論語「中庸の徳たるや」

中庸の徳たるや、其れ至れるかな。
民鮮(すく)なきこと久し。

中庸の徳とは、最も素晴らしい徳である。
そのような人は少ない。

孔子が最高の徳であるとした中庸。

中庸とは『かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること』。

白か黒か、良いか悪いか、好きか嫌いか、に囚われていては見えない世界。

それが中庸の世界。

「中庸」とは、孔子を始祖とする「儒教」において徳の概念を表す言葉。
儒学を学ぶときの四書の中の『中庸』という経書のタイトルでもある。
四書は『論語』『大学』『中庸』『孟子』で構成。
『中庸』は最後に学ぶべき書。



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