いま知っておきたい「みらいのお金」の話

今回は本の紹介をしたいと思います。タイトルは、いま知っておきたい「みらいのお金」の話です。

いま知っておきたい「みらいのお金」の話

簡潔にいうと、仮想通貨を通してお金の本質と未来の社会を予測する本です。ポイントは３つあります。

1.仮想通貨とは　　

2.お金の本質　　

3.未来の社会

1.仮想通貨とは　　

仮想通貨は周知のとおりビットコイン等の電子通貨のことです。しかし大事なのは仮想通貨を支えるブロックチェーンという仕組みです。

ブロックチェーンとは簡単に言うと、管理者なしでシステムを守ることです。

例えば、日本のお金を管理しているのは日本銀行ですがブロックチェーンを使うと日本銀行の存在なしでお金が回るということです。

これはどういうことかというとお金の本質を知れば納得できます。ここで次の章に入ります。

2.お金の本質　　

お金の本質とは何かというと、簡単に言うと信用です。お金は信用の下に成り立っているのです。

例えば、昔のお金には塩や貝が使われていました。今の日本円もとどのつまり札束です。

では何故札束に価値があるのかというと、それは私たち日本人が日本銀行を信用しているからです。

日本銀行は日本円を製造して地方銀行に流通して私たちがお金を使っています。

商売の取引は全てお金で行っていますが、日本銀行が破綻すれば日本円の価値もなくなります。

このように私たちは日本銀行への信仰があるからこそお金に価値を見出すことができるんです。

極論すれば家族間で信用が成り立てば家族内での通貨も可能になるということです。

しかし、これらの常識を覆すのがブロックチェーンです。

3.未来の社会　　

先ほども言ったように、ブロックチェーンがあれば国家が必要なくなります。

これは何を意味するかというと世界中どこでもお金が使えるということです。

現在は日本円、ドル、中国元などで分けられていますが仮想通貨ができれば日本にいながら海外の人と容易に商売ができます。

それこそ、ヴァーチャルの中でも。

そうです。仮想通貨が普及すればヴァーチャル内での取引が主になるのです。

例えば、日本で歌上手な人が動画をあげればそれを見た海外の人が投げ銭をします。

このようにお金の形が変われば労働の形も変わります。

堀江貴文さんがよく仰るように

「仕事と遊びの境界線がなくなる」のです。

だからこそ、私は今の内に好きなことでマネタイズする能力を身につけたいと思いました。

まとめ　　

既に日本は終身雇用が崩壊し年金制度も存続の危機にあります。

これからの社会で淘汰されるのは無思考で会社にしがみつく人間だと私は思っています。

お金の本質は信用だと言ったように信用さえあれば幾らでもお金は増やせます。

つまり、これからの時代は好きなこと・得意なことに注力して信用を獲得できる人が幸福度を上げます。

ダーウィンは進化論でこう言いました。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」

現代は時代の過渡期にあると言われています。

生き残るために私自身も変化し続けたいと強く思います。

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