見出し画像

烈子さんから始めるデスメタル

あそう

はじめに

サンリオが推し出しているキャラクターの1人。アグレッシブ烈子

日々のたまったストレスをカラオケでデスボイスでデスメタルにのせお届けする従来とは違う路線のキャラクター。キャラクターのKAWAII文化にのせてデスメタルが日の目を浴びるかもしれませんね。
サンリオの理念みんな仲良くと反社会的なイメージのデスメタル。一見相反するものだがみんな仲良くを愛するサンリオファンにこそぜひデスメタルを聞いてみてほしいと思う。
どちらも好きな私がKAWAIIとデスメタルに虹の橋をかけるべくサンリオファン向けにノートを書こうと思います。


あらすじ

サンリオファンにもデスメタルを聞いてほしい、これを目的に書きました。
まずは、一部のメタラーに烈子さんがあまり良い目で見られていない理由を説明していきます。サンリオメタラーだからこそわかるメタラーの繊細な部分に触れていきます。
次にデスメタルとはどんなものかをまず理解してもらおうと思います。デスメタルの歴史などを長々述べますが、興味が無ければ要点だけ抑えれば大丈夫です。
デスメタルの概要を理解してもらったらなぜサンリオファンにデスメタルを聞いてもらいたいのかを説明します。
最後にデスメタルを実際に聞いてみたいという人向けにお勧めをあげます。



メタルファンに好かれない烈子　デスメタルへの誤解

画像1

まず、烈子さんが一部のメタルファンに好かれない理由とデスメタルへの誤解について。黒字だけ読めばよし。

メイク

デスメタルと聞いて白地に目の周りを黒く塗った「コープスペイント」を思い浮かべる人もいるかも。
でも結果から言うとデスメタルはメイクしないです。ノーメイク。というかデスメタル好きな人は白塗りメイクが嫌いです。デスメタルって白黒のメイクする人でしょ？ってまじでデスメタル好きな人に言うとおこられちゃいます。

なぜそういうイメージになったのか。日本においてお茶の間レベルまでヘヴィメタルを普及させたバンドであるＸＪapanと聖飢魔Ⅱ。Ｖ系の元祖であるエックスとデーモン小暮閣下率いる聖飢魔Ⅱの活躍でメタル＝メイクになったと思われます。
いまや大相撲の解説やお昼のコメンテーターとしても活躍する早稲田出身の悪魔。デーモン小暮閣下。彼のバンドは音楽性は正統派メタルでデスメタルではない。
（余談だが日本ではメイクだけして技術が伴わないバンドを揶揄した表現をヘヴィメタというのでメタルファンにヘヴィメタルのことをヘヴィメタというと怒る人もいます）

さらにデスメタルを題材にした漫画デトロイトメタルシティでとどめ。
メタル＝メイク＝デスメタルに…
メイクをするのはブラックメタルという、これまたデスメタルと同じ時期にはやったジャンルの人たち。デスメタルとは違います。

まとめると

画像2

↑デスメタル＝ノーメイク＝死生観などが主にテーマ

画像3

↑ブラックメタル＝コープスペイント＝宗教が主にテーマ

烈子さんはメイク顔になるから、実は見た目はデスメタルではなくブラックメタル系なんですね。デスメタルをうたっているのにメイクするのは、デスメタルファンからするとかなり嫌な感じがしますね。
これを例えるならキティちゃんのTシャツ来てディズニー行く感じです。


サイン

画像4

メタルにはメロイックサインというのがあります。みんなこれをします。これは「ロックしようぜ！」とかそんな意味があるのですが、これもよく間違われる。ダイゴのウィッシュとかビューチフォーポーズでやるひと。これがちがう。親指はしまう。これが正しいポーズ。よく混合されるため、にわかかそうじゃないかの見分けに使われます。
烈子さんは親指がでているため、メタラーのやるメロイックサインではありません。


烈子さんが好かれない理由

上記を読めばわかるかもしれないが、烈子さんは変身時にメイク顔してるわりにデスメタル、メロイックサインも間違ってる、EDもデスメタルというより不純物がはいったサブジャンルのデスメタル…
にわかあるあるの詰め合わせって感じなんですね。本当にデスメタル知ってるのか懐疑的…ということです。

これを感覚的にサンリオで例えるなら、ミミィちゃんをキティちゃんと言う、シナモンは女の子じゃないの？と言われるぐらいの感じです。別に間違っててもいいじゃんと思うけど嫌な人はすごく嫌ですね。

とくにメタルは何かにつけ反社会的だとか、全く関係ない犯罪者がたまたまメタル聞いてたから教育に良くないとか、散々不当な扱いをうけてきたのでこういうのに敏感なんですね。メタルを食いものにした漫画の偏った表現や報道でまた生きづらい世の中になるんじゃないかと危惧しているのです。

烈子さんはたしかににわか臭ぷんぷんするけど決してメタルを落としめるほどのものじゃないし、デスメタルは場合によってはみんな仲良くにつながるかもよって事でした。



そもそもデスメタルって何？

画像5

ここからは独断と偏見です。ここからは独断と偏見です。（大事だから2回言います）デスメタル史とデスメタルの構造について書いていくので、本当にデスメタルについてしりたいわけじゃないなら読まなくて大丈夫です。

まずデスメタルとは何か。
私の考えでは音楽を知るために大事なのが２つ。どんな音楽でどんな思想と歴史があるのか。つまり音楽性と歌詞の内容。学問としてどういった音楽なのか？どういった歴史でどういった思想がそこにあるのか？これが大事だと思っています。

テレビから流れてくるポップスをメインに聞いている人からするとデスメタルのイメージは「うるさい」「こわい」「はげしい」こういったものではないでしょうか？なぜデスメタルは「うるさく、こわく、はげしい」のか？

デスメタルを知るために簡単にデスメタル史を解説していきます。
デスメタルは1990年代前半にアンダーグラウンドな存在として栄えます。（音楽業界全体ではヘヴィメタルは落ち目で、メタルのなかでは栄えた）
1980代にヘヴィメタル（デスメタルやその他のサブジャンルを含めた総称）に一気に火が付き、栄えるものの商業主義（金もうけのキャッチーな歌詞やポップなメロディ）に走った結果ファンがはなれ失速。
1990年代はヘヴィメタルは黎明期に入ります。（80年代はお金もあり栄えたが、金儲けの為にヘヴィを忘れファンにこびポップ路線へ走り低迷）。メタルはダサいとされてしまった1990年代でもう一度メタルとはなにか、ヘヴィとはなにかをみつめなおし、アンダーグラウンドで、日の目を浴びない場所で踏ん張っていたのがデスメタル。商業主義的なメタルへの反発としてできました。
ヘヴィメタル全体が黎明期で金が無いため、このころの古典的なデスメタルは音質が非常に悪い。（ファンにとってはそれがいいが多くの人は耳障りだろう）お金がないなら誰でも共感できる日常的な歌詞ではなく、金の為に書く連中にはできない歌詞を書こうではないか
そうした考えが主流になった結果「死、殺人、反宗教、異教信仰、性的倒錯、社会批判、…」
こういった一般受けのない歌詞になる（これが怖いの原因）。そしてそういった内容を表現するためにヘヴィが必要となる（これがうるさい、はげしいの原因）。これだけに限らないがわたしが思うに反商業主義がもとで生まれたのが90年代のヘヴィメタルであり、そのなかのもっとも有名なサブジャンルのひとつがデスメタルである。

画像6


商業主義バンドの構造

商業主義から見るポップスとデスメタルの構造について例をあげて説明してみる。
まず私なりに商業主義（たくさんＣＤ売りたい）の立場にたって考えてみる。たくさんＣＤ売りたいのでできるだけたくさんの人に手に取ってもらうべきだと考える。
まず歌詞。できるだけたくさんの人に共感できる歌詞（できるだけたくさんの人がＮｏと言わない）
次にメロディ。できるだけたくさんの人に共感できるメロディ（できるだけたくさんの人がＮｏと言わない）
そしてＣＤジャケットやパフォーマンス、メンバーのビジュアルもそう。
結果、例えば100人中98人が納得できる歌詞。その98人中96人が納得できるメロディ。96人中95人が納得できるパフォーマンス。。。。
こうすると100人中95人はＮｏを言わないＣＤができあがる。
95/100人が手に取る可能性があるＣＤのできあがり。売るためのＣＤ。これが大量生産大量消費による商業主義だ。

前半で述べたとおりここではデスメタルとは反商業主義（の考えが大小なりともあるとする）である。つまり考えようによっては、デスメタルはたくさん売るために犠牲にしてきた人たちのための音楽、つまり、5/100人のための音楽だともいえる。薄く広い95人より、弾かれたこの5人に強い共感が得られれば良いと考えている点が商業主義とは違う。少数派救済の役割もあるのだ（これはかなり言い過ぎなのは理解してる）

ここでわかりやすくするため例をあげてみる。上記の説明でわからなければ下の例をみてもらいたい

画像7


例えば恋愛をテーマに曲を作るとする
商業主義なら恋愛ソングはこうなる。
ほとんどの人が経験した学生の頃の甘酸っぱい恋愛体験、ほとんどの人が耳に残り口ずさむメロディ、ほとんどの人が親近感をいだく甘いビジュアルを組み合わすことでほとんどの人が共感できる恋愛ソングができる。

商業主義なら恋愛ソングこうなる。
多くの人の共感のための音楽からもれたひとのために作るなら、例えばLGBTに向けた歌詞、彼らが受けてきた境遇を描くため重いメロディ、セクマイをアピールするためのレインボーカラーにすることでＬＧＢＴの人には強い共感を得る恋愛ソングができる。

といった風になるだろう
逆に、例えば平和主義テーマにしたとき、そのまま平和の素晴らしさを説けば愛を軸にしたポップスになるかもしれないし、戦争の悲惨さから平和主義を説けば、殺し合いの醜さを軸にしたデスメタルになるだろう。
（実際に世界平和を歌ったデスメタルバンドは存在する。かなりレアなケースではあるが）

異性を愛すると言うのがあたりまえという常識を壊す歌詞、世界一人口の多いキリスト教を批判する歌詞、動物を食べるのを良しとせず植物のみを食べよという歌詞…
売るための音楽、みなが共感するための音楽では書けないこと。それをデスメタルやその他のジャンルが担っているのではなかろうか？商業主義と反商業主義の立場の違いから歌詞や音楽性に違いが生まれ、その結果デスメタルが生まれる要因のひとつとなった理由が理解できたのではないだろうか？


デスメタルとみんな仲良く
デスメタルは共感のための音楽ではなく、全ての人が理解できるように作られていない。反社会的な歌詞、そのための過激なパフォーマンスになってしまうことも多々ある。
しかし「社会的」や「常識」とは世界の多数派が決めたことであり環境や時代が変われば常識は変わる。一部の宗教では殺人は時として正しくなるし、ある時代では参政権が男性のみなのは当たり前だったし、一部の民族ではクジラを食するのは当然なのだ。どうせ少数派の意見だし、どうせ理解できないしといってまったく耳を傾けずにどうせわからないものとしてしまうのはどうだろうか？
まず一度は聞いてみて、対話してそれでも合わないならしょうがない。でも自分が当たり前と思っていることにこそ意外な穴があるかもしれない。その当たり前に苦しんでいる人がいるかもしれない。デスメタルは多くの人が聞かない音楽ゆえにいままで常識、あたりまえとしてきたことを覆すような内容がときにある。
（デスメタルはなんとなくで暴れたり、なんとなくで反社会的な行動をしているだけではない。形骸化したもの、音楽性のみを追求したものもあるが）

人は当たり前なことに気がつかない。この床は抜けない！と言われたとき床が抜けるかもしれないということに気がつくのだ。当たり前すぎて、いま床に立っているとか、服を着ているとか、そういったことは普段意識から外れてしまう。そして、その床は抜けない！と言われたその時に、床のことを考えて、安全だとか安全じゃないとか答えをだす。当たり前を思い出す。
デスメタルがそういった常識に穴を、自らがいま床立っているという自覚を持つきっかけになるのではないだろうか？無自覚に自分の意識から外れたものがたくさんあるのを思い出す。これはみんな仲良く＝多様性の寛容、ダイバーシティに通じるものはないだろうか？（かなり論理展開と根拠が強引だが）
アグレッシブ烈子とデスメタルに強引にでも、橋をかけられただろうか？


デスメタルを聞いてみよう！

画像8

さぁデスメタラーへの第一歩を踏み出そうではないか！
まったく聞きもせず見たこともないものをきいて、自らの常識の床を踏み抜いて穴をあけようではないか！！
と思ったけれど…さんざん述べてきたように、デスメタルとはおそらく多くの人にとって反社会的で、常識をぶち壊すような内容、音楽性である。
ショックがでかい気がする。心配である。（いちファンとしていきなりこれを聞かせて無理ってなってしまうのは寂しい）
なので自己責任！（責任を押しつけ言い逃れするための都合のいい言葉だ）
とにかくデスメタルといってもサブジャンルがいっっっぱあるので代表的なものを紹介しよう！
デスメタルの基本「オールドスクールデスメタル」、聞きやすいデスメタル「メロディックデスメタル」、若者に人気「デスコア＆テクデス」、最後に変わり種デスメタルの４っつ。


１:まずはこれから！オールドスクールデスメタル

デスメタルの聖地はアメリカはフロリダ、そのフロリダにあるスタジオ「モリサウンド」
オールドスクールとは古典的と言う意味。つまりこれから紹介するのは元祖デスメタル。デスメタルの基礎、骨格。これぞデスメタル！
モリサウンドから有名なバンドが排出され後の多岐にわたるサブジャンル、デスメタルの隆起につながる。音質悪い。デスボイス。ブラストビート。あぁききづらい。でもこれこそがデスボイス！これこそがピュアなデスメタルだ！

デスメタルの魔王！大御所！モービットエンジェル！！！

Morbid Angel Immortal Rites Live Madness '89

まぁききづらい。デスメタルはメロディがないからくちずさめない。耳に残らない。でもこれぞデスメタル！これが基礎。合わないと思ったら一回聞けばよい。
ヘヴィを表現するための極端なダウンチューニング（低い音設定）。それに合わせるためのデスボイス。そこらのガキがギャーギャー行ってるのとは一味違う？


デスメタル大本命！オビチュアリー 

Obituary - Insane [OFFICIAL VIDEO]

これぞTHE・デスメタル！本場アメリカのデスメタル四天王の1つ！これを聞かねぇとデスメタラーへの道ははじまんねぇ！！！



2:聞きやすいデスメタル！メロディックデスメタル

メロディックデスメタルとは聞きやすいデスメタル。
え？聞きづらいのがデスメタルじゃないの？さっきメロディがないって言ってたじゃん。おっしゃる通り。ただやっぱメロディほしくね？ってやつが出てくるのよね。メロディあるしキーボードとか入ってキラキラしてるし比較的聞きやすいはず？聞きやすいからかこっちはかなり売れてて若い人に人気。このジャンルから入る人も多いはず。。ちょっと痛々しい表現あり


ジブリメタル　ジブリ公認のデスメタル

Imaginary Flying Machines - Tonari no Totoro

イタリアのムンディさんがガチで協力！
しかもジブリ公認のメタルカバー！
クオリティがガチすぎる！！！


メロデスの聖地！スウェーデンのCOB！

Children Of Bodom - Needled 24/7

スウェーデンの大人気バンドのチルボド。キーボとメロディアスなギターが有名。


女性デスボイスボーカル！

THE AGONIST - Thank You Pain

もうひとつ聞きやすいやーつ。最近流行りの（というか飽和）女性ボーカルです。デスボイスとクリーンを使い分けます。これはもうデスメタルというと古参から袋叩きにあいそう。でも入門としてはありじゃない？


最速ドラムデスメタル！保育士と教師がボーカル！

CRYPTOPSY - Worship Your Demons

あと個人的に好きなバンド
世界一のドラマーが叩いてる最速デスメタルバンドですが。もっとも極悪な声の1人といわれたボーカルは英語の教師に専念するためこのあとやめます(笑)しかも後任は保育士で普段子供達と触れ合ってます(笑)(笑)でもききづらいね。


3．若者に人気！デスコア＆テクデスデス

メタルにハードコア要素を入れたデスコア（説明が曖昧過ぎるけど）。デスメタルの主要ファンが中年ぐらいなのに対し、とにかく若者に人気です！チャラチャラしてると言われる。簡単に言えば最近のデスメタル。

デスコアの教科書バンド！カーニフェックス！

Carnifex - Hell Chose Me

この極端なダウンチューニングとこもるデスボイス、ブレイクダウンによるミドルテンポ。教科書。


ツインデスボイスボーカル！ディスパイズド・アイコン

Despised Icon - A Fractured Hand

カナダのツインボーカルデスコア！ちゃらかっこええやん？


ずば抜けたテクニックが売りのデスメタル！アークスパイア

Archspire - Involuntary Doppelgänger

カナダ産テクデス！クリプトプシーという土壌があるからか、カナダはテクニカルなのが生まれる？とにかく、寒い地方というのはなかなかいいのが出る。8弦と7弦ギター、ベースは6弦でテクニックがずば抜けていて、早口のボーカルもよい！



4:これもデスメタル！辺境から届ける変わり者達の歪んだ叫び！

平和主義から菜食主義までいろいろおとどけ。音楽が聞きづらいなら聞かなくていい。こんなバンドもあるんだだけでも読んでくれれば。


平和を訴えるデスメタルバンド！オーファンド・ランド

ORPHANED LAND - All Is One (OFFICIAL VIDEO)

イスラエル産のバンド。これが平和を訴えるデスメタルバンド。「エルサレムの平和の使者」「メタル親善大使」とよばれることも。といってもデスメタル色は薄く（デスメタルもやってました程度）フォークメタル（民族音楽との融合）っぽい。英語とアラビア語とヘブライ語の３ヶ国語で歌っています。聞きやすいはず？


菜食主義や動物愛護を訴えるバンドＣattle Ｄeception

Cattle Decapitation "Regret & The Grave"


ジャケットがグロい。（バンド名でググる時も注意）また音楽性も暴虐極まりないです。聞きづらさマックス。
なぜグロく暴虐か。牛さん達がいかに不遇な目にあっているかを歌っているのだ。人間の食料になるために生まれ、食われるために飼われ死んでいく。プラスチックを地球にばらまき油を海にばらまく。動物や地球から搾取を続ける愚かな人間。これを伝えるのに生ぬるい音楽で表現できるかい！メンバーはもちろんみな菜食主義者。お肉は食べません。


Metal Is War。戦場から聞こえるメタル。

Netherion - Catastrophic Reality

Syrian Metal Is War Extended Trailer

つぎはシリアのバンド。そう。彼らは戦場からメタルを届けているのだ。彼らのドキュメンタリーではミサイルが飛んでくるところも。。。おとなりのイスラム国ではもちろん音楽は禁止。ボーカルが女性などもってのほかだ。
戦場を生で見てる人間の音楽がこれだ。


烈子さんのED曲に似てる？THE HAUNTED

THE HAUNTED - Brute Force

まだ烈子さんのED曲に似ているような感じ。かなり無理あるけど。烈子さんがやってるのそもそもデスメタルというよりスラッシュよりなような…
なので比較的ちかいデスラッシュを。




まとめ

いくつかデスメタルバンドを紹介してきた。
宗教的な理由から規制の強い国から出してます！と偽るバンドがでてくるほど、辺境の思想や宗教等のバンドはブランドがありファンからは需要がある。いまやネットで音楽が買える時代だが、北朝鮮、イラン、イラク、シリア…音楽に自由が無い国はいまだに多々ある。北朝鮮で反帝国主義を訴えたりすれば即死を意味する。
目に触れることのない音楽は知ることもない。弾圧を受けているという主張がそもそもできない。ここでは紹介しないが白人至上主義、麻薬崇拝バンドも存在する。民族差別だめ！麻薬は禁止！とテレビで聞きテストにでればダメだと書けるが、なぜ差別は良くないのか！音楽の多様性を担保せよ！と彼らにつめられたら答えられない人もいるかと思う。
デスメタルは商業主義でない分歌詞にできる思想が広く、多様な思想に触れることができる。みんな仲良くのためにいろんな価値観を知ることは損ではないと思う。
こういったことを考えるきっかけのひとつになったのであればNOTEをながなが書いた意味があったかな。
全然烈子さんからデスメタルはじめる内容でない「タイトルは詐欺」なのはおいといて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？