以上の企業をサポートさせていただいています。それとは別に、経営者のPRやカウンセリングを目的としたオンラインサロンをして、多くの経営者にご契約をいただいています。通常のコンサルティングは15万円からの契約になりますが、こちらは月額1万円でお受けしています。内容は以下の通りです。

▶︎ 電話・Webでの経営者カウンセリング・コーチング(1時間/月まで)

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お読みいただき、ありがとうございました。

コンサルタント

新井 庸志

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