陰キャの私が世界中どこでも友を作る単純な戦略と出会って直ぐにでも政治の話をする方法【下書中】

2020/12/9追記:第三波が来てるので最近会う人には春と同じ注意喚起を念のためしているのですが意外に知らない人がいるので大事な事なのでこの記事に関係ないけど書きます。
今回のCOVID19の厄介な点は無症状感染と菌の生存時間の長さです。
WHO発表で紙上で24時間、金属やプラスチック上で72時間でしたが10月にオーストラリアの研究で温度湿度が下がるとプラやガラスで28日間生きるそうです。「紙幣」との発表ですがオーストラリア紙幣はプラスチックです。水着に挟んで海に入っても大丈夫仕様です。京都の研究で皮膚の上でも9時間との事。
肌にはバリア機能があるので傷などがなければ基本感染しません。気を付けるのは穴が空いている所です。つまり

・目が痒い時!
・トイレの 前 !


は必ず手を洗うか消毒しましょう。目が痒い時は我慢しても無意識で掻いてしまう事もあるので、洗っておきましょう。あと特に男性はトイレ気を付けて。後じゃなく前。今以上に手洗いしましょうという意味ではなく、最低限忘れてはいけないのはこの2ケ所という意味で。あと鼻の穴掃除したい時も。乾燥の季節、良ければハンドクリーム持ち歩いて手のケアをしたり、適宜手を守って下さいね。尚、菌は紫外線(日光)でも死ぬし、湿度40%以上にすると生存時間短くなるそうですよ。可能なら湿度上げましょう。ご年配の方が知らないって事が多いので、是非周りのご年配の方に教えてあげて下さい。
敵を知り己を知れば百戦危うからず。長生きしましょう。
NHK新型コロナ特設サイト:コロナウィルスの特徴まとめ

あと、会食等人と距離が近い状態・空気の流れが弱い状態の場所では
話す瞬間・笑う瞬間にはエアゾルを出さないようにハンカチ等で口を押えられるよう自分に習慣づけられれば良い配慮になると思います。個人的にしゃべれるくんを試した結果、喋る瞬間のみ紙ナプキンやおしぼりで口を押えるに行きつきました。

現在この文章は絶賛下書き中です。ただ、長すぎて書いても書いてもなかなか終わらず(苦笑)、主要な事は大体書き終えたため、下書きながら公開して行く事に決めました。もし完成形のみ後で一気に読みたい、という方は、タイトルから【下書中】が取れた頃にお越し頂けると有り難いです。

はじめに
他の文章もそうですが、私は基本は私と似た人向けに文章を書いています。蓼食う虫も好き好き、十人十色、合わない物は合わない、ハイさようなら、でいいです。
「この人がこう言ってるけれど、私の意見は違う」「私には合わない」でいいんです。ご自身に合う物をお読みになってください。もちろん「自分とは違う意見や考えを聞いて見たいので読んでみる」でもいいですよ。

最も単純な新たな友を作る戦略

タイトルにあるように私はどちらかというと陰キャ=陰に隠れてこそこそ生きていきたいキャラクター、教室の片隅で本を読んでいたい、なるべく先生に指名されたくない、絶対舞台に上がりたくないし、パブに一人で飲みに行ったりしないような、大変大人しい性格だし、夜のクラブとか騒がしい所は好みません。
そんな私が取るもっとも簡単で単純な友達を作る戦略があります。

「同じ場所」に「定期的」に行く

一言で言うとこれだけです。
ただ、その場所は
適度に人がいる、多過ぎず少なすぎず
「集まる人はそれなりに固定メンバー」
「自分にとってそれなりに居心地のいい場所
であるといいですね。

あとは、自分がほんの少し勇気を出して誰かに話しかけるか、誰かが奇跡的に自分に話しかけてくれるのを待つだけです。
話しかけてくれるのを待つ場合は、なるべく話しかけやすい雰囲気を作ったり、興味を持ってもらえるような何か(自分の好きなアイテムだったり)をさりげなく他の人の目に入る範囲内にディスプレイしておくといいと思います。何回行けば誰かが話しかけてくれる、とかいう事はないので、ひたすら奇跡待ちになりますが、自分が行って楽しい場所なら、友達は出来なくてもそれはそれで充実した時間が過ごせていいと思います。

例えば、運動系のサークルや習い事であったり、映画鑑賞の集まりや読書会であったり、何かのボランティアであったり、自分の興味があって、簡単に参加できてかつ簡単に辞めれる場所がいいと思います。合わなければ辞めればいいので。海外なら語学学校でもいいし、私は外国人もwelcomeな日曜教会にお世話になっていた事もありました。他にも良い雰囲気の喫茶店や、テレビ室でもいい。
インターネット上ならゲームの中のどこかお気に入りの場所に入り浸るでもいいし、同じ趣味のサイトで掲示板やコメントなどを利用して仲良くなる事もありますね。

とにかく「同じ時間を一緒に過す」事だし、
回数をこなして「細く長く続ける」。
あとは自分が勇気を出すか、相手からの奇跡待ち。
これでなんとかなります。

ネガティブ人間でもポジティブな振る舞いで幸福度は上がる

私のように引っ込み思案であったり、初対面の人苦手、あまり自分を他人に見せなくない、というような心閉ざした人間であっても、「たまにはポジティブに振舞ってみる」事は人生の幸福度を上げる、という研究結果が出ています。
例えば、コーヒー屋さんのカウンターで、コーヒーをサーブしてくれる方と笑顔でちょっとした言葉を交わす、とか…この研究発表、確かTEDか白熱教室の「幸福学」で聞いたので、例がアメリカンな感じですが、日本式ならコンビニやスーパーで購入時にレジの人とちょっと言葉を交わす、とかですかね。どんな言葉を言えばいいかわからない?「おはようございます!いい天気ですね!」で大丈夫。ほんとそれだけで大丈夫。お互い幸福度上がります。あ、やりたくなければやらなくてもいいですよ。やってみたくなったらやってみればいいんです。
因みに、すっごい疑い深くて全然心開かない人でも、健康で長生きできるという研究結果もあります。イタリアにはとても長生きな方が多い島がありまして、物凄く長寿で物凄く他人が大嫌いなお爺さんがいるそうで、研究者がインタビューに行きましたが、けんもほろろに追い返されています。ただ、そのおじいさんには、地域にそれなりに友達づきあいがあり、散歩しては友人と会話し、また、姪御さんだったか、親族の中のおじいちゃん大好きっ子が毎日面倒を見に来てくれます。人との温かい繋がりがあります。
それに、健康長寿の秘訣は「地域の安全性」と「図書館の数」というAIの分析結果も最近出ましたね。

閑話休題

とりあえず挨拶をしよう

私のような他人が苦手な人間は、とにかく習慣として「人を避けがち」です。いや、いいんです、避けたければ避けていいんです。
ただ、ちょっとポジティブに振舞ってみたいと思った方、とりあえず挨拶をしましょう。

↑この記事で
「ご近所で挨拶をしましょう。ご近所の安全性が高まりますよ。」
と、書きましたが、日本の安全性には地域差があります。日本だけではないですが、都市部に行けば安全性は低くなります。もしご自身が危険を感じるようなら無理して挨拶頑張らなくていいですからね。
自分の命一番大切にしてください。なお、今住まれている地域が危険と感じるなら、引越を考えてみてもいいかもしれませんよ。引越す事自体が結構大事で面倒ですが、人生とは時間の積み重ねであり、環境のいい所で過ごす時間は人生の質に影響していると、私は思っています。ご自身に合う環境を探すのもいいかもしれません。私の友人で、都会からもっと自然が多く安全な環境に移動した事で、ストレスが減り、新たな職場でより良好な人間関係を築き、人生が上向きになり、痩せてアレルギーも治まり美人になった人がいます。場所って大きいなとしみじみ思いました。

さて、挨拶の仕方ですが、無理はしなくていいんです。「目が合ったら」とりあえず少しおじぎをして、「こんにちは/おはようございます/こんばんわ」等言えばいいんです。それを笑顔で出来ればもっといいです。目が合わなかったら無理して声かけしなくてもいいですよ。
最初の内は失敗する事も多々あるし、気付かれなかったりする事もありますが、だんだん慣れていけば自然に挨拶出来るようになります。
電車やバスでご年配の方や座る事を必要とされている方に声をかける時もそうです。何事も反復練習です。最初の内の失敗にめげず、どうすれば上手く声をかけれるか、席を譲れるか、席を断られた時も笑顔で別れられるか、考えて実行して、ちょっとずつスマートになっていきます。その内コツを掴むし、心臓に毛も生えます。

私はとりあえず「目が合ったら」笑って挨拶して、がやりやすいと思って実行していますが、人それぞれ自分に合ったやり方があると思います。自分の方法を見つけてみてください。
私の場合は、「人が来たらとりあえずそっち方向の頭部付近を見る」から始めました。今まで「人が来たらすかさず目を反らす」だった習慣を変えました。

「天気の話」は最強のワイルドカード

挨拶の次に何かちょっとお互いに会話したい、という雰囲気だった時、「天気の話」は最強です。これは銀座のカリスマホステスが書いたコミュニケーション術の本辺りで読んでから、知らない人と初めて話す時は大体実行しています。全然親しくなれない上司とはもう何年もほぼ毎回出会いがしらは天気の話をしていますが、天気の話、しないよりした方がずっといいんです。挨拶だけよりずっといいんです。
「今日は暑いですね」「寒いですね」「いい天気ですね」「この頃涼しくなってきましたね」etc...その時の体感で、挨拶の後に少し付け加えましょう。相手によってはそのまま楽しい会話に突入する事もあるし、一瞬で強制終了させられる場合もあります。

どちらにせよ、挨拶だけより広がるし、
一番大切なのは「穏やかな時間を共有する」事なんです。

また、今の気温や天候を意識する事って私はとてもいい事だと思います。
今流行りの「マインドフルネス」という宗教を必要としない瞑想、ストレスを緩和し頭の回転を良くし作業効率を上げる等、googleなど世界の大企業が導入していますが、この瞑想のキーとなるのは「心を現在に向ける事」。
個人的に長年実践して感じたのは、私は普段は様々な雑念に囚われて、「心が現在にない」状態が多かった。将来の事や明日の予定や過去の失敗や人間関係のストレス…ありとあらゆる考え事をしており、とにかく忙しい。そうすると、ぼーっとする事も増え凡ミスもし易いし、時間だけが過ぎたけど何も手につかなかった、などという事が起ります。

意識的に毎日3分~5分程度、上記リンクにある呼吸の瞑想を実行する時間をとってみて、マインドフルネスってコンピューター用語でいうところのキャッシュをクリアする感じに似てるな、と感じました。
脳に溜まっていた「考えの残りカス」を掃除する感じ。そして脳の処理可能量と処理速度が上がる。

天気や天候を意識する事って、マインドフルネス程ではないのですが、少し心を現在に向けてくれるんです。なので、自分にとってもいいし、相手にとってもいい事じゃないかな、と個人的に思います。

雑談のゴールは「お互いが楽しい」

知らない人と会話する時、一番意識するといいと私が思うのは、
お互いが楽しい」事。
「こちらがだけが楽しい」でも、「あちらだけが楽しい」、でも良くない。なので、自分の意見を押し付けすぎてもダメだし、相手の話を聞かないのも良くない。逆に相手の話を聞き過ぎて、自分の本当の気持ちと違う意見にも合わせてしまい、辛い思いをするのも良くない。

↑元々コミュニケーションが苦手だった、ゲーマーが書いたコミュニケーション術の本。
「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」amazon honto カーリル
ゲーム好きで他人と話すのが苦手だけれど、もう少し自分と全く違う考えの人間とも会話が出来るようになりたい、と思っていた私にはとてもわかりやすく納得のいったコミュニケーション術初歩本です。「コミュニケーション」をゲームに例えて、雑談する際の心構えを解りやすく書いてくれています。

共通の趣味があり、趣味の集まりの中で会話を始めた場合は、同じ知識や話題が最初からあるので、すぐに盛り上がり易いですが、
「道端でたまたま出会った人」「たまたま飲食店で席が隣だった人」「お店の方」と会話する場合、年齢も職業も性別も国籍も趣味も全く違う場合がある訳で、必ず意識した方がいいのは

・相手の尊厳を傷つけない事

ブラックジョークや、特定の集団(国、性別、宗教etc)を批判したりからかったりする話題は、相手を深く知らない内は基本的に避けた方がいいです。嫌いな有名人の話やワイドショーで騒がれているネガティブな話題も基本的にはやめておきましょう。どこでどうその人と繋がっているか分からないし、意図せず相手を傷つけてしまう場合もあります。仲間内でいつもウケる話題が、仲間外では誰かを傷つけたり、誤解される事って結構あります。あと個人的な嗜好をいきなり訊いたり、個人情報に関わる事は、聞かれたくない人が多くいるし、相手の見た目やファッションに言及するのも、自分にとっては褒め言葉でも相手にとっては言われたくない場合もあるので、気をつけた方がいいです。

ではどんな話をすればいいのか?
ポジティブな話なら大抵大丈夫です。天気や気候が良かったり、出会った場所の雰囲気が良かったら、とりあえずそこを褒めておきましょう。「いい天気ですね」「いい景色ですね」「ここのお店美味しいですね」とか。別に笑いを取らなくても大丈夫、穏やかな時間を共有する事って大切です。
あとは、相手に興味を持って、相手が今やっている事を聞いてみてもいいです。「お散歩ですか?」とか「よくこのお店来られるんですか?何が美味しいですか?」とか。人によってはそういう話もしたくないという人もいるので、相手の反応を見つつですが。自分が相手の立場だった場合、どういう質問をされると答え易いか?どういう質問が嬉しいか?と考えてみるのもいいかもしれません。

会話はお互いが楽しいのが一番です。つまり、こちらが会話したい気分でも、相手が話したくない雰囲気であれば、やめておきましょう。
逆に、相手がどんどん話してくれて、こちらも楽しければどんどん続ければいいし、相手が話してくれても、こちらが楽しくないなら、失礼にならないように断りを入れて、その場を離れてもいいです。

無理せず、無理強いせずです。

出会って直ぐに政治の話ができるかは相手次第

すみません、タイトルちょっと盛りました。実際会って直ぐ政治の話が出来るかは相手次第、タイミング次第です。ただ、最近は本当にCOVID-19の話になる事が多いので、即政治の話ができる場合が多いです。ただそれだけです。

先ほど「ネガティブな話題」はやめておきましょう、と言いました。
現在の自公維中心の政権や財務省の事を良く調べている人、現在の日本の危機的状況を理解している人は、政治の話をするとどうしてもネガティブさを避ける事は不可能では?と思った方もいるかもしれません。
その気持ち、良く解ります。
調べれば調べる程、TVや大手メディアは政権のポジティブ面の宣伝しかしておらず、裏でやってるあれやそれやを、多くの人が現状を知らず過ごしている中、今の日本がどれだけ格差が広がり、断絶が広がり、貧困が広がり、苦しんでいる人々がいるか、それもこれも一部の人々が自分達に金を集中させる仕組みを作り上げてきたからだし、政治をどんどんそっちの方向に向けていったからだ、と気づいてしまったら、焦るし辛くなります。

がしかし、お待ちください。
初対面の人との会話は「お互いが楽しい」が一番です。
話題がネガティブであったか、ポジティブであったか、その印象はそのまま自身の印象になる可能性が高いです。

街中で「向うから声をかけて来る人」に警戒心を持たなければいけない理由は、向うから声かけて来るのは大体 詐欺 か 新興宗教 か ナンパ つまり「迷惑な勧誘」だからです。
登山道でお互い穏やかに挨拶できるのは、山の中までこれらの人々が来る事はあまりないからですね。

焦る気持ち、物凄く解ります。
が、少し冷静になり、「何も知らない相手の立場」になってみてください。出会って直ぐの知らない人にいきなり熱い政治論議されると、引く可能性高いです。そして、「この人怖い」「迷惑な勧誘かもしれない」「頭のおかしい人かもしれない」と思われる可能性高いです。
大丈夫、明日いきなり日本会議が日本全部乗っ取りました!なんて事には多分ならない。それなりに法的手順を踏みます。ナチスだってそれなりに法的手順を踏みました。それなりに。それに様々な民間の人々が抵抗すると思います。今も一生懸命抵抗していますね。

だから時間はあります。
それに、全員が全員政治の事を知らなくてもいいんです。「多くの人」が気付けばいいんです。今の日本はおかしいと、多くの人が気付いて、「自分で調べ」「自分で考え」れる状態に持っていければいいんです。
知っている事全て言わなくても大丈夫、最近のTVや新聞はおかしい事、「インターネットで自分で調べてみてください」と伝えられれば上々だし、話の流れで政治の話ができなくても、もしかしたら次回があるかもしれないから、自分の良い印象を残しておきましょう。
政治の話はできなくとも、「楽しい時間」もしくは「穏やかな時間」が共有できれば、お互いにとって人生の幸福度が上がった良い時間なので、私はいいと思います。それに誰かと会話する事は、多かれ少なかれお互いの視野を広げる事に繋がると私は思っているので、直接は政治の話ができなかったかもしれないけど、少しは相手の心のゆとりを生んだかもしれず、それが政治について考える事に繋がるかもしれません。

もしあなたが熱烈にお勧めしたい政党や政治家がいたとしても、無理に勧めてはいけません。それは新興宗教の勧誘と同じになってしまいます。軽い紹介ならいいですが、無理やり自陣に引っ張り込むのは辞めましょう。
物理法則の作用・反作用のように、こちらが強く引っ張ると相手の心の中で反発や強い疑念が生まれる事もあります。

私は「相手の利になる事」を意識しています。
相手の視野を広げる情報はどんどん出します。相手をもっと自由にする事はいいんです。でも、自分のお勧めを押し付ける行為は「相手の視野を無理に狭める」行為になりかねません。
自分にとっては絶対それが正解、と思っていても、相手にとってそれが正解かは解りません。
人にはそれぞれ、自分で考え、悩み、自分で答えを出す自由があります。
自分が自分で答えを出したように、相手にも自分で考えてもらい答えを出して貰いましょう。
私の考える答えが本当に良い物であるなら、相手も同じ答えになるかもしれません。また、相手が違う答えを持ってきた時、自分で再検討したら、実はそちらの方が良いなと思うかもしれません。

政治の話ではないですが、「無理に勧めるのは良くない」「善意が悪い方向に働く場合もある」「相手の気持ちに寄りそうのが一番」と再認識させてくれた良い漫画↓

政治の話題の切り口は身近な政策

ネガティブな話題は避けましょう、と言いました。
ではどうやって政治の話をするのか?
私は、例えばマスクしなきゃいけないのが大変という話題なら、快適なマスクも色々出て来ましたね、とか続けつつ、アベノマスクの話と台湾がITの力でマスクが買えるお店の情報をリアルタイムで調べられるようにし、購入個数制限のおかげで社会に混乱がなかった話、から始まり、可能ならアベノマスクを受注した4社目が架空の会社であり横領の可能性が高い話もします。
GoToの話題や経済が大変という話題なら、GoToより消費税減税の方が経済効果が高いという話をするし、可能ならGoToで一部の人達が税金の横領を行っている可能性があるし、GoToで助ける名目にされている宿/飲食店は逆にGoToの所為で迷惑をこうむっており、お金が回るのは中間業者のみという話もします。

まず他国の良い政策や、ポジティブな効果の話をし、相手の気持ちがポジティブで、少しネガティブな話題も大丈夫そうだな、と思ったら少し横領の可能性を付け加える方法を取っています。
自民党等の直接的な批判は…相手からそういう話題を持ち出されない限りはしないです。
何より、自分の主張以上に相手の話を良く聞く事、相手の気持ちになるべく寄り添う事を意識しています。出来ない時もありますが。
相手の主張は肯定し、相手を上げつつ、自民党を下げる事もありますね。相手の意見が間違っていると思っても、いきなり否定したりはしません。

私は、
・心のゆとりができて
・政治に向き合えるようになり
・きちんと正しい情報を知り
・論理的に考えられるようになる
 =個人のエゴを乗り越え、社会全体の幸福を考えれる
状態になれば、人は同じ方向を向けると思っています。

つまり、今は違う方向を向いていても、いつか同じ方向を向ける仲間だと思っています。もしかしたら私がそちらの方に向きを変えるかもしれませんし。そして、今、違う意見で凝り固まっている人と無理に対立する事は時間の無駄だし、むしろ遠回りになる場合が多いと思っているので、否定はしないです。既にしっかりとした関係が出来ている友人、喧々諤々と意見を言い合っても良い仲であれば反対意見もだしますが、関係が全く出来ていない会ったばかりの人の意見を否定しても損の方が多いのではないかと思うので。

因みに、ツイッター上で対立する意見の交換を行う事もありますが、あれは私にとってはひとつひとつ「ネット上でのコミュニケーション実験」なので、実際に会って話す時とは別ものです。でも、いつか同じ方向を向ける仲間だという考えは同じです。

自分が初めて知った時の「驚き」を伝える

あなたが日本会議の事を知ったのはいつでしょう、自民党が酷いメディアコントロールを行っており、世論を自分達の都合の良い方へ向けている、警察や検察の上層部、法曹界ともお知り合いが多く、全然逮捕されないし逮捕されても不起訴となったりもみ消しが起っている可能性が高いと知ったのはいつでしょうか。
驚きましたか?
私はとても驚きました。小説より奇なりとはこの事かと思いました。

私は、多くの人に「自分で調べて」貰いたいと思っています。人に動いてもらう為には、人の心を動かす必要があります。
新興宗教の勧誘がよくやる手段、詐欺まがいの商売がよくやる手段は「脅す」です。

新興宗教:この宗教を信じないと不幸な事が起る、地獄に落ちるetc
詐欺商売:この商品を買わないなんて、ポイントを貯めないなんて損etc

宗教に騙される人は少ないと思いますが「損」という言葉に振り回される人は沢山いるので、どうぞご注意下さい。「損」という言葉を聞いたら、「損」ではなく「普通」、知っていると「お得」なだけで、知らない事は「普通」と心の中で思ってみてもいいです。ポイントがつくと「お得」かもしれないけど、そのポイントの裏でどんな情報のやり取りがされているか、どうしてポイントをつける事が出来るのか、その金はどこからやってくるのか、を深く調べてみるのもいいかもしれません。

人はポジティブな情報よりネガティブな情報の方が強迫観念で駆り立てられやすいです。
つまり、判断を誤り易いです。ネガティブな情報をぶつけてくる人間は、相手を駆り立て、自分の思う通りに動かそうとしている場合があります。これも簡単な詐欺手法なので。

私は詐欺は好きじゃありません。既に世界的に調べた学者が、「人の幸福度は繋がっており、誰かが不幸になる時、必ず自分の幸福度も落ちる」という結果を出しています。つまり自分が幸せになりたければ、みんなが幸せになればいいですね。
人の感情を駆り立て判断力を削ぐ行為は良い行為だと私は思いません。

自分が「今」信じている事が本当に正しいのか?
「情報」が足りていなくて、もしくは「科学」が追い付いていなくて、間違った事を信じていないか?

以前、バターは健康に悪く、マーガリンは健康に良い、などという時代がありました。今はマーガリンやショートブレッドに含まれるトランス脂肪酸は健康に悪い、という主張の方が正しく思えます。また、油の取り過ぎは健康に悪いですが、逆に油を取らなさすぎも良くありません。油断大敵です。
現在良く言われている事は「オメガバランスの悪さ」。脂肪の成分に「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」といったものがありますが、現代人は穀物由来の「オメガ6」のみを摂り過ぎである、と。家畜も、本来その家畜が食べる食糧(新鮮な牧草など)を食べていればオメガバランスが良いですが、人間が効率を重視して安い穀物、遺伝子組換えの穀物、オメガ6の多い穀物を与えているせいで、オメガバランスが崩れ、オメガ6ばかりになってしまっている。そいういう理由で、バランスを取るためにオメガ3が多く含まれているアマニ油や魚のDHA/EPAの摂取が推奨されていますね。もしくは調理油をオメガ9の油であるオリーブオイルにしたり。オリーブ油、エクストラバージンは栄養が多いですが癖が強いので調理用に使うならピュアオリーブの方がいいですよ。バージンは熱で壊れる栄養も入ってるので是非生でどうぞ。
他にも、アメリカで「牛乳は身体に良い」と言った研究者が数年後には「やはり身体に悪かった」と発表しているが、前者しか日本で広まっていない、という事もあります。

↑消化器内科の先生が書いた本。
「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」amazon honto カーリル
タイトルが衝撃的なネガティブさなので、手に取りたくなくなる気持ちは良くわかります。
ただ、私が実際に行ったダイエット(アレルギー物質とカビ、添加物は避ける)で自分自身が自然と徐々に痩せ、頭の回転が良くなったという実感がある為、「現在日本で大量に流通している輸入小麦(特にアメリカ産)と、ほとんどの牛乳」は避けた方がいいのではないかと私は思っています。牛乳は多分「餌の問題」と「処理の仕方」の問題で、新鮮な牧草を食べている牛のミルクを牧場でしぼりたてで味わうなら多分身体に良い。多分。

しかしながら、現在の日本の食環境でアレルギー物質と添加物を避ける事って非常に手間だしコストもかかる為、私は「ほどほど」「自分に可能な限り」を実施しています。何より小麦も牛乳も美味しい!よって、特別な日やどうしても食べたい気分の時は食べています。なるべく国産小麦を選んでいますが。

レタスクラブで掲載された漫画で、お母さん手作りのお弁当を「毒メシ」と言った為、世間の反感を買ったという事が最近ありましたね。お母さんだって時間のない中一生懸命知恵を凝らして手間をかけて作ったお弁当がそんな言われ方したら、それは腹が立つでしょう。ただ、現在の市販の冷食や出来あいの物には、添加物や遺伝子組換え作物原料のブドウ糖果糖液他、研究者によっては「身体に悪い」とする物が多く含まれている事も確かです。
日本は添加物大国でもあるし、遺伝子組換え作物消費大国でもあります。もちろん「国」が定めた基準で「問題がない」とされている量しか使われていません。

ただ、科学は時代により変わります。
トランス脂肪酸だって、そして殆どの添加物や遺伝子組換え作物だって、健康被害を起こしたり、地球環境を悪くする事を目的として生み出された訳じゃありません。消費者が美味しくて見た目が良くて安い物を求めるから添加物が生み出され、生産者の苦労を軽減したり、世界の食糧不足の改善の目的があって遺伝子組換え作物が生み出されています。原子力だって、「アメリカが考える」「正義の勝利」の為に開発されましたね。

私は現在の日本の食品の表示法が、消費者の知る権利に対して非常に不利に改変されてきている事、添加物や遺伝子組換えの情報を意図的に隠していると私には感じられる事や、副作用のない抗がん剤の許認可が下りない事に関しては、それに関わる議員や厚生労働省や医薬品会社の上役の方々に対し、また、それに関わるお金の流れに関して、非常に懐疑的に思っていますが、大体の歴史上の、後から考えれば悪くなった原因の発端には、悪意ではなく善意があったりします。

つまり、「今」の「自分が信じる」「善意や正義から来る」情報が、後になって真逆の効果を及ぼす事もある、という事は常に心に留めておく必要があると思ってます。

↑安価で副作用がなく痛みを和らげる抗がん剤を開発したにも関わらず、国により封印されてしまっている話。
「がん患者が真に求める抗がん剤の復権に向けて」amazon honto カーリル
国に科学的根拠も理由説明もなしに禁止された後、武田薬品に製品発売協力お願いしたけど不誠実な対応の挙句蹴られたという話が載っており、私は個人的にタケダじゃなく小林製薬に話を持って行った方がいいのではないかとも思ったのだけど、そもそもその前に国を動かせるのは国民だと思います。
人生120年時代、安くて安全ながん治療薬は必要だし、薬品業界を儲けさせるための「どんどん薬を与える医療」は間違っていると思います。あと日本は身体に悪い食品流通し過ぎでそりゃ身体を壊すと思うし排気ガス出し過ぎで特に都会は空気汚れているし世界でNoを付き付けられた農薬がなんで日本に大量輸入されてるんだと思うし杉檜は植え過ぎなんじゃないかと思う。
尚、小林製薬は単に私が個人的にその姿勢が大好きなダケで、何の根拠もありません。カネで動き人々の苦しみを無視しているように見える、タケダの首脳陣は嫌いになりました。

…ここまで読んで、「ネガティブな情報で人を駆り立て、人の判断力を狂わせるな」と言っている割に、この記事にはネガティブな情報モリモリじゃないか、と思われた方もいるかもしれませんね。
その通りです。この記事には私が知るネガティブな情報をあえて載せています。理由のひとつは、この情報を多くの人が知る事が、この国を良い方向に変えると思っているからであり、もう一つは「文字情報は人をそれほど駆り立てない、クールな情報である」と思っているからです。
私の書いてる事を鵜呑みにせず、是非ご自身で色々調べ、確かめてみてくださいね。様々な意見を聞き、自分で検討する事は大切です。それに私は既にネガティブな情報に駆り立てられている人間なので、判断を誤っている可能性もあります。

・相手の心(とテンション)に寄り添う
・相手の利になる情報を提供する
・相手の視野を狭めるような熱いお勧めはしない
・なるべく全体的にポジティブにする

事を私は対面で話す時、心がけています。

閑話:ポジティブな未来とネガティブな現在

散々ネガティブな事を書きましたが、私は未来は必ず良くなると思っています。

何故私がポジティブであるか?

理由は簡単です。
「主体的に情報を取りに行っており」「多角的に検討しているから」

↑主体性の大事さを教えてくれる良い記事

まず「脳は思い込み易いし騙され易い」という事を解り易く書いてあるなと思った良書を紹介します。

「FACTFULNESS」amazon honto カーリル

「ネガティブな情報は人を駆り立て、判断を誤らせ易い」と書きましたが、人間の機能としてネガティブ情報を重く受取る事は非常に大事なんです。生き延びる為に大切なのは「ネガティブな想像力」です。
「今、大地震が起ったらどうしよう?」「明日、水害が起ったらどうしよう?」と想像し、それを大事な事と受止めれるから備える事ができます。備えれば完全な「防災」は無理でも「減災」する事ができるでしょう。

しかしながら、この「ネガティブを重く受け止める」機能が悪く働く事があります。
「悪事千里を走る」と言うように、悪いニュースはあっという間に広がるし、人の記憶に残ります。比較して良いニュースは全然報道されないし、すぐに忘れます。
よって、主体的に情報を集めない人は、結果的にネガティブなニュースばかりを聞く事になります
特に災害が起こるとTVがネガティブニュース一色になりますね。そしてネガティブニュースで感情を揺らし過ぎると理性が働かなくなります。

災害時は自分の判断力を守る為に、ニュースに触れる時間を自分でコントロールする事お勧めです。TVをつけっぱなしにしたければNHK教育、Eテレがお勧めです。他の局ほどニュースを放送しないし、不安を煽らないよう、多くの人が正常に理性を働かせる為にも「日常」を保って放送してくれる事が多いので。尚、今回も沢山見かけましたが、不安に駆立てられ「日常の時間」の価値を理解していない視聴者は「Eテレは事態が解っていない」とクレームを入れます。自分の精神状態が異常になっている事に気付かずに。

「FUCTFULNESS」は今の社会の状態、世界の状態を「正しく」理解する為のデータをきちんと提示してくれているし、世界がだんだん良くなって行っている事がきちんとわかります。特に個人投資家には一読お勧めですよ。自分の「未来の世界を良くする哲学」や「投資プラン」に合わせてどの国がいいかどの分野がいいか考える事ができます。
日本の安全度・平和度・長寿度は世界トップ、経済レベルもトップクラスですね。HENTAIやオタクを大切にする文化なのでユニークな発明も多くイグノーベル賞良く受賞していますね。凄い研究者いっぱいいるし、世界的に活躍する人も大勢います。政界以外に。尚、個人的に「海外の大学を卒業した」ダケでは「世界的な活躍」カウントできないと思ってます。私は海外で「日本人をカモに詐欺る日本人」とか「その国で自分の常識が通用せず極度にその国を嫌い偏った日本讃美に走る日本人」に遭遇した事もあります。勿論それ以上に素晴しい人に沢山会ってますが。海外経験も人それぞれです。

私は仕事柄、そして個人的な趣味でも、日々世界中の老若男女分け隔てなく色んな話題で会話しています。日本人以外とは政治の話も宗教の話もよくします。最近は日本の政治と社会の悪化が激しい事に危機感を覚え、コロナ禍が始まってからは日本人とも積極的に現状の日本の話をします。
上記「GoToキャンペーンを後押しする人は詐欺に遭いやすい事を証明してみた 」でも書きましたが、世代が下になればなるほど、論理的に思考・科学的に検討でき、共感性(他人に優しく多様性に寛容)が上がる、と実感しています。それも、全世界で起っていると実感しています。(「私の部下はそうじゃない」と思った方はいるかと思いますが、私はその方に対し「エビデンスの範囲が狭い恐れがあります」と返答します。また、「上司や先輩」としてではなく、「対等な立場で」会話してみてください、とも。)
アニメ「ワンピース」が大好きな若者が世界にどれほどいる事か。ワンピースは多様性のあるキャラクターと、「友達の為に怒る」話ですね。あえて付け加えておきますが、中華人民共和国や大韓民国も同じですからね。…近年まで一般人の国外渡航が禁止され、かつ現在もインターネットの制限が激しい中国は大分色々と遅れているなとは感じますが、ゆっくりとですが確実に良くなってはいます。
つまり未来のいつかの時点では必ずリベラルが勝利し、全ての命が大切にされる時代が来ます。問題は、それがいつか、そしていつまでこの悪化が続くか、です。

「大阪都構想」という名前詐欺の「大阪市廃止をかけた市民投票」
・投票率62.35%
・賛成票49.37% / 反対票 50.63%
という結果、どう思いましたか?
私は、日本の中でも一番コミュニケーション能力の高いと思われる大阪ですら、約40%の人間が政治=自分達の暮らしに関して無関心であり、もっと言えば無責任であり、残り60%の内、約半数が自分で詳しく調べない、自分の頭できちんと考えない、TVに騙される層(かつ身内にその間違いを正してくれる人もいない)なんだな、大阪ですら、と受け止めました。
つまり、日本の中でも一番コミュ力の高い大阪、そして、アベノミクスとかいうふんわりした概念ではなく、「大阪市廃止に伴い様々な公共サービスが廃止され不便になるし、地域の安全性も低下するし、災害時救助が悪くなる」という、生活に直結する明らかな不利益に対してですら、
責任を負っている、70%の人間が無責任+騙されたまま放置される人である、というのが現状である、と捉えました。

民主主義という物は、投票権のある全ての人が、政治に対する責任を背負っています。第二次世界大戦後、ドイツ人は徹底して自分達の過ちを見つめ、同じ過ちを犯さないよう子ども達を教育してきました。日本はどうだったでしょうか?東條英機内閣の重要閣僚でA級戦犯の岸信介は戦後自民党で内閣総理大臣になっています。この岸信介の孫が安倍晋三です。戦闘機を爆買いしたり、ブルーインパルスを飛ばして喜んだり、憲法を戦時中の日本に逆戻りさせようとしている、(恐らくおじいちゃんっ子の) 安倍晋三です。菅義偉に変って良くなったでしょうか?是非NHKの「国会中継」を見てください。良い所だけが編集されたニュース映像ではなく、そのままの首相の答弁を自分の目と耳で確かめてみてください。
菅さんが青春を過ごした1960-70年代ってどんな事が日本で流行っていたでしょうか?「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」「わかっちゃいるけどやめられない」などのニッポン無責任時代ですね。脳も筋肉も何歳からでも鍛えられるし、人間変わろうと思えば変れます。ただし、自分から変わろうと思わず、青春時代の価値観を生涯引きずり続ける人もいます。菅さんは、そして彼の同世代の多くの人はどうでしょうか。

もちろん同じ世代であっても感覚は人それぞれです。
最近、様々な年代の方と直接政治の話をし、「60年安保や70年安保で頑張った方々」にはとても話が通じ易いという事に気付きました。というか私が「若い世代にも君みたいなのがいるのか」や「僕らが若かった頃みたいだ」と言われます。時代は繰り返すものですね。アジテーションの主戦場は今は大学構内ではなくツイッター、というところでしょうか。
また、同じ「戦前生まれ」でも、都会の方の感覚と、B29なども全く飛んで来なかった(被災がない)、食糧難にも全く遭っていない、田舎の方の感覚では戦争に対する思い入れや熱量、そして責任感が全く違います。

民主主義では投票権のある人全てが政治の責任を背負っています。
つまり、今回のCOVID-19での失策の数々、税金横領という犯罪、失われた人命、逼迫する医療現場…他多くの困難を引き起こしているのは、

あなたに、そしてわたしに責任があります

現在の日本でどれだけの人がこの事に心から気付いているでしょうか。

サイレントマジョリティは同意と同じ
イジメは傍観者もいじめる側
アベノマスクは受取っただけで税金横領という犯罪に協力する事になるし
GoToキャンペーンに反対の声を上げていないだけで
GoToキャンペーンが起こした感染拡大の罪を背負う事になります。
育児放棄や炎天下の車の中に乳幼児を放置してはいけないように
「やらなかった事」も「知らなかった事」も自分の罪になるんです。

忙しくて調べている時間がなかった、興味がなかった、その気持ちはとても良く解ります。政治の話をしていると良く「あなたが政治家になればいいのに」って言われますが、私が一番興味があるのは旅行であり、一番得意とするのは観光情報や歴史文化情報なので、政治家にはなる気はないです。
でも社会が幸せじゃなければ自分が幸せになれない事を知っているし、今の日本の政治がどんどん格差を広げ、社会構造として労働奴隷を増やして行く方向へ進んでいる事を知っているので、緊急でアラートを鳴らしまくってるのが現在です。昨日まで中流層だったハズの収入/支出は明日から貧困層になる、そういう方向に社会構造が法律が書き換えられていっています。
そして私ひとりでは多くの人に届かないので、少しでも多くの方に政治の話をして欲しくてこの記事を書いています。友達と、同僚と、初対面の方と、家族と。ちょっとやってみようかな、と思った時だけでいいので、どうか政治の話をしてみてください。

政治家の嘘に「自分」は騙されていないから「自分」は馬鹿ではない、と仰った方がいましたが、騙されない人が少数いるだけでは、
「多数決ルール」の民主主義という名のゲームでは敗北します。
そしてゲームに参加したくなくても、投票権を持った時点で強制参加させられるのがこのゲームの特徴です。
「人生」や「社会」という名のゲームも生まれた時点で強制参加ですしね。

現在の世界は右翼vs左翼ではなく知性vs反知性

政治の話をしていると右か左かと聞かれる事がありますが、正直左右には興味がありません。

全ての人が自由で平等
全ての命が尊重される

みんなが幸福になれる社会
 が築ければいいんです。

何故って、前述しましたが既に社会科学で結論が出ています。
「全ての人の幸福度は繋がっている」
この結果を知った時、人類の歴史と兼ね合わせて考え
この世はでっかい「囚人のジレンマ」だったんだなって思いました。
全員が協力できる事が勝利条件であり、誰かが「他の人を騙して自分だけ多く」カネを集めようとすると、全員が不幸になります。

山本太郎さんが良いキャッチフレーズを使っていました。

「今だけ、カネだけ、自分だけ」

これをやると結局回り回って自分の首を締める事になります。
しかも自分の首を締める前に、大勢の人を苦しめます。
なのに今の政治家達や、政治家に近い位置にいる金持ち達が何故これをやるかというと、多分自分の首は締まらないと思っているからでしょうね。あと、他人を苦しめても自分は苦しくないのでいいと思ってる。

最近読み始めた経済学の本「ラディカル・マーケット」

NHKの落合陽一と台湾の天才IT閣僚オードリー・タンの対談で、一人一票じゃない新しい投票方式、QV方式がこの本で紹介されていると知り早速読み始めたのですが、(現在の多数決一人一票投票方式には民意がきちんと反映されないという問題が既にある事を知っているので。余談ですが小選挙区比例代表制は「政党政治」=「勝ち馬に乗ったアホ集団が国を牛耳る政治」をより強くしているので最悪だと個人的に思っています)

「ラディカル・マーケット」 amazon honto カーリル
最初に金持ちと貧乏人の格差が酷い、ブラジルのリオの話が紹介されています。金持ちは金を持っているけれど、街の治安が非常に悪くて、ブランドバッグを買っても、それを持って街を歩く事は出来ない、生活を楽しめない、常に不安と隣り合わせであると。
日本は今、世界一平和で安全で楽に生活が出来る国だと私は思っています。外国人観光客の間で日本話として有名なのは「財布を落としても全くお金やカードが無くならず戻ってくる」という話です。実際は戻って来ない事もあるし、ひったくりなどの盗難もありますが、財布もスマホも戻ってくる事が多いし、海外ではそんな事はほぼほぼあり得ないので、世界的にはとても珍しい事です。南米などから来た人からは、「女性がブランドバック持って、ハイヒール履いてオシャレして街を歩いている事があり得ない、それも沢山いる」と言われた事もあります。

この平和と安全、どこから来たと思いますか?

勿論銃刀法などの規制もありますが、私はGHQが日本で行った
「財閥解体」「農地改革(地主から土地を取り上げ小作農に配った)」
が何より功を奏していると思っています。
つまり、社会の富が強制的に分配され格差が縮まった事。それに加えて都市は焼け野原だったので、多くの人がゼロからの出発だった。
そこにお隣で「冷戦下の戦火」である朝鮮戦争の戦争需要のお蔭で日本は一気に景気が上がり、「最も成功した社会主義国」と言われたバブル前日本の出来上がりです。「一億総中流」とも言われていましたね。

この格差是正こそが今の日本の安全を作ってると私は思っています。
満ち足りていれば、人は盗もうとしないからです。
つまり、多くの人が十分にお金を持っている社会は安全です。
そして今、この格差をガンガンに広げて行っているのが政治家とお金持ちです。既に成功を手にした家に生まれた人々です。
そうです、アメリカと同じ事が今、日本にも起っています。

戦後日本のアイデンティティは「平和を愛する」憲法であると私は考えていますが、同時にアメリカのアイデンティティは独立宣言の「自由と平等」だと思います。誰にでも平等に成功する機会が与えられている、それがアメリカンドリーム。でも実際のアメリカは非常に不自由で不平等な国です。金持ちと政治家が牛耳っている。人種差別もなかなか無くならない。政教分離を謳いながらその実、欧州とは違い保守的なキリスト教の非常に強い非合理な国です。正確に言うと色んな意味で「格差の激しい」国。最先端の技術・最新の学術研究もありつつ、大量の人間が未だにダーウィンの進化論を否定しているし、女性の妊娠の問題を本人じゃなく社会や法律が規制しようとしている。黒人差別もですが女性差別も酷いですね。つまり実際に機会は平等じゃない。そんな理想と現実の差を知り日本に「本当に平等な国家」を作ろうとしたのがGHQで来たアメリカ人です。
また、戦後直後の日本を担った政治家は、戦時中の全体主義体制に反対していた、立派な方々だったので、生活保護等、社会福祉制度を手厚く整えました。

社会を良くしようと思ったら、世界を良くしようと思ったらしなければいけないのは最下層の支援です。中間層じゃない。

それに今、自称中間層の多くの人が下層支援ではなく「自分だけ」得をしようとするのは、中間層だと思っている人々が時間や心に余裕がない下層に落ちて行っている証拠でもあるのではないかと思います。

私がGHQが行った格差是正を非常に評価する理由は、私がこの格差是正で没落した家の末裔であり、没落前の話や、彼らの価値観を知っているから、という事もあります。
富と権力があった頃の自慢話を聞くだに、こちらとしては「合法ヤクザ以外の何物でもないな」って内心ドン引きです。例としては、正しい事を指摘した人を「恥をかかされた」と社会的制裁を行った事とかです。その事を「自慢話」として語ってる時点で価値観が本当に酷いなって思います。あと、遺産相続の話とかはリアル金田一か、と思いました。富と権力は人間を腐らせます。本当に没落して良かった。そして私自身は本家でもなければ親族のいない遠隔地の一般家庭だったお蔭でそのような酷い価値観に染まらなくて良かったと思います。
その家の教えが「外に出る時はボロを着ろ」「金を持っているという事は人に言うな」「収入の話は人にするな」です。まさにリオですね。戦前の日本の金持ちも、場所にもよるとは思いますが、オシャレは出来なかったようです。他にも「人づきあいは全て金だと思っている」「直ぐに人に金を渡す」など、諸外国にお金を渡しまくる安倍晋三を見ていると、とても年老いた親戚を思い出します。一見気前が良さそうに見えてその実、常に不安で社会(他人)に対し信頼がなく、金を渡す事が自分を護る事に繋がると思っている。そして後年は他人に泥棒されたり攻撃される妄想に悩まされ続ける認知症になりました。私は、誰も信用できない、心から信頼できる友達もできない、そんな人生は幸せだっただろうか、最初から富なんてないのが一番だったのではないか、と良く思います。もちろん貧乏も苦しいですけどね。

話を戻しますが、このまま格差が広がる事を放置すればするほど、日本の治安は悪くなっていくと思います。つまり金持ちも生活が楽しめない不安に揺れる社会です。高度な手口の詐欺も増えるでしょう。そうです、自分にもっとカネを集めようとすると結果的に自分の首を締めるんです。

それに、悪い事でも上手くやれば逃げ切れると思っているのかもしれませんが、果たしてそう上手く行くでしょうか?
確かに歴史的に見れば、過去に行けば行くほど「社会を騙しきって多くの人を虐げながら自分だけ得し、死ぬまで逃げ切った裁かれなかった権力者」は沢山いるでしょう。以前は情報操作がし易かったし隠匿もし易かったので。あと、教育も悪く「騙される人」も大量にいました。「勝てば官軍」「正義が勝利するのではなく、勝利した者が正義を名乗る」の世界でした。
でもIT革命がおこり現在進行形でIT技術が発達し、どんどん情報格差が無くなっていっています。下の世代になればなるほど賢くなるし科学捜査技術も進みます。
暴君として知られるネロは、実際は市民に慕われた賢君であり、貴族たちの目の上のたんこぶだった事、歴史書を書いたのは貴族側であり、やっていない事まで全部ネロのせいとして伝えている、と言う事が近年解ってきています。
トランプのお蔭で流行っている言葉は「歴史修正主義」ですね。良くも悪くも歴史は常に見直されます。時代が進むほど科学も進み真実に近づきます。
科学というのは「誰がやっても同じ結果になる」事です。妄想や想像は「人によって結果が違う」事ですね。「今だけ、カネだけ、自分だけ」はいずれバレます。何が本当に良かったのか悪かったのか、必ず歴史が証明します。だから知性vs反知性と言っています。

ケネディ暗殺はCIAの一部の幹部によって行われた可能性が極めて高い事も分ってきました。
さて、GoToのそしてアベノマスクの横領が追及される日はいつでしょうか。

驕れる者は久しからず

イギリスのジョンソン首相は英国版GoToの失敗を認めました。
感染拡大の策であったと、今は感染対策をもっと徹底すべきであったと。

人である限り間違える事はあります。
間違いを認め軌道修正できる人と
間違いを認めず言い訳と嘘で塗り固めて行く人
どちらが知性がある人だと思いますか?
因みに太平洋戦争中の日本軍の作戦は会議の「空気」で決まっていったそうですよ。「理論」ではなく。

本当に最新の学問を勉強していれば、きちんと知性があれば、他人を虐げる事、自分だけ得しようとする事は結局自分の不利益に繋がるって解るんです。
情けは人の為ならずだし、幸福になりたければPay forwardが正解です。

政治と宗教と新興宗教の話

日本が仏教を必要としたのは何故だと思いますか?

私は社会に哲学と倫理が必要だったから、神道には社会哲学がないから、だと思います。神道は言ってしまえば自然信仰アニミズムであり、人間以外の何かの存在を認め敬う事であり、それも大事だと思いますが、人間同士のつまり社会的な思想哲学は薄いんじゃないかと思います。
一方仏教やキリスト教には人類愛、助け合いや思いやりの精神がある。そしてこれが非常に重要だと私は思っています。
現代の日本では「無宗教です」と言う人が多く見られますが、それは「特定の宗教団体には所属していません」、という意味であり、実質的に社会の「常識」は仏教ベースであり、江戸時代からは武家が取り入れた孔子もミックスされています。「いただきます」「ごちそうさま」は仏教から来ています。

さて、日本では多くの人が忌避する新興宗教の話ですが、新興宗教ってざっくり言うとどんな物だと思いますか?

多種多様、本当に様々な物があるので一概には言えないのですが、流行り易いのは世界宗教の「人類愛」エッセンスを利用したネズミ講だと私は考えています。
赤ん坊の実験で、人間は、自分自身が喜ぶ以上に、誰かを喜ばせた時の喜びの方が強く感じられる、という事が解っています。つまり与える喜びの方が貰う喜びより強い。
神様がいるとするならば、神様は人間が愛し合うよう、お互いに助け合うよう、最初から脳に仕掛けをしといてくれたんだなって思いました。
という訳で、「他人を喜ばせる」「他人の幸せを祈る」「他人に奉仕する」人類愛エッセンスが教えに入っていれば、所属する信徒は行動する事で幸福感が得られると思います。その上でヒエラルキー形式の組織を作り、お金を上に上に流すネズミ講の形状を造れば、トップがお金を集める事ができる集団の出来上がりです。
…余談ですが最近顔出しNGのゲストを呼んで話を聞くNHK「ねほりんぱほりん」の元暴力団員回で、暴力団の金の流れも正にネズミ講方式だと知り、ネズミ講は汎用性高いなって思いました。

私は仏教のお経もキリスト教の聖書も哲学書として読みますが
キリストが弟子に奇跡の力を与え
「ただで受けたものなのだから、人々にただで与えなさい」
と言っている部分を読んで、「金銭を介さない親切って大切」って思いました。

お経も聖書も、人々に「考える事」を促していると私は思うのですが、ネズミ講としては人々に考えないで、「教祖の言葉」に従って、カネかヒトを集めて貰うのが一番カネと権力を集められる方法です。そして「考えない事」ってとても楽で、作られたルールに従う事、それもそれが「良い事」だと思われている事、正義だと思われている事に疑いを持たず、信じて従う事って、楽だし気持ちいいし、集団に属するという事は友達も出来易く、幸福な人生が送れると思いますよ。

死後の世界や、輪廻転生や、幽霊、奇跡やその他超状現象について、私は「現在の科学で証明できない事、自分の五感で感じられない事に関しては、否定も肯定もしない、解らないままおいておく」という人間です。信じている人を否定しないし、お地蔵さまには手を合わせます。他教徒の寺院などではその神様や信徒に失礼がないよう敬意を払います。私が感じられないだけで、本当にいるかもしれない、という想定で動く事にしています。コロナ対策の「自分が無症状感染している想定で動く」という事と似ていますね。解らない事に関しては、デメリットを比べ、デメリットを少なくする方向で動く方がいいと思うんですよ。ネガティブに備える事大事。自分は大丈夫なんて根拠のない思い込みは良くない。
尚、お地蔵様に手を合わせるデメリットは「ただの石に毎回手を合わせてた」手を合わせないデメリットは「ちょっとづつ運が悪くなってた」を想定しています。手を合わせて心で言う言葉は「いつも見守ってくれてありがとうございます」です。
因みに今年神社で神様に言ってる言葉は「日本がこんな事になっててごめんなさい。政治を社会をまともな物にする為に頑張るので、力を貸して頂けると有り難いです」ですね。

幽霊って怖いですか?

幽霊が死んだ人間だとするならば、人間が怖くなければ幽霊も怖くないんじゃないかな、と思ってます。もし私が死んだなら、確実に死後の世界をエンジョイすると思うので。ある意味海外旅行と同じ、別世界への旅立ちですよね。勿論現世に恨みを持つ方もいるでしょうが、少数だと思うし、私自身は今までお会いした事ない&あまりお会いしたくはないのですが、例えばポルターガイスト現象に遭ったとして、それって暴走車など事故に巻き込まれるのと何が違うでしょうか。物理なら物理で対抗、逃げ切れなければ大けが、ですね。恐怖映画を見る度に筋肉を鍛えておく事、持久力瞬発力上げておく事大事だなって思います。
尚、肝試しには行きません。有名心霊スポットにも行きませんよ。なぜわざわざ危険って言われている所に行くのか。そっとしておきましょう。君子危うきに近寄らず、さわらぬ神にたたりなしですよ。

あなたは自分が新興宗教に洗脳されると思いますか?

私は、シチュエーションや薬物を使えばひっかける事が出来るだろうから、そういうシチュエーションについていかない事が大事、と考えています。正確に言うと「信徒のひとりと日常会話を交わす」は大丈夫、「先生と会う」「集会に行く」は危険、ですね。
以前流行った、「催眠商法」という悪質な詐欺商売があります。今もあるのかな?無料でパン一斤配布、等言われ、会場に行くと、異様に盛り上がっていて、その場の「空気」で皆買ってるから自分もつい高額商品を買ってしまう、という。
海外旅行時の詐欺手口でも、仲良くなった現地人に誘われて自宅に遊びに行ったら、カードゲームに強制参加で高額巻き上げられる、とか、飲物に睡眠薬入れられて盗難被害とか、色々ありますね。
逆に言えば、普通にひとりの人間として、信徒と付き合う分には何も怖い事はないと思っています。
というか、そんな犯罪まがいの宗教はほとんどないだろうと思っていますが、私は『集団』に対してはとても警戒する人間なので、宗教だろうが、詐欺だろうが警戒しているだけです。そして友人には新興宗教の信徒も何人かいますが、普通に友達づきあいしています。そういう友達とは宗教の話もします。普通に誘われて普通に断って普通に友達です。相手が仏教ベースなら仏教の話するし、キリストベースならキリストの話するし、自己啓発っぽい教えとかもありますね。
「上の修行をする為には新しい信徒を2人入信させないといけないんだ」「いやそれ教えとしておかしくない?チェーンメールか」みたいな話、普通にしてます。

では「政治と宗教の話は避けろ」と言われるのは、何故だと思いますか

私は日本社会が自己肯定感を下げる構造になっているからだと思います。
…という話の解説は次章にするとして、その前に

あなたはオウム真理教は怖いですか?
私は日本の拘置所(留置所かな?)の方が怖いです。犯罪が行われている可能性が高いからです。

「A3」amazon honto カーリル
オウム裁判と麻原彰晃の過去を追った「A3」 を読みました。
法曹界のみなさんは必読だと思います。拘置所内で犯罪が行われている可能性が極めて高いです。そんな場所で犯罪を指示した人、指示できた人は誰でしょうか。薬品で麻原の口を塞いだ人は。
そしてオウム事件の真相が明かされないまま死刑は執行され、その日、安部晋三など宗教団体日本会議の面々が宴会を開いていたのは偶然でしょうか。

この本で思った事は、オウム真理教は普通の無害な新興宗教団体だったって事ですね。反社会的な方向に狂って行ったのはトップ集団だけ、しかも外部から情報操作を受け「狂わされた」可能性がある。トップが盲人であると情報操作しやすいですね。宗教は大金集められるし色々と好都合ですね。
オウム真理教が反社会的な集団であると煽ったのはマスコミです。自民党と仲良しのTVメディアです。検察にも自民党と仲良しな方々がいる事は勿論ご存知ですね?
殆どの信徒は事件が起きた日も何も知らず東京で怖い事が起ってるね、と話し合ってたそうですよ。で、マスコミと世間が凄い勢いでなだれ込んでくる。まさに魔女狩りですね。さてどちらが悪魔憑きでしょうか。

そして、本当にあの凶悪犯罪を起した人は誰ですか。
ケネディ暗殺の黒幕が捕まるのと地下鉄サリン事件の真相解明どちらが早いでしょうか。

尚、私は一般のオウム真理教信徒に全く責任が無かったとは思っていませんよ。
何故ならサリンを作る為のお金を出したのは信徒たちです。
私達が自民党の議員達に税金で給料を払っているようにね。

考えない集団は暴走します。

「日本」という監獄

流行りのリアル脱出ゲーム行きました。リアル脱出ゲームは謎解きゲームです。一人で謎を解くタイプや、友達と一緒に謎を解くタイプ、室内で行われる物や、ウォークラリーやスタンプラリーのように屋外で行われるタイプ、様々な物がありますが、私は「たまたま同じ回に参加になった複数の初対面の人々と」「協力して」監獄から脱出する、という室内のゲームに参加しました。
そして凄くいいゲームだなと思いました。

まず、謎解きなので「考え」なければいけない。
謎を解く為に大量の「情報を集め」なければいけないし、それは一人では集め切れないので、他の人と協力しなければいけない。
情報共有も大事。考えを検討し合う事も大事。
そして謎が解けたら脱出する為の「行動」を起こさないといけない。ここでも鍵は協力する事

私はあまり頭が良くないので、ちょっと足手まといになってしまうかもしれないと思っていたのですが、足手まといな人なんていなかった。謎解きを考える事が得意な参加者もいたのですが、とにかく制限時間内に集めなければいけない情報が大量です。全員フル稼働で集めなければ得意な人が一人いた所で謎は解けません。情報集めが得意な方もいたし、行動が得意な方もいた。
すると、自然と限られた時間内でそれぞれが「自分の出来る事」、「自分の得意な事」をし、「協力」する。

「得意な事」「出来る事」が違うからこそ、協力できる

という事を実感させてくれる良いゲームでした。

さて、今の日本で「みんな違って、みんないい」が心から納得できている人はどれくらいいるでしょうか?

「同調圧力は、日本の宿痾(しゅくあ)です」

SWITCHインタビュー達人達で、鴻上尚史さんのその言葉が紹介された時、私は真っ先に「宿痾」の意味をグーグル検索しました。長く患っていてなかなか治らない病、持病、だそうです。「宿便」みたいな「宿」の使い方だなって思いました。閑話休題

この「同調圧力」ってどこから来たのかな?って考えてみました。

江戸時代は「違って当たり前」の社会でした。侍と農民が同じである訳がありません。
明治、文明開化。急務は「富国強兵」。西欧列強の帝国主義国がアジアを奴隷化植民地化している中、日本も奴隷にされないよう頑張る必要がありました。それまで沢山の「国」がありそれぞれの「お殿様」がいるunited states of Japan体制では対抗できない、オール・ニッポンである必要があると考え、「良い兵士」を作る事を念頭においた学校教育制度が始まりました。

良い兵士とは何か?
上官の命令に疑問を覚えず、直ちに命に従う兵士です。

でも教育の大切さが解らず、労働力としての子供を必要とし、学校に通わせない家庭も沢山ありました。何せ親が教育を受けていませんから。
更に、キリスト教という一神教国の強さに対抗し、天皇を神とする宗教を作ろうとしました。廃仏毀釈です。それまで千年以上神仏融合していた物を無理やり分け、かなりの寺を打ち壊しています。日本の「文化大革命」ですね。薩長は上司である徳川家に反逆したのだから、正当性を主張する為にも天皇の地位を上げたかった、という事もあるでしょう。「勝てば官軍」という言葉にどっちに義があったのか解らないという当時の人々の恨みが残っています。

国家を上げてこの新興宗教を広めたお蔭で、戦時中はご家庭に天皇陛下の御真影(肖像写真)があったし、震災だったか戦災下で先生が何をおいても自分や家族の命を捨てても学校の御真影を守ろうとした、という話を最近読みました。
天皇を盲信する新興宗教・神道は明治に創られました。
それ以前の神道は仏教と融合していました。
寺にも神社にも違いを意識せず参拝する多くの自称無宗教の現代日本人の宗教感は、実は明治前の日本人と似ているんじゃないかなと思います。日本を旅していると廃仏毀釈に負けず神仏融合が残っている場所に出会う事があります。良かったら探してみてください。

日本人の新興宗教・神道への傾倒が特に大きくなったのは大戦中でしょうね。
人は苦境に立たされると神を信じたくなります。
「藁にもすがる思い」です。私も受験の時は学問の神・天満宮の鉛筆貰いました。

そして敗戦。
GHQがやってきて、アメリカから「多数決ルールの民主主義」「自由と平等」が輸入されました。天皇は人間宣言を行いました。生徒達は戦前の教科書を墨で塗り潰すよう指導されました。戦前の軍国主義教育を信じ生徒を戦争に送り出した教師であった三浦綾子さんは自分が間違った事をしていたのだと心を病んでいます。そしてキリスト教に救われ、小説「氷点」を書きベストセラーになりました。テーマは『原罪』そして『許し』。戦後日本の人々の気持ちに合ったのでしょう、大ヒットを飛ばします。因みに人気落語家TV番組「笑点」のタイトルの元ネタはこの「氷点」です。
かくして日本の人々は自分達を許し、「敗戦」という言葉より「終戦」という言葉を使うようになったのでしょう。全部戦争が悪い、と思いたかったのでしょう。アジア圏への侵略行為・残虐行為があまり教科書に載らないのは何故でしょう?自分を責めるのは苦しいですからね。

軍国主義、新興宗教天皇教は墨で塗りつぶされましたが、変らなかった事もあります。
考え(させ)ない教育」「教師の命令に従わせる教育」です。

少人数の教師が大量の生徒を扱う時、自由勝手にバラバラに動かれるより、犬のように、あるいは羊のように従って貰うのが楽ですよね。戦後はベビーラッシュで団塊の世代、その子ども達のベビーブーム。一方教師を育てるのは大変だし、三浦綾子さんのように離職された方も多かったでしょう。
…そろそろ1クラスあたりの人数を減らし、教師の数を増やしてもいいと思いませんか。そしたらもっと考える教育が出来るようになると思うし、そんなに廃校にしなくてもいいんじゃないかと思います。地域のご年配に講師として来て貰っても温故知新と孤独老人対策になっていいと思います。コマもけん玉もヨーヨーも世界的に人気が出て来ています。外国人観光客にけん玉を披露すると受けるし皆さんやりたがります。得意だった方々に教えてもらいましょう。あとけん玉が認知症予防と集中力(閑話休題

教育大事

以上、太字にした物が同調圧力の源ではないかと思います。

個人的に一番致命的だと考えるのは「考えない教育」つまり個人個人の論理力のなさ。「考えない教育」の詳細は「GoToを後押しする人(略)」の解説章以下に譲るとして、
100分de名著 カント"純粋理性批判"オンデマンド で
「感性=五感で知覚する事」
「悟性=感性で知覚した事を論理で分析し悟る事」
「理性=悟性から考え推測する事」
というカントの定義が紹介された時「日本人、感性鋭いのに悟性がないから理性が暴走しまくるのか…」と悟りました。論理力大事。
そして悟性がないからこそ感性を鋭く発達させ、空気を読むのがやたら上手いのではないかと。危険回避能力ですね。
昔の職人とかで良く聞く言葉「技は教わるもんじゃない、盗むもんだ」も言いかえれば「私は分析力論理力がないから体系だって解り易く教える事ができない、勝手に見て覚えろ、私もそうやって覚えた」ですね。勿論相手に「論理力がないんですね」なんて失礼な事は言いませんが。それに「盗め」法の良い点は、教わる側の自主性を引き出す点であり、合わない人頑張れない人を早々にふるい落とす点です。私がそう言われたら頑張って観察するし、分析の為に質問しまくると思います。

今はEテレでは「考えるカラス」「すイエんサー」「ピタゴラスイッチ」「ロンリの力」など考える力を伸ばす・疑問を持つ・実験する事の大事さを面白く教える番組があっていいなと思います。実際の教育現場がどうなっているかは知らないのですが。
尚、世界の「今」を知りたい人にお勧めな番組は「世界にいいね!つぶやき英語」「ドキュランドへようこそ」「高校講座地理」です。特に高校地理お勧め。世界のエネルギー問題や国別の簡単な歴史や経済体系など、私が高校時代に習った事と違った時代が進んだ現代の問題を扱っているし、個別のニュース記事読むより視点が俯瞰で解り易い。

そんな訳で口では「みんな違ってみんないい」と唱えながらも、実は
「みんな平等じゃなきゃいけない」「多数派でいなければいけない」「みんなと同じじゃなきゃいけない」という同調圧力、日本社会特有の「空気」が出来上がったのだと思います。…「平等」というのは本当は「みんな同じ」という意味ではないんですけどね。

では同調圧力の下、あなたが同じでなければいけない「みんな」って例えばどんな人でしょう?
どんな人であれば「みんなと同じ」になれるでしょうか?

身近な問題を経済学で解説するTV番組「オイコノミア」でやっていたのですが、例えば年収1000万の人が、周囲の家が年収800万台の住宅地に住んでる時、人生の満足度は高いのですが、同じ人が年収1200万台の住宅地に引越すると満足度が下がるそうです。(数字はうろ覚えです)

海外駐在員話で聞いた事があるのですが、日本では一般家庭で一般的な主婦だったのが、夫の海外派遣について行き、例えば日本より物価が低いアジア圏だった場合、日本より豪邸に住めるし、日本より安価に宝飾品が買えるし、日本では雇っていなかった家政婦や下働きの人も安価に雇えます。
すると日本に戻って家事労働をしなければいけない主婦に戻りたくなくなるそうです。
更に、その国その土地に日本人が少数であった場合、日本人コミュニティで出会う人には「駐在員の妻」の他にも「大使館員の妻」という、日本で一般家庭の主婦している時には出会いがない、日本でも豪邸に住むクラスの人と出会う事になり、そうすると大使館員の妻の金銭感覚、宝石や高級品をぽんぽん買う(注:全ての大使館員の妻がそうだとは言いません)感覚に影響され、豪華客船に乗りたいとか、金遣いが物凄く荒くなるとの事。

何が言いたかったかというと、「みんなと同じでなければいけない」の「みんな」とは常に「自分が羨ましいと思う人」「青い隣の芝生」であって、決して平均値ではない、ましてや自分より貧乏ではない、という事です。

つまり、同調圧力の息苦しい空の下、
常に自分や社会が考える「理想」と「理想から遠い自分」を比較し、
自分にダメ出しし続けている。
目標や欲望は達成した瞬間更に大きな目標や欲望へと横滑りします。
つまり、理想とは追いつく事の出来ない蜃気楼を追い続けるような物です。
環境にもよりますが、社会人になると褒められる機会は少なくなり批判される機会が増えます。

現在の日本社会の価値観では自己肯定感が下がり易く上がり難い構造になっていると思います。

さて、自己肯定感が低く、論理力が弱い人が、人生の満足感を得る為に行う行為って何でしょうか?

ひとつは、「神を探す」です。
「神」というのは、「自分の存在意義を賭けれる何か」です。
例えば特定の宗教、例えば特定の政治団体や政治主張、特定のスポーツチーム、特定の音楽バンドやアイドル、特定のアニメの特定のキャラクターetc...
周りが見えなくなる程ハマっている方、少しでもその対象物を否定しよう物なら、地雷を踏まれたかの如く突如として猛然と怒り狂う方、いますね。
例え同じアニメや同じアイドルのファン同士であっても、物語やキャラクターの捉え方が少しでも違うと、その違いを楽しんでくれない方、怒る方、いますね。
自己肯定感が低い、つまり自分が嫌い、自分ではない何かに自分の存在意義全てを捧げ、「好き」「その為に活動する」といった、ポジティブな気持ちで多くの時間=人生を費やす事は、その方にとってとても慰めになると思います。ただ、論理力分析力が弱いので、その対象物を客観的に捉えている訳ではなく、あくまで「自分の理想」を無理矢理押し付けている形で、自己投影して愛している為、少しでも自分の考えと違う事を言われるとその意見は受け付ける事ができません。自分の人生賭けてますしね。また、例えば対象物がアイドルだった場合、熱愛発覚や不倫発覚があった際「裏切られた」「私の青春返して」と大変ショックを受けます。人の心の動きは外部から禁止された所でコントロールできるものではないって事を理解していない、相手がアイドルである前に一人の人間であるって事を理解していないので。

平和で安全な社会、格差が少なく多くの人が満ち足りている社会では、特定の宗教にハマる人は少数派です。また、政治が軽視される世の中で政治論議にハマる人も少数派です。そもそも教育が行き届いておらず、政治や世界を俯瞰して語れる人も少ないし、相手の人格を否定せず議題に集中するアカデミックな「議論」が出来る人も少ない。自己肯定感が低い社会ではどうしても自分の意見の正当性を主張する際に相手の人格を否定しがちだし、人格否定されておらず意見否定されただけで人格否定されたと捉える被害妄想に陥る人も多いです。そして、60年70年安保闘争で懲りた人も多いでしょう。
争いを避ける仏教的で平和的な日本社会で
「政治と宗教と○○の話はするな」
(○○はその時々で変わります、熱狂的なファンがいる何かです)
という言葉が一般化するのは当然かと思います。


【下書き中:次章<思考レベルの段階的向上>に向け、日本社会の諸問題の本質を個人の成長物語で描く「ほんまおおきにさんどした」を先に執筆中。「職業選択~ケーキを選べばいいじゃない~」章には時代が変わっても通じる生き方の基本方針を入れました】


日本を変えたい人向けの記事:
・自分より年上の人間や、昭和層/成功者層へ向け情報をシェアするヒント↓
男尊女卑社会がいかに男にとって重荷かという話を殿下にお手紙
・世代が上に行くほど騙され易い人が増える↓
GoToキャンペーンを後押しする人は詐欺に遭いやすい事を証明してみた
・騙されない為に情報が必要&世代間の感じ方の違い↓
アベノマスクを好意的に評価する人は情報が足りていない事を例え話で分りやすく
・日本社会の諸問題の本質を個人の成長物語で解り易く↓
ほんまおおきにさんどした

日本を世界を良くしたい記事集
LoveChangesEverything


#政治の話をしよう
#自分で考え行動しよう








2021/7/12訂正:アメリカを「カソリックの強い国」と記述していましたが、「保守的なキリスト教の強い国」に訂正しました。失礼いたしました。
理由:イギリスやフランスと比べると思想的に非常に保守的な宗教色が強く、またアイルランドやイタリアそしてヒスパニックといったカソリック系移民も多いのですが、数としてはプロテスタントの方が多いため
参考:アメリカ生活e-百科「アメリカ人とキリスト教」http://www.jlifeus.com/e-pedia/10.culture&society/03.religion/top.htm
なぜアメリカには熱心なキリスト教信者が多いのか、シンプルな答え
米史上2人目「カトリック系大統領」誕生から考える現代アメリカの宗教観


宝くじは地元で買うと決めてます。 確率は何処で買っても同じ、地元で買えばそのお金は地域を良くする事に使われる→即ち自分に還元されるので。誕生日には一年生きれた事を感謝し地球環境保護系団体に寄付します。地球が良くなる事はつまり自分に還元される。あなたの幸せは私の幸せ。長生きしてね。