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仕事、それは互いの人生に影響を及ぼし合うということ #cohackpp

紅白ぺぱ合戦、めちゃめちゃ楽しかったです。

「PHPerKaigi/YAPC経験勢としてはあまりにもアウェイということはないだろうが、まあとりあえずあすみさんにお祝いの気持ちだけ伝えられれば御の字か」くらいに思っていたんですが、予想以上に人生の様々に当てられて大変エモい気持ちになりながらこれを書いています。

オーガナイザーの意思を感じた

LTの技術話も大好物でしたが、トークの構成が特に素晴らしかったです。「マイメン」「育てた」「育てられた」の3枠とも仕事やそれを軸足としたコミュニティで関わりのある面々が選出されており、両陣営とも、どの関係性の方とも互いの人生に深く影響を及ぼしあった様が見て取れて、いち職業人としてもエンジニアとしても胸の熱くなるトークばかりでした。

思えば、結婚式の「友人スピーチ」みたいなやつも、本来はこうした精神性を伝えるためにあるためのものなのかもしれないですね。いわゆる「結婚式」のフォーマットからは大きく逸脱したものかもしれませんが、共感・シェア可能な学びとともに、両者とスピーカーの皆さんの生き様の一旦を垣間見ることができて、更には熱量をお裾分けしてもらえる、そんなカンファレンスでした。

中でもきんじょうさんのトークが特に刺さりました(後日ブログを書いていただけるとのことで、今から楽しみにしています)。個性を認め、ポジティブな変化をともに喜び、「のびのびやってもらう」ために手を尽くす。ご本人は「マネージャーの手本がないなか手探りながらもやっていた」とおっしゃっていましたが、マネージャーの姿勢としてこれ以上に大事なことってないのではと思います。弱みも含めて個性、それを改善対象と捉えてしまうとその人の強みまで潰してしまうんですよね。「チームで成す」というきんじょうさんの指向性は、あすみさんを通じて(あるいは直接?)まきまきさんらいちゃんにまで引き継がれているように外から見ていると感じます。すばらしいですね……!!
思わず「翻って自分はどうだろうか、やりきれているか?」と一人反省会を始めてしまうくらいに感化されてしまいました。

また、ねことまとさんやまきまきさんのトークもよかったですね……。「自分が感じていること」を捕まえて言葉にすることって並大抵のことではないはずなのですが、はてな社の文化とすてにゃんさんの背中見せの相乗効果なのか、「相手に追いつくために自分とのギャップを言葉で捉えて一歩ずつ埋めていく」という高等技術が自然と継承されている、あるいはそれを成せる人が新卒として入社している、そんな素敵な環境なのだなと改めて感じました。「自分」の枠を超えて「チーム」を主語にできる人は素敵。

マネジメントというロールを担うようになって、私は周囲の人たちへの興味を(義務感からではなく自然と)より持つようになったなと感じますし、それによって仕事というものが更に楽しくなったと日々感じています。
(今日発表を聞かせてくれた彼らほどではないかもしれませんが、そしてうまくできないこともたくさんありますが)、関わる皆の人生に、自分はポジティブな影響を与える存在でありたいし、自分も影響をもらってどんどん変化していきたい。そんなようなことを考えて仕事をしている身として、今日は本当にエポックな一日でした。またこういった人生が交錯するような場に携わりたいものです。ご招待ありがとうございました!たのしかったー!結婚おめでとう!


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