見出し画像

たいしたことない自分をまるごと受け入れている人ほど強い

「自分、たいしたことないから」と受け入れている人が、実は最強なんじゃないかと思っています。

ことばの雰囲気をそのまま取ると「諦め」とか「やる気がない」とか判断されることも多いですが、土台の、芯の部分が強い。

「たいしたことのない自分」を真に受け入れているとは、世の中が自分中心で回っているわけではないことに気づいていて、支え、支えられていることに感謝の気持ちがある状態なのだと思います。

それはとても謙虚で、フラットな在り方で、力が抜けていて、なんとも心地のよい空気を醸し出しています。

そういう人って時々すこーん!と、何か、結構大きな何かが抜けることもありますが「しょうがないなあ」と周りが助けてくれる。

たいしたことのない自分を受け入れている人には、愛される隙がたくさんあって、それが周りの人のエネルギーを高めていると感じます。

実はすごい人なんだけど、なんか抜けてるところがある。でも、その抜けてるところ、私、力になれるよ!という”役割”のようなものを周辺に作り出しているような。

役割を見つけた人は、生き生きとその力を発揮するのです。

画像1

時々、混乱することがあります。

ポジティブに「わたしはできる!」と思うことで、その未来が創られていくのも分かる一方、「自分、たいしたことないから」とあるがままに受け入れ、達観したような謙虚な境地に在ることができるのかなって。

両方大切だと思うんです。

だからといって変にバランスを取ろうとすると、いいとこ取りしようとして、結果どこも取れていないみたいな中途半端な立ち位置になる。

バランスを取るって天秤にかけるようなものなので、左右で分離しているんですよね。

本来、「わたしはできる」という自信のようなものと、「自分はたいしたことない」という悟りにも似た気持ちは混ざり合っていて、その時々で”濃度の違い”が出てくるものなのかなと感じています。

その濃度の違いを見極めようとするときに必要なのが、もっともっと「自分」という存在について知っていくこと。

「わたしはできる!」って武装する前に「たいしたことのない自分」を受け入れることがスタートなのだと思います。

昨日と全然違うこと書いてるなあ(笑)

でも、きょうはそんなふうに思った一日。

悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。