【アセットコルサ】NEO SERIES 2024 Rd.8 みなとみらい
どうも、岡田です。
怒涛の岡山出張の余波で、家でくたばりながら更新してます💦
今回は11月16日に行われたアセットコルサのeモータースポーツ大会『NEO SERIES 2024 Rd.8みなとみらい』のレースレポートです。
4月の開幕戦から続くNEOシリーズの個人戦最終戦となる今大会。
シリーズチャンピオンの掛かったレースでしたが、結果は準決勝敗退、チャンピオン争いの相手であるドリテン選手が優勝したことで、残念ながらシリーズ2位で終えることとなりました。
■個人戦最終戦は都会市街地での5台レース!
これまでオンライン戦は峠コースでの1vs1のトーナメント戦、そしてオフライン大会ではNEOオリジナルコース&車での3台ずつのレースというフォーマットで開催されてきたNEO SERIES 2024。
今回の第8戦ではそれまでと異なり、横浜・みなとみらいを舞台にしたオリジナル市街地コースを使った5台ずつでのレースとなりました。
交差点を封鎖して作られた直角コーナー、高速道路に入るための料金所など、リアルで実現はほぼ無理と思える特設コース。
正直、大会の為に作られたオリジナルコースとしては、驚くほどクオリティが高くて、走っていて楽しいコースです。
ですが、これまで峠で使用していたDAMD WRX S4のセットアップを再び1から作る必要があり、かなり苦労させられました。
また、かなり長いストレートで構成されたコースで混戦を演出するために、大会直前で運営より「スリップストリーム感度9億倍」へ変更というアナウンスが…。
9億倍ってどんな値やねん!!(笑)
事前に練習することもほぼできず、これが後の‟やらかし”に繋がってしまいました…。
■岡山県津山市のシムショップ『Sim Goya』
また、今回は日程的な参戦の危機もありました。
NEO SERIES Rd.8が開催される週末は、岡山県の真庭市で行われた『真庭速祭』というイベントにZENKAIRACINGが出展しており、そちらの業務で岡山へ出張に行ってました。
ぐぬぬ・・・チャンピオンのかかった最終戦、欠場で決まりか…
と思ったところで、救いの手を差し伸べて頂いたのが、同じく岡山県の津山市にあるシミュレーターショップ『Sim Goya』さんでした。
SimGoyaさんは元D1ドライバーである菅田さんが代表を務めるシミュレーターショップで、『オートショップカンダ』に併設されています。
アセットコルサやiRacingなど各ソフトに対応しており、実車もロードスターパーティレースへ参戦されているので、シミュレーターから実車レースへのサポートも相談できるショップさんです。
岡山出張先でのNEO SERIES個人最終戦参戦の為に、事前準備も含めシミュレーターを使用させていただきました。
練習に使用していたZENKAIRACINGシミュレーターから、当日いきなりSimGoyaさんのシミュレーターで参戦するにあたり、デバイスのセッティングやポジションの変化など不安は沢山ありましたが、かなり早い時間からお貸し頂いたことでその辺りのアジャストを行ってからNEO SERIESに挑むことが出来ました。
本当にありがとうございます🙇
貸して頂いたからには、絶対にチャンピオン取って帰りたいと思って挑みました。
■自分の調子に不安を感じた準々決勝戦
NEO SERIES Rd.8は参加39名を事前の予選タイムアタック結果に則ってA・Bブロック計8組に分け、まずは準々決勝として8レースを行います。
その中でAブロック勝者4名、Bブロック勝者4名+各ブロック2位の中でラップタイムが速かった2名を進出させた10名が準決勝進出します。
各ブロックで5台ずつのレースを行い、各レース上位2名の4人+タイムの速かった1人が決勝レースに進出し、最後の5台で優勝をかけたレースを行います。
準々決勝はBブロック4組目より出走。
予選タイムトライアルの結果から、ポールポジションからのスタートとなりました。
先頭からスタートしましたが、9億倍に増やされたスリップストリームが思いの外強烈に効いており、オフライン開催だったRd.5の優勝者・HENTAI_PANDA選手に1周目トップを譲るシーンもありました。
しかし2周目には約1.6秒差でトップチェッカーを受けることが出来ました。
これで準決勝戦に駒を進めましたが、2周目の単独走行でのラップタイムが思ってたよりも遅く、今思えば後のレースに対して不安を感じたレースでした。
■最後方スタートとなった準決勝戦
準決勝に駒を進めたのは、この10名。
今回のRd.8は、前回から一気に増えた【芸夢】チームのドライバーがさらに増え、10人中5人が【芸夢】の人というアウェー状態にw
シリーズチャンピオン争いですが、ドリテン選手は先に行われた準決勝戦Aブロックも1位で通過。
僕もこれから行われる準決勝戦で通過し、決勝にコマを進めないとチャンピオンがドリテン選手で決まってしまう状況に立たされました。
準決勝からはレース毎に予選が実施されます。
ここでそれ程ミスをした気はしないのですが、1分42秒985というタイムでBブロック最下位の5番手タイムとなってしまいました。
最下位グリッドというと相当厳しい感じがしますが、今回はこのように2列目3台並んだ一番アウト側という並びなので、トップとの差はほぼ無く、慌てずチャンスを伺えばまだ決勝に進める可能性はあると思ってました。
という事で、全然慌ててなかったはずなのですが…
長いストレートから料金所に繋がるUターンコーナーの侵入で、9億倍スリップストリームを一番後ろで受けていたことで、想像以上に車速が伸びていたところブレーキングポイントを見誤り、4番手を走っていた田中さん選手をプッシングしてしまいました。
トップ2台を逃がしてしまったことで、決勝に上がるには3位フィニッシュを確保したうえで、2周目か3周目にAブロックのふなさん選手が記録したタイムを上回るしかありません。
しかし4番手のちくわ選手を振り切れず、バトルに持ち込まれることでタイムを上げる事はできず、そのまま3位フィニッシュとなりました。
更に田中さん選手へのプッシングで15秒加算ペナルティを受け、準決勝敗退となりました。
最後の最後にやっちまった・・・。
この結果から、NEO SERIES 2024個人シリーズは2位が確定いたしました。
くぅ…悔しい。
準決勝の大きいミスで敗退したのは後悔ありますが、シリーズ後半Rd.6以降3連勝したドリテン選手はチャンピオンに相応しい走りだったと思います。
参りました!!
■NEO SERIES 2024個人戦総括
さて、これでNEO SERIES 2024個人戦がすべて終わりましたが、振り返ると開幕戦で優勝という最高のスタートを切れたのは良いものの、以降実は1勝も出来てなかったですね💦
逆に8戦全戦皆勤なのは、多くの参加者の中で僕含め数人だと思いますので、そのおかげでRd.5まではランキングトップだったとも…。
Rd.3と今回のRd.8で、出張先のシミュレーターを使用できたことで、何とか最終戦まで権利を持って戦うことが出来ました。
ZENKAIRACING様、鈴鹿コンフォートホテル様、そしてSimGoya様のご協力のサポートのおかげです。
本当にありがとうございました。
DAMD WRX S4という、車に癖はないけどセッティングが奥深すぎる指定車両も、峠での1vs1のフォーマットも、最終戦の市街地レースも、とっても楽しかったです。
絶対シリーズ獲るつもりで1年やって、逆転負けしたので本気で悔しいんですけれども。。。
参加してよかったです。
運営の皆様、大会参戦のライバルだった皆様、ありがとうございました。
とまあ、全てが終わった感を出してますが…
実はNEO SERIESとしてはまだ終わってなく、12月21日にシリーズ最終戦となるRd.9のオフライン大会が予定されています。
所属させていただいたチームOVERDRiVEがワイルドカード枠で最終戦出場が叶いそうですので、今のところこちらの大会にも参戦予定となっています!
個人シリーズ獲れなかった鬱憤をここで晴らしたいですね!
という訳で、今回は以上!
岡田