精神安定剤を断薬した⑤
家庭菜園で野菜を育てて、それが楽しかった
なんにしても自然と触れ合うことが気持ちよかった
でも夜はまだ悪夢を見て眠れず、疲れはほとんど取れない
カラダは良くなる気配もなく心も低空飛行だった
命がけの親との話し合い
親は「みんなと同じになってほしい」
要するに同い年の人がやってることをしろという事
カラダを治して働けってことだね
結局自分の状態をちゃんとわかってもらえていない事が良くわかってショックだった
このまま話っても何も変わらないと思ったので
「みんなと同じものを僕に望むなら死ぬから」
とハッキリと伝えた
まさかそんなことを言うとは思っていなかったらしく、初めて親が僕に向き合った
「そこまで思っているとは思わなかった」
そして、「これからの人生は自分のやりたいようにしていきなさい」
とくに厳しかった母親が初めてそうに言ってくれた
この時に気持ちが伝わってなかったらおそらくこの世にはいなかっただろうな
26歳
この時から本当の自分探しが始まった
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