突撃!隣のIT現場 自動車開発からITエンジニアが学んだすべて
ITエンジニアが自動車開発で学んだITプロダクト開発技術、カイゼン手法を本にしました!
2020年春に開催されるはずだった技術書典8に向けて書いていた本を、技術書典応援祭に出展しています。ここでは、本書のオススメポイントをご紹介します。(販売ページへのリンクはページ下部)
「ITエンジニアのわかる!IoT・クルマ開発 - 自動車メーカーから学ぶIT開発プロセスとテクニック」
どんな本?
ITシステムエンジニアやオープン系 IT エンジニア向けに⾃動⾞開発と IoT プロダクト/システム開発について網羅的に解説した本です。
アジャイル開発がトヨタ⽣産⽅式を⼤いに参考にしているように、IT 業界が⾃動⾞業界の開発現場から学べることはまだまだ沢⼭あります。
どんなことが学べる?
役割によって得られるものは異なります。独断と偏見で各ロール向けのオススメをご紹介します。
プロジェクトマネージャの方に向けて
・開発プロセスやイベントなどプロジェクト全体に関わる情報がオススメです。
・例えば、既存のプロダクトを流用して開発する際にはどのような点に気をつけて品質/コスト/納期を管理していけば良いのでしょうか?
⇒「派生開発」と「基点」という考え方をご紹介します。
テクニカルリードの方に向けて
・アーキテクチャや開発に必要な技術、OTA (無線ソフトウェア更新) などの技術トレンドと開発現場のカイゼン手法の情報がオススメです。
・例えば、開発プロセスの品質を安定化するためには何をすれば良いのでしょうか?
⇒「自工程完結」や「5ゲン主義」といったチームカイゼン手法をご紹介します。
・ハードウェア開発と量産に向けて準備しなければならないことは何でしょうか?
⇒設計での考慮点や量産の準備工程をご紹介します。
ITエンジニアやシステムエンジニアの方に向けて
・自動車やIoT業界を目指している方には技術要素の情報が参考になると思います。
・そうでない方にはプロセス分析や障害分析・予防 、プロセス改善手法の情報がオススメです。
・例えば、要件分析の際に課題を掘り起こすにはどう分析すれば良いのでしょうか?
⇒業務プロセスの見える化にも使える「バリューストリームマップ」をご紹介します。
・障害解析や障害を避ける設計をするにはどうすれば良いのでしょうか?
⇒「FTA・FMEA」という障害分析手法をご紹介します。
電子機器エンジニアの方に向けて
・ハードウェア開発だけでなく、組込みソフトウェアやサーバ開発、運用設計などプロジェクト全体に関わる情報がオススメです。
・ハードウェア設計としても、下記の要件を満たす設計のための参考になると思います。
- ホコリが多い環境で使用される
- 温度条件が厳しい環境で使用される
- 高可用性が求められる
- 電源を入れるだけですぐ使える、すぐ繋がる • メンテナンスフリー
本書のサンプル
目次
まえがき
第1章 IoT、コネクティドカーとは
第2章 企画・開発プロセス
第3章 企画フェーズ
第4章 開発 - デジタルフェーズ
第5章 全体設計
第6章 IoT機器設計
第7章 サーバ設計
第8章 量産設計
第9章 実装
第10章 フィジカルフェーズ - 品質検証
第11章 試作・製造品質確認
第12章 量産・販売・運用フェーズ
付録A APPENDIX
あとがき
販売ページ
A5版100ページ。物理本もPDF版もあります。
ぜひ一度お手に取ってみて下さい。
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