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運の貯金箱に幸運をためるために、一日にひとつずつの断捨離

家の中がもっとスッキリするとわかっていても、なかなか進まないのが「断捨離」。

厳選しているつもりでも、際限なく増えていくのが洋服と本。

そして特に捨てづらいのも洋服と本です。

本は最近、電子書籍にしているので増える速度が大幅に落ちましたが、洋服を入れているクローゼットがついに満杯になりました。

洋服は捨てようと見始めてしまうと、逆に全然捨てられない。

もう2年くらい着ていないものでも、なぜか捨てられない。

「もったいない星人」がいつも現れて、「きょうこそ捨てるぞ!」という決意をことごとくくじいていくのです。

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一般的にいちばん捨てづらいのは「思い出の品」だと思います。

誰かにもらったものとか、捨てたらもう手に入らないものとか。

ところが、写真や思い出の品はさくっと捨てられるのに、洋服は本当にハードルが高いのです。

わたしには「着物を直して直して着ていた時代の血」が流れていて、洋服を捨てることが「粗末にしている」という行為に結び付いているに違いない!

そんなこじつけまで思い浮かぶ始末。

とはいえ、風水でクローゼットは「運の貯金箱」ともいわれていると聞き、これはもたもたしている場合じゃないなと感じ、意を決して断捨離を決行し始めました。

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断捨離は一気にやったほうがいいという説と、1か所ずつやっていいという説といろいろありますが、”一気に”も”1か所ずつ”もしっくりこないので、1日1つ手放していくことにしました。

朝起きてしばらくしたら「きょうは何を手放そうかな」とクローゼットの前で考えます。

どんなに小さなものでもいいから、とにかく1日1つは手放すと決めて。

この「毎日手放していく」というのが、意外といい効果があることに気づきました。

毎日小さな達成感を感じられることと、たくさんの決断を一気に迫らないことでストレスがたまりにくいのです。

10日たてば、10個の物が減っている。

1年やれば365個、物が減ることになります。

こつこつやった結果が見えるとモチベーションも上がり、慣れるにつれて手放すスピードもアップ。

手放した体験を積み重ねるごとに「自分にとって必要、必要でない」を瞬時に判断できるようになり、それに合わせて”好きなものに囲まれている度”が濃くなっていきます。

そうなると「運をためる貯金箱」が、本来の動きを取り戻していく。

風水にはまったく詳しくありませんが、せっかくのこの機会です。

イメージは、減った洋服のスペースにカラフルな幸運がいっぱい詰まったクローゼットで。

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悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。