今こそ振り返る渡航 Vol.5

初めまして!APOLLOのミャンマー部に所属している押木彩音です!

私の初めての渡航は最近で、コロナが流行る少し前の2020年2月です。渡航の主な感想は、めちゃめちゃに楽しかったです。10日間行きましたが、それは一瞬で、帰った後の喪失感が大きかったのを覚えています。

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私は、渡航に行ってはじめてAPOLLOという団体を理解しました。正直、行く前の私はただ、MTに参加し、周りにあわせるようにプロジェクトに取り組み、APOLLOの中での私の主体性はほとんどありませんでした。支援をしているピンニャーミェ僧院学校も、話に聞くだけで、架空のようなふわふわした存在で、そこの子供達に支援をしているという強い感覚はありませんでした。

渡航から帰ってきて私が一番思った事は、「私は何もしていない。」 渡航には行って、APOLLOとして、子供達を楽しませることができたかもしれない。でも、私はAPOLLOに何も貢献していないと感じました。それと同時に、APOLLOに所属するメンバーを尊敬しました。ボランティアだから当たり前かもしれませんが、何も報酬もないのに、むしろ渡航に自腹で10万近くかけて行き、当たり前のように人の為に動けることに、すごく感銘を受けました。


また、実際にピンニャーミェに行き、子供達とふれあったことは、私の常識?みたいな物を良い意味でぶっ壊しました。子供達はほんっっとうに元気過ぎるくらい元気で、はじめて会うはずなのにすっごく仲良くしてくれて、これぞまぶしい笑顔って感じでした。本当に優しい子達ばかりで、私が子供達とずっと一緒に遊んでいると、手を引っ張って木陰に連れて行ってくれて、うちわのように手で仰いで安ましてくれたり、自分の持っているお菓子などをわけてくれました。彼らは、決して裕福ではないはずなのに、自分の物を惜しまずに人にあげて、人に対して気遣いも溢れてて、ここでも感動の嵐でした。ここで思ったのは、幸せの定義って本当に人それぞれだなぁって事です。子供達の優しさに触れたら、本当に私の悩みなんてちっぽけだな!って感じました。そして、そんな彼らを支援したいという気持ちがすごくわかりました。

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渡航は私にとって、APOLLOの活動においてのターニングポイントになりました。帰ってきてからは、少しでもAPOLLOの為に、ミャンマーの子供達の為に、何かしたいと強く思うようになりました。今、私は図書館プロジェクトのリーダーとして、この団体の発展に力を入れています。渡航に行かなければ、上記のように思うことはなかっただろうし、今、こうやってリーダーをしている私もいないと思います。それほど、渡航は衝撃的で刺激的でした。


結構まじめな感じで書かせてもらったんですけど、おちゃらけた話、私、渡航前にインフルかかって、隔離期間解除とともにミャンマー行って、鼻とか詰まったまま飛行機乗って航空性中耳炎になって、渡航の10日間自分の声量もわからないくらい耳が聞こえなくて本当に大変でした!笑 そして、帰る日くらいから下痢なって、そっから一週間くらいずっと苦しんでました。笑 でも、渡航期間中はほぼ毎晩メンバーと遊んだり酔ったりしてオンオフの切り替えが激しくて本当に楽しかったです!

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以上、長い分になりましたがありがとうございました!!

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