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(19)常識を変えるショートカット講座2 ショートカットの作り方

【1】ショートカットとオートメーション

プログラムは、実行することでその機能を果たします。前回の講座で、ショートカットアプリ内には
「ショートカット」「オートメーション」
の二つがある
とご紹介しましたが、それの違いを説明します。

ショートカット
①ショートカットアプリの名前。
②人間が手動で実行するタイプのプログラム
オートメーション
指定した条件になったときにアプリが自動で実行するプログラム

【2】手動実行するタイプの「ショートカット」を見てみよう

では、こちらをご覧ください
以下から同じプログラムをダウンロード、使用できます。

ショートカットのプログラムは、専用の用語でなく「日本語」が使われているので、割と読みやすいのが特徴です。

①現在の音量を確認
②音量が40の時→amazonを開く
②音量が40ではない時→エラーを出す

ざっくりとこんな感じでしょう
ショートカットには、実行する「動き」が白い箱になっていて、それを並べたり、数値を入れたりすることでプログラムを作ります。

このテストプログラムで使われている「箱」は
次の4つ

①今のiPhoneの音量を取得する箱
②ユーザーの指定した条件に合っているか否かで
動作を変える箱
③amazonアプリを開く箱
④エラーを表示する箱

この「箱」を組み合わせることを意識しましょう。
【3】では、そんなショートカットを組む上で必要になる箱をまとめます!

【3】便利な「箱」

①if文

先程の「テストプログラム」で、②ユーザーの指定した条件に合っているか否かで動作を変える箱

この箱のことを「if文(イフぶん)」と言います

中学英語でやった、「もし〇〇が△△なら…」のもし、がifの原点です。

【ぐたいれいこーなー ①if文】
あなたはクッキーが食べたくなりました。箱の中のクッキーを確認します。

①もしクッキーがあれば
→食べる
②もしクッキーがなければ
→amazonで購入する 

現実であればこのようになると思うのですが、ショートカットのプログラムではこうなります

①クッキーの枚数を確認する
②もしクッキーの数が次より大きい「0」ならば
③クッキーを食べる
④もしクッキーの数が次と等しい「0」ならば
⑤Amazonで購入する

となります
この時、クッキーの枚数に応じて、食べるかAmazonで購入かの二手に分かれていると思います

この動作を二手に分けるのが「if文」です

②Appを開く箱

次に覚えておいてほしいのが、この「Appを開く」箱です。
この箱を出して、青い「App」をタップし、開くアプリを選択することで、プログラムを実行した際に指定したアプリを開くことができるようになります。

③メッセージを送信する箱

この箱を出してきて、「メッセージ」「宛先」を指定して実行すれば、メッセージを送信することができる優れものです。
LINE版もありますよー!

ではまた!
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