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料理の取り分け問題、正解は?

料理を取り分ける女子。取り分けない女子。
取り分ける女子はあざといとか、取り分けない女子は気がきかないとか。
いたるところで論争が繰り広げられていますが、結局のところ、モテる女子の正解はどちらなのでしょうか?

これ、私たちのような年齢になると、取り分けるからといって「あの子、あざとい」とは誰も思いません。
だって、主婦だもん。みんな日常の一コマ。
料理を取り分けるからあざといとか、笑っちゃいますよね。
だけど、これが20代の若い女の子だったら、あざといと思う子もいるのかも?

ちなみに私は、取り分けない女子です。
あ、もう女子って年齢じゃないか。

まぁ、でも、女子の頃から主婦になった今でも、取り分けとはほぼ無縁。
家族で鍋や焼き肉をしても、取り分けるのは夫の仕事。普段の夕食でも、私が作る人、それを取り分けたり、ご飯や味噌汁をよそったり、箸を並べたりするのは子供たち。

20代の頃、男の人と2人で食事に行っても、取り分けるのは例外なく男性でした。例外なくです。
付き合った人も、付き合っている間ずっと、取り分けを担当してくれました。「たまにはお前がやれよ」と言われたことは、一度もありません。

だから、それが当たり前になってしまったんですね。
今も、飲み会や食事会では取り分けてもらう人です。それが、男女合同であっても、女子会であってもスタンスは変わりません。

仕事関係の飲み会なら、だいたい若手の男の子が取り分け担当ですよね。
プライベートの飲み会でも、マメな男性が必ずひとりはいます。
そして、気のきかない私と違って、ちゃんと動く女性もいます。
私は彼らに料理を取り分けてもらい、

「えっ、取ってくれたの? ありがとう、嬉しい!」

と、感謝の気持ちを伝えるのみ。

そうなんです。
大事なのは「取り分けるか」「取り分けないか」ではないのです。
大切なのは、あなたが男性から「料理を取り分けてあげたい」と思ってもらえる女性であるか。
つまり、

「甘やかしてあげたい」

と思ってもらえるような女性であるかどうかが、ポイントなのです。

自分で使ったコップも洗わないような上司が、毎朝私にだけこっそりコーヒーを入れてくれたり(ほかの女性社員にバレて終了しました)。
ゴミの分別もできずに事務員さんから怒られてばかりいる先輩が「これ食べないの? 美味しいよ」と飲み会の席で私にだけ料理を取り分けてくれたことも。

私と同年代の同僚女性は、もともと率先して料理を取り分けるタイプでしたが、何もしない私を見ていてアホらしくなったのでしょう。いつの間にか、取り分けない主義に転向したようです。

だけど、「してもらって当たり前」という考えではいけません。
男性から甘やかしてもらえる女性は、ただ理由もなく甘やかされているわけではないのです。
その女性から受け取っているものがあるからこそ、彼らも何かをしてあげたいと思うものなのです。
人によるのでしょうけれど、私の場合はどうやら彼らに「癒し」を与えているようです。

5年ほど前に一緒に仕事をしていた5つ年下の男性からは、今でも年に2回ほどランチのお誘いがきます。
「朝霧さんに会った瞬間、癒される」のだそうです。

そして、プライベートな飲み会で時々会うこちらの野瀬さん。

彼は、私が近くの席に座ると必ず「朝霧さんがそこにいてくれるだけで、オレはもう十分」と、目を細めます。

つい先日まで、客先常駐という形で一緒に仕事をさせていただいた会社の責任者は、

「こういう男ばかりの職場では、仕事ができるできないも大事だけど、女性にはどうしても職場の花としての側面も求めてしまう」

と言ったあと、

「朝霧さんは、本当に素晴らしい花を咲かせてくれました。ありがとう」

と…。

“職場の花”なんて、フェミニストが聞いたら怒り出しそうですよね。
だけど、それはそれでいいと思うんです。仕事も評価してもらった上で、職場に花を添えることができたのなら。
いてくれるだけでいいと言ってくれる人がいるなんて、それでこうして大事に扱ってもらえるのなら、むしろ幸せなことだと思わなければ。

結局のところ、料理を取り分けるか、取り分けないかという対決ほどバカバカしいものはないと、私は思っています。
取り分けたければ取り分ければいいし、取り分けたくなければ取り分けなければいい。
それで男の人がどう思おうと、関係ない。
私のことを気がきかないと思う人もいるかもしれないけど、別になんとも思いません。
そんなくだらないことで悩むくらいなら、料理なんて取り分けなくても、

「いてくれるだけでいい」

と思ってもらえるような女性になればいいんです。

ちなみに、私も料理の取り分けを一切しないわけではないですよ。
たまたま目の前にサラダの大皿が置かれた時など、自分だけ取って食べるのはさすがに気が引けますから、まわりの人に「食べますか?」と確認した上で、取り分けることはあります。
鍋や焼き肉も、自分のそばに菜箸やトングがあれば、最初だけ具材を入れたり肉をひっくり返したりすることはあります。
でも、大抵すぐに忘れちゃって何もしなくなるので、近くの席の別の方があとを引き継いでくれるのがデフォルトです。

「してもらって当然」と思っているわけではなく、本当に気がきかないだけというのも、逆に好感度が下がらない理由の1つなのかもしれませんね。

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40を過ぎても子供を3人産み育てても、女性であることに変わりはない。女性としての中高年を、これからも楽しんでいこうと思います。 美しい40代になる方法や恋愛について書き綴っています。

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コメント (1)
初めて理想の女性像を見た気がします。
素敵なnoteでした。
ありがとうございます^^
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