WEBライター「やめとけ」は正解?実情と向いている人の特徴7選
webライターの仕事をしてみたいけれど「ライターなんて大丈夫なの?」「やめとけって!」という言葉を耳にして、不安に思われていませんか?
webライターは「やめとけ」と言う人がいることは事実です。
一番の理由は、webライターは書くのが大変なわりに収入が少ないから。
始めてみても稼げないから、やめておいた方がいいよ!ということでしょう。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
私はおよそ100名の女性ライターが集まるコミュニティを運営していますが、webライターはとても魅力のある仕事だと思っています。
大変な時期をな仲間と一緒に乗り越え続けることで、各自のライター収入も増えますし、ライティングってすべてのコンテンツの根幹なので応用効きますよ。
たとえば僕のコミュニティでは、複数のチームに分かれてブログを直営し、70%以上の確率で収益化も達成できています。
実際に、こちらはその一つのブログから発生した収益結果です。
ライティングが得意なチームなら、独自教材も分業で開発でき、ブログで集客して、直接販売できるんですよね。(他社商品のアフィリエイトではないので、利益率も高い)
あとは、中小企業様に以下のような「コンテンツ制作代行」もチームで対応させて頂いています。
SNS台本作成(YouTube、𝕏、note、standFM)
LP制作
メルマガ/LINEシナリオ制作
ニュースレター
VSL(ビデオセールスレター)
スライド制作(Canva、パワポ)
社長インタビュー
HP制作(SEO記事制作)
書籍ライティング
すべてのビジネスにはライティングが必須です。
なぜなら、物を買ってもらうためには、相手の心を動かす必要があり、その心を動かす技術が「ライティング」だからです。
ゆえに、「ライティングが人生最高のスキル」だと言われるのも納得です。(どんな実力者も最後は結局ライティングだよなぁって言っているのは、そういう意味です)
すなわち、僕から言わせてもらうと「やめとけ」っていう言葉は信じられません。
webライターこそ、可能性の塊なのだから。
大事なことは、鍛えたライティングスキルをどのように掛け合わせ、世の中に貢献していくか、その座組みを見出すことです。
これができれば、Webライターの垣根を越え、二次展開、三次展開・・・とどんどん次のステージにいけると僕は思っています。
そこで、この記事では、webライターコミュニティを運営する筆者が、実際の経験から「webライターはやめとけ」は正解なのかをお伝えします。
この記事で分かること
webライターの実情から「やめとけ」と言われる理由
webライターに向いている人の特徴
コミュニティメンバーがwebライターを続けている理由
webライターに挑戦したい方はぜひご覧ください!
最後まで読んだ後に、あなたにとっての正解が見つかると嬉しいです!
webライターの仕事と実情を解説
まず、webライターの仕事内容、実情を簡単に説明しますね。
Q.仕事内容は?
A.新聞や雑誌などの紙媒体ではなくwebサイト上の文章を書くことです。
企業のwebサイトに掲載するコラム記事
ネット広告の文章
ECサイトに掲載する商品の説明文
など、幅広い内容の記事を書きます。
子育ての合間、パート以外の副業として始めるのであれば、フリーランスとして働く形が多いでしょう。
クラウドソーシングサイトに登録し、仕事を受注するスタイルです。
クラウドソーシングサイトには初心者向けの案件が多く、最初の実績づくりができます
Q.資格はいるの?
A.資格は要りません。
パソコンさえあれば、誰でもすぐに仕事を始めることができます。
誰でもできる仕事であることから、webライターを目指す人は年々増え続けています。
そのため、全体の約半数が経験年数1年未満のライターです。
Q.需要はあるの?
A.あります。
スマホやパソコンなどのweb媒体が主流になり、web記事を書くライターの需要は高まっています。
初心者ライターの数が多い反面、スキルのあるライターは少ないのが現状です。
動画の方が需要があると思われがちですが、動画は流し見ができません。
忙しい人が多い読者が求めているのは、知りたい情報を一瞬で検索できること。
文章なら流し読みできますし、答えまですぐ辿り着けますよね。
一方、今は生成AIによって記事が作れる時代です。
しかしながら、事実に基づく情報主体の教科書のような文章は書けるものの、「人間味」のある文章は書けません。
あなたもそうだと思いますが、教科書のような文章ってちっとも面白くないですよね。
ゆえに、そのまま何か商品しても読み手は「ここから書いたい!」と思ってくれません。
人を集めるだけの記事なら生成AIでもいいかもしれませんが、クライアントの目的はブログで収益を上げることです。
そのため、クライアント側から考えても、まだまだwebライターが書く「人間味のある」記事の需要は続くと言えます。
Q.収入はどのくらい?
A.初心者は月に数百~数千円しか稼げない人もいます。
主婦ライターでも安定した記事数を書けるようになれば月に数万円、スキルアップして文字単価が上がれば月10万円以上も夢ではありません。
ちなみに、私のコミュニティメンバーは月10万以上の方は何人もいます。
ただし、従来のwebライターが行う「記事執筆代行」だけではなく、ライティングを軸とした様々な「コンテンツ制作代行」を展開し達成しています。
持論としては、
webライターは「記事を書く人」という定義を「どこよりも伝わるコンテンツを作る人」として再定義し、活動すればいいですよ。
たとえば、
デザインが得意なら「どこよりも伝わるスライド資料製作者」。
人の話を聞くのが得意なら「どこよりも伝わる社長インタビュー記事製作者」。
〇〇×ライティングで独自の領域を展開すれば、単価は上がるのです。
さて、話を戻しますね。
クラウドソーシングサイトを見てみると、初心者の場合、文字単価(1文字あたりの価格)が0.5~0.8円。
文字単価が0.5円の場合、1,000文字書くと500円の収入です。
初心者は低単価で収入が少ないと言われますが、継続して経験を積み、実績を重ねていけば、文字単価が上がり収入も増えていきます。
私のコミュニティでは、複数のチームに分かれ、ブログも自営しています。
ブログ収益も目的の一つですが、実は他の目的もあります。それは、全員が「ワードプレス直接入稿」できるスキルを身につけるためです。
相場として、「ワードプレス直接入稿」できるスキルがあるwebライターは、文字単価は1.5倍になります。
このように、あなたが収入でお悩みなら、自分の価値が嫌でも上がる環境(コミュニティ)に身を置くのも手だと思います。
では、webライターは「やめとけ」と言われる理由には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
実情から見た「やめとけ」と言われる理由
文章を書くのが辛い
経験年数の浅いライターが多く、初心者が仕事を受けにくくなっている
稼げない(収入が上がるまで続けることが難しい)
私も最初は記事を書くのに時間がかかり、時給にするといくらだよ!!と嫌気がさすときがありました
「やめとけ」と言う人は、以下のような人がほとんどです。
誰でもできると聞いて始めてみたけれど簡単に稼げなかった
思ったよりも文章を書くのが大変だった
稼げるようになるまで続けられず諦めてしまった
最初の辛い時期に思うように収入を得られず「労力のわりに稼げないからやめておいた方が良い」と感じる人も多いようです。
ですが、私は「そもそもwebライターをなんで一人で孤独に取り組んでいるの?」と思ってしまいます。
簡単に稼げず悩んでいるなら、成功している現役ライターに直接聞いてみてはどうでしょう?
文章が書くのが大変だったら、スラスラ書く方法を熟練ライターから教えてもらえばどうでしょう?
続けられず諦めそうなら、続けやすい環境(コミュニティ)に身を置いてはどうでしょう?
目の前の結果も大事ですが、あなたが目標とするゴールに到達するまでに、どのルートで攻めるのか見定める方がもっと大事だと思います。
webライターにどうせ挑戦するなら、書く仕事を書く人生にできるルートを選びましょう。
指先でキーボードを弾き、文章を書けば、それがダイレクトにお金に変わる…。
よくよく考えてみれば、素晴らしく素敵な仕事ですよね。(まるで錬金術のようです)
だから、諦めずに挑戦してみることをオススメします♪
とはいえ「やめとけ」と言われる中、挑戦するには勇気がいりますよね。
では、webライターを続けていくにはどんな能力が必要なのか、webライターに向いている人の特徴を見てみましょう。
webライターに向いている人の特徴7選
webライターに向いている人には、特徴があります。
向いている人の特徴7選
文章を読むのが好き
文章を書くのが嫌いではない
几帳面
好奇心がある
素直
向上心がある
時間管理が上手
ひとつずつ詳しく説明しますね。
文章を読むのが好き
webライターの仕事は書くよりも読む量の方が多いと言っても過言ではありません。
クライアントからの依頼文
マニュアル
web記事や文献(リサーチのため)
修正案
参考書
これらを読まなければ、記事を書くことができないからです。
そのため、本を読むことが好き、web記事を読むことが好きなど、どんな形でも文章を読むことが好きな人は、webライターに向いていると言えます。
文章を書くのが嫌いではない
webライターは書くことが仕事なので、文章を書くのが好きでないとできないのでは?と思われるかもしれません。
記事にはある程度「型」があるため、勉強しながら執筆回数を重ねていけば、誰でも文章を書けるようになります。
日記やブログを書いたことがある
書くことが苦にはならない
文章を書くことが好きでなくても、嫌いではなければ、webライターには向いています。
文章の型「PREP法」については、こちらの記事で詳しく説明しています。
ブログ記事に必要なPREP法とは?初心者こそ使うべき理由とメリット教えます!例文あり
几帳面
記事を書くためには、細かいところまで気を配る必要があります。
誤字脱字をなくす
表現方法を統一する(語尾や表記ゆれなど)
表示方法を統一する(半角や全角、大文字や小文字など)
正しい日本語表記
決められたルールを守る
マニュアルに沿って書く
クライアントからの指示を守り、読者が読みやすく伝わりやすい記事を書くには、様々なことに気を付けなければなりません。
細かい作業を面倒だと思わず、ひとつひとつをしっかりと確認できる几帳面な人はwebライターに向いていると言えます。
表現方法や正しい日本語表記の使い方など、読みやすい文章の書き方については、こちらの記事がオススメです。
【ブログ記事】読みやすい文章とは?書き方のコツは読者ファースト!&見た目が大事!
好奇心がある
記事を書くためには、指定されたテーマに沿って、自分の知らない情報まで調べ尽くす必要があります。
すでに知っていることでも、さらに理解を深める必要があり、ときには自分が全く興味のない、触れたことのないことを調べなければなりません。
どんなことにも興味を持てる
新しいことをもっと知りたい
知ることに喜びを感じる
このように、好奇心のある人はwebライターに向いています。
素直
ライターとして仕事をしていると、自分の書いた文章を修正しなければならないことがあります。
自分が一生懸命書いた文章でも、クライアントに直してほしいと言われれば、直さなければならないのです。
自分の間違いを認めて軌道修正ができれば、求められる役割を果たすことができます。
素直であることはwebライターにとってとても重要です。
向上心がある
webライターとしてクライアントや読者に満足してもらえる記事を書くためには、覚えることや学ぶことがたくさんあります。
リサーチの方法
記事の書き方、構成
正しい文章の書き方
SEOの知識
自分の能力に満足せず「次はもっと良い記事を書こう!」と、自ら学ぶ姿勢を持てる人は、webライターに向いていると言えるしょう。
時間管理が上手
webライターは自宅でもどこでもパソコンがあれば仕事ができます。
何時に起きても、急に予定が入っても、自分で仕事をする時間を決めることができます。
逆に、仕事をしないで怠けてしまうのもあなた次第です。
時間のやりくりが上手な人は、クライアントから指定された期限を守って記事を書きあげられるため、webライターに向いていると言えます。
私が運営しているライティングサロンには、子育て中の主婦の方もたくさんいます。
お子さんが寝ている間や、家事の隙間時間を使って執筆している方も多く、とても尊敬します。(あのマルチタスクスキルは僕には真似できません)
こういった特徴に当てはまる人は、webライターに挑戦してみる価値がありますよ!
私のコミュニティメンバーがwebライターを3年以上続けられている理由
私のライターコミュニティでは、3年以上続けられているWebライターが大勢います。
最初はみんな、何から書けばいいのか、記事を通して何を伝えていけばいいか、初心者の頃は初歩的なことで悩み、1記事書くのにとても苦労していました。
でも、誰かが悩んでいる時は、すぐに周りの仲間たちがアドバイスをくれたり、励ましたりします。
だから、新人でも、もう少し頑張ってみようって思えるんですよね。
(ここまで読んで頂いたあなただから本音で話しますが・・・)
最初から収入だけを目当てにしていては、webライターを続けていくのは難しいかもしれません。
ライターを始める勇気以上に、長く続けるには強い気持ちが必要だからです。
分からなくても誰に相談していいか分からない
悩んだ時に話を聞いてくれる人がいない
うまくいっても一緒に喜べる人がいない
webライターは基本孤独です。
学びながら記事を書き続ければ、ライティングスキルは上達しやすい仕事です。
それに応じて、だんだんと収入も増えていくでしょう。
しかしながら、基本的にひとりで取り組んでいる人がほとんど。
このまま続けることで、さらに収入が増えると分かっていても、ひとりで頑張ることに疲れてしまい、webライターを続けていけなくなる人も多くいます。
私がコミュニティメンバーに今までwebライターを続けられた理由を聞くと、必ずこの答えが返ってきます。
それは、「ひとりで書くのが辛い時に仲間がいてくれたから」です。
「やめとけ」と思う気持ちを上回る理由があるからこそ、今もwebライターを続けられています。
本業や私生活でも役立つ能力が身につく
webライターを通してライティングを学ぶと、ライター業以外でも、様々なことに役立ちます。
ライター業以外に役立つこと
ブログ制作
上司へのメール作成
会社でのプレゼン
台本作成
履歴書作成
自分の思いを相手に伝える
実際にコミュニティメンバーは、ライティングを学んで分かりやすく説明する力がつき、会社のプレゼンで1位になり、7名の部下を束ねるチームリーダーに抜擢されたそうです。
一方で、ライティングを学んで相手の意図が読み取れるようになり、「夫婦関係が円満になった!」と報告してくれたメンバーもおられます。
(結局こういう報告が一番嬉しいっ)
情報を分かりやすく正しい日本語で伝える力が身につくため、私生活の様々な場面で、自分の伝えたいことを上手に伝えられるようになります。
また、様々な事柄について徹底的に調べるスキルが身につくため、情報や知識を手に入れる機会が多くなります。
Webライターは、物知りな方が多いのは、そういう訳です。
私生活でも会話の幅が広がったり、今まで関わることのなかった人と同じ話題で話ができたりすることは、webライターとしての学びの大きなメリットですよね。
仲間と一緒なら支えあいながら続けられる
私生活で役立つとはいえ、仕事の傍らwebライターを続けるのは簡単なことではありません。
何度も嫌になったり、続けている意味が分からず辞めようと思う場面が何度も訪れるでしょう。
ですが、そんな時に支えてくれるのは、ライター仲間です。
迷った時に誰かにすぐ聞ける
怠けそうになった時に喝を入れてくれる
モチベーションが下がった時に励ましてくれる
ひとりで記事を書き続けていたら、今まで続けていなかったと言われるコミュニティメンバーはたくさんいます。
裏を返せば、孤独が理由で続けることができないのであれば、孤独でなければ続けられるということですよね。
それができるのが、私が運営している女性だけのライティングサロンSNTです。
このコミュニティの特徴は、特定のインフルエンサーの影響力で集まったものではないことです。
同じ価値観や理念に共感した者たちが、自然と集まってできたコミュニティです。
だからこそ、横のつながりが強い。
女性限定なので、同じ環境下で頑張っている姿が想像できるところも、温かい環境を作れている大きな要因かもしれません。
だからこそ、何かあってもメンバーの誰かが助けてくれる、フォローしてもらえるとみんなが思えることで、孤独を感じずに今まで走ってこれました。
もちろん、学ぶことに関してだけでなく、たくさんの女性ライターがいる場所では、稼ぐための情報も日々飛び交っています。
ひとりでは知りえないたくさんの情報を得られること、辛いときに誰かに相談できること、そして、全員で稼ぎ、うまくいったときに仲間と喜び合えること。
これが私のコミュニティメンバーの多くがwebライターを3年間以上続けていられる理由です。
SNTの魅力をママさんライターのさちさんが語ってくださいました。サロンメンバーの生の声をぜひ聞いてみてくださいね。
【ライター対談】ママライター・さちさんから見る「チームライティング」
「やめとけ」と言われても「私は向いている」と感じるなら挑戦する価値がある
今回は、
✔️ webライター「やめとけ」と言われる理由
✔️ webライターに向いている人の特徴
✔️ 3年間以上webライターを続けられる理由
をお伝えしました。
webライターは様々な理由から「やめとけ」と言われることがあります。
ですが、webライターに挑戦することで実現できることはたくさんあります。
ポイントは、誰とどこで取り組むかです。
一人でできることなんて限界があります。
でも、本当に価値観が合う仲間とチームを組んで展開すれば、可能性は広がります。
少しずつ、一歩ずつでも進みながら続けていくこと。
これが大切かと。
そうすれば、webライターの魅力、やりがい、書くことの素晴らしさを感じられるようになります。
そして、挑戦し続けていれば、いつか想像をはるかに超える結果に結びつきますよ!
あなたがwebライターを目指したいと思う気持ちを、応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。