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【22卒内定者03】あの日見た光景を変えたい

お久しぶりの2022年卒インタビュー第3弾は、現在内定者として当社オークション会場でアルバイト中の三本さん。自他ともに認めるおしゃべりな性格だという彼の「特に苦労がなかった」就職活動とは?これから働く上での原点や就活の進め方について伺いました。

三本肇(みもと・はじめ)
神奈川県出身。東京経済大学 経営学部を昨年9月に卒業。明るいムードメーカー気質で趣味は野球観戦。
在学中は語学力向上を目指しオーストラリアに約1年留学。帰国、就活、卒業を経て、現在はアライオートオークションベイサイドにて出品車両の管理業務のアルバイトに従事。

よく学び、よく遊んだ学生生活

- 学生時代、一番力を入れていたこと、その中で印象に残っていることを教えて下さい。

部活動ですね。「簿記部」という、日商簿記2級取得を目指す部活動に入っていました。元々、大学入学時は特にやりたいことがなかったんです。そんな時に、「簿記は汎用性が高いし、就活で活かせる」と先輩に勧誘されて、確かに何か武器を持っておきたいと思って入りました。無事1年次に2級を取得でき、3年次からは会長を務め、講師役として1,2年生に勉強を教えていたんですが、結構厳しい部だったので辞めたいという後輩もいて。説得して引き留めたりもしましたが、そうして引退するときに部員がとても感謝してくれたことがとても嬉しかったです。 

- 大学では他にも海外へ渡航したり、アクティブに活動されてますね

そうですね、旅行であれば結構いろんなところに行ってますし、オーストラリアにも半年ちょっと留学してました。元々英語がすごく苦手たっだんですが、留学生活を経てそれなりにコミュニケーションを取れるようになったのは自身の成長を感じましたね。
あと印象に残っているのは、2年次に学生派遣プログラムで行ったミャンマーです。現地でのホームステイ先のホストファミリーが、スラム街に連れて行ってくれたんです。それまでそういう映像を見たことがなかったわけでもないですが、いざその場でリアルにその空気や音、臭いを感じることですごく衝撃を受けて、以来何か自分にできることはないかと考えるようになりました。 

失敗は特になし。初志貫徹の就職活動

- 就職活動はいつ頃から始めましたか?

オーストラリアから帰ってきたのが12月末で、なんだかんだ2月くらいにリクナビのアプリを入れた記憶があります。1月は何やってたんでしょうか……(笑)
ただ、その時点でやりたいことはかなりはっきりしてました。やはり、ミャンマーをはじめ、新興国や貧困地域に貢献したい、その発展に携わりたい。なので、業界は問わず、そういったことができる企業を中心に探して行きました。

 

- 事前に書いてもらったアンケートでは「就活での失敗は特になし」とのことですが……

本当にこれといって失敗とか苦労っていうのがないんですよね。正直、自分でもうまくやれたなと思っているくらいです。やはりやりたいことがはっきりしていたのと、自己分析がある程度できていたのがよかったのかな?
また、すでに就職している先輩や大学の同期のアドバイスも積極的に取り入れていきました。特に一足先に就職した同期は、コロナが流行り始めてからのオンラインでの就活をすでに潜り抜けてきているので、オンラインだからこその注意点などそういった情報収集はしっかり取り組みました。

 

- 他にも就職活動において、やっておいてよかったことはありますか?

毎日ニュースを読み込んでいたことでしょうか。面接で時事問題について振られるのは定番ですけど、一度より深く突っ込まれたことがあって、ただニュースの概要を把握しておくだけじゃ足りないんだな、と思うようになりました。
正直、面接で時事問題について聞いてくる会社って、自分が受けた中では半々くらいで、さらに突っ込んでくる会社なんてそれこそ1社しかなかったんですけど、でもそうやってニュースをしっかり読み込むことで、「どんな質問が来ても大丈夫」っていう余裕というか、安心感があったのがよかったです。
それに、知見が広がって就活以外でもニュースをちゃんと読んでる人と意見を交わせるようになったのがよかったですね。ただ、就活が終わった今は正直あんまり読めてません(笑) 世のサラリーマンってどうやってニュースを読む時間作ってるんですかね……

「楽しみすぎて一足先に飛び込んじゃったわけですが……」

- 荒井商事の第一印象は覚えていらっしゃいますか?

まず、「何をやってる会社なんだろう」っていう興味が強かったです。
それまで、新興国への貢献という軸で、先輩から「農工具のリース業」とか「国産中古車のリース業」といった事業を教えてもらって見てきたんですが、中古車オークションは初めて出会う事業だったので純粋に何をやっているのかわからなくて。身近な事業でもないですしね。

- 荒井商事への入社の決め手は何でしたか?

説明会を聞いたり、自分でも調べる内に軸にあっている会社だ、と思うようになりました。なので内定もらえればここに決めたいな、というのは選考中から思ってましたね。両親にもそう宣言していました。そもそも自分がやりたいことをやっている会社って結構少なくて、そういう意味でも荒井商事に入社したいという気持ちは強かったです。

- 4月から社会人になるにあたって、楽しみなことはありますか?

新しい人との出会いや、新しい環境に行けるというところが一番楽しみですね。まあ、楽しみすぎて、内定者アルバイトという形で一足先に飛び込んじゃったわけですが……(笑)

- 現在アルバイトではどんなことをしていますか?

アライオートオークションには国内に7つのオークション会場があるのですが、そのうちの一つであるベイサイド会場で働いています。アライは会場ごとに取り扱っている車種が少しずつ違って、ベイサイドでは乗用車(四輪)とバイク(二輪)を扱っています。毎週決まった曜日にオークションがあるので、それに向けて出品される車両の管理や写真撮影をしています。
留学で休学した関係で9月卒業になり、特にやることもなかったので自分から志望してバイトを始めましたが、皆さんすごくよくしてくれて楽しくやれています。まだ卒業する前に一度ベイサイド会場に見学で連れてきてもらったことがあったんですが、その時はオークション日だったこともありすごく忙しそうで。なのでアルバイトに入るときも少し覚悟してたんですけど、実際入ってみると和やかな雰囲気で、すごくやりやすいです。
4月からはまた別の部署で別の仕事をしていくことになりますが、それも今から楽しみです。

- おっしゃる通り4月からは改めて正社員になりますが、荒井商事でどんな仕事をしていきたいですか?

やはり、根底にあるのは新興国の発展への貢献。特にアライに出品される建設機械等は、輸出業者の手を経て最終的に新興国へいき、インフラ整備に使われることも多いそう。そうして国が発展していけば、あの日衝撃を受けた光景も少しずつ変わっていくと思います。
そのために、将来的には直接海外に出向いて仕事をできるような人材になることが今の目標です。

- ありがとうございました。最後にこれから就活を始める後輩たちへ一言アドバイスをお願いします。

自分のやりたい事がしっかり固まれば、その為にやるべき事は自然と見えてきます。
努力を惜しまず、是非自分が納得できる結果を目指してください。


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