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こんなもんで、 よくない。

「こんなもんでいいでしょ」という仕事の数々が、
人の心を廃れさせる。
自分なんか大切にされていないんだ、という感情はつらい。

「仕事は丁寧に越したことはないよ」、
という母の言葉と重なる。

ひとのためでもあり、自分のためでもある。
こんなもんで、が溢れた世の中にはしない。

もう1つ、「見る」こと。じっくり観察すること。
そうすると、よく見れるようになること。見方が変わること。

そのとおりだと思う。謙虚に、じっと見る、ことを意識したい。

最後に、私たちは会社に仕事を買いに行っている、という解釈の仕方。
確かにそうかもしれない。
自分の身の回りにも、解決しなければいけない課題、困っている人たちはたくさんいるのかもしれないのに、
わざわざ仕事を買いに、そのために自分の時間を全部会社に預けるような形で働いている。

自分で仕事を作れないのだから、まあありがたいけれど。
でも本当に自分で仕事って作れないのかな。

西村佳哲(2003)『自分の仕事をつくる』晶文社。

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