見出し画像

みんな、目を覚ましつつあるのよね。4(いじめ編2)

その後、普段とは変わりなく生活は続き、私は4年生になっていた。4年生にもなると、低学年の頃とは違って、周りの状況がもっとよく見えてくる。その中でも、グループ内で短期間だけいじめられるという、悪魔のルーレットゲームの犠牲者を見ているのがとてもつらかった。          昨日まで仲良かったのに、その交換日記が周ってこなくなった時、今度は自分の番になるらしい。。。。本当に今考えるだけで、恐ろしい。笑。   彼女達は、万年いじめられてはいないので、かなりショックを受けているのが目に見えてわかる。慰めたいが、私が行ってはもっといじめられるだろうと、距離を置いたり、誰もいないときにだけ話しかけたり、、、そんな日が続いて行った。

そんな私も、ある日、とうとう耐えられなくなった。初めて、SOSのサインを出したのだ。やっとだ!笑。                    その日は、なんて事の無いいじめで、自分の容姿の事や付いてもいない鼻くそが付いているとかなんとか。。。                  それでも、心の中に溜まっていく何かが溢れ出したように、このヘドロのような人生が本当に嫌になった。そして、給食の時間私は、トイレに閉じこもってしまった。その行動が恥ずかしく、SOSを出した自分を責め泣いていた。その日の午後の記憶は全くないが、後日、初めて先生に呼び出された。

その先生は、若い熱血教師!                     1人、個性的な男の子がクラスに居たのだが、先生と大喧嘩をし、そのままクラスを飛び出し家に帰る。というパターンが、幾度となく続いた。私は、その先生に好感を持っていた。見て見ぬ振りをするのではなく、子供ときちんと向き合ってくれる先生だった。                  多分、そんな先生だから、そして、もう5年も続くいじめに疲れ果てていたのも私を行動に移すきっかけとなった。                先生は、いじめにあっているのはわかっていたが、それをどうしたいのか私に聞いてきた。親に知らせたいのか、それとも。。。。         私は、すべて断った。親には知らせたくない。絶対に。。。       そして、この事が広まれば、もしかしたら今いじめている子が、今度はいじめられる立場になるかもしれないと思ったからだ。いじめは、連鎖、負の連鎖である。これは、いじめに限ったことではなく、負の連鎖は存在し、やられたらやり返すをしていれば、永遠に終わらないのである。5年もいじめられ続けていれば、そんなことくらいわかってくる。だが、せっかくのSOSだったのに、自分で蓋をしてしまい、私の生活は、またいじめられっ子に戻った。その後、小5になったある日、11歳の私に変化が訪れた。

ある夜、一人でお風呂に入った。髪を洗おうと思い湯舟を出、髪を洗っていた時、、、、、、            

こんなんじゃいけない!と思った。

本当に突然思ったのだ。いじめのことを考えていたわけでもなく、突然頭の中に声が響いてきた。私、このままではダメだ。。。。         次の日から私は、1匹オオカミになった。

       1匹オオカミになった私、世界が逆転した。

その当時は、自分に何が起こったのか?どうして、こうも見る世界が違うのか?1匹オオカミになった私に、誰も何も言ってはこなくなったのだ。  今思えば、あの時、自分に語り掛けた言葉、このままではダメだ。という、自己への問いかけとともに、周波数が変わりシフトしたように思う。   6年間のいじめという学びが終了したのである。

こんなことを言えば、信じてもらえないため、ずっと言ってはこなかったのだが、確実に自分の周波数が変われは、それに見合ったパラレルワールドは存在し、自分の学びと内なる言葉が重なった時、そのような出来事が起こり、感じることが出来るように思う。ここでは、感じることが出来るようになるのもとても大切なことで、すべては、そこから始まるように思う。現実的に言えば、自分の内側での解釈が変わったのである。ついて来いと言われても、行かなくなった。鉛筆を折られても、ショックを受けなくなった。外側の出来事より、自分がどうしたいのかを優先したのだ。自分がどうしたい、どう感じるのか、どうしてこう考えるのかを優先し見つめ始めたのだ。

私のいじめ生活の中では、誰も助けてくれる人はいなかった。(自分が選んでいるのであるがっ!)ドラマのようにヒーローが出てくるわけでもなく、環境が変わったわけでもなく、6年間のいじめ生活が終わったのだ。

その後、私に次々謝ってくる友人たち。。でも、私の中では、何もなかったように友人たちと溶け込んでいった。普通6年も同じ人達にいじめられていれば、怒りや憎しみなどが出てくるように思うのだが、全くなかったのだ。ということは、やはり自分の周波数がその時上がったというだけなのだ。ただ、いじめっ子のボスの事は、全く覚えていない。。。みんなでいじめ返したという記憶もなく。普通に関わりが無くなっていったように思う。。。   

だが、やはり落とし穴はあって、そう、6年間もいじめられ続ければ、自己卑下、自己否定、罪悪感、などが頭の中を駆け巡る。もともとHSP気質だった私は、頭の中で繰り返されるそれらのことを対処するだけで、エネルギーを奪われていた。そう、そしてまた、どっぷりと現実という幻想(イリュージョン)に、浸かって、戻っていったのである。。。。。


日本人には、かなり多いと言われてるこの HSP (Highly Sensitive Person ハイリー・センシティブ・パーソン)とても厄介ではあるのだが、この心があるから日本人なのだ。笑。相手の心を読む能力が優れている為、サービスや接客が優れている。                          ただ、気をつけなければならないのが、人の事が自分の事のように理解出来たりしてしまうため、おせっかいになったり(面倒見が良すぎる)、気が病んでしまったり、聞き上手であるがため、エネルギーを奪われやすくなってしまう。自分本位ではなく、他人本位でこの世が周り始めるのです。それが、The 眠りの世界です。

この、HSP気質な人には、バウンダリー(個人の境界線 Personboundaries、他者との境界線)が、不可欠のようにも思う。私は、ごくごく最近に、バウンダリーの事を知ったのですが、知るだけで、効きます。笑。イメージができるならもっと最高です!例えば、自分を好きな色のエネルギー体で囲むとか、、、これは、家族内でも必要な事なので、上手に知識を取り入れて、楽しみながら日常生活に取り入れられたらいいですね~!

いじめに関しては、皆さん経験はあるでしょう。もしかしたら、いじめている方だったのかもしれませんが、すべてが学びで、そして、自分自身がそれを引き寄せていて、鏡のようなものだということに気づけば抜け出せます。私は、過去を振り返って一度不思議な体験をしており、もう、過去を振り返っても、昔より傷つきはしませんが(頭の中で、繰り返し記憶がよみがえりつらいということ)トラウマを直したいが故に、過去を見つめ直すのは、記憶が頭の中で反復し、かえって深い傷を負い、トラウマが重症化する事があるので、気をつけたほうが良いと思うのです。今は、スピリチュアルの時代、、、自分に合った傷の癒し方を選んで前に進める時代。そう思うと、感謝でいっぱいになります!!


今回は、おすすめ動画、パラレルワールドについて!          この2人、いつもじゃれあって可愛いです。


そして、HSPについては、この方。                  とても現実的にスピリチュアルを話してくれます。           

読んで頂いてありがとうございます。

みんな、目を覚ましつつあるのよね。5(家族編1)に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?