一番苦手タイプの教育ママ系の本に救われた話。
久しぶりのnoteなので、リハビリがてらの読書記録です。
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自分は子どものママではあるけれど、ママというのは自分の人生の一側面に過ぎない、と思っています。
なので、誤解を恐れずに言うと、子どもの進学先などの学歴を自分の肩書きやステイタス、はしたくないな、と。
子は子、自分は自分の人生で勝負していきたい、と思っていました。
我が子が生後半年くらいの頃、久しぶりに図書館に行き、この本に出会いました。
著者の方は、お子さんを全員東大に入れた方。
このような本のタイトルは、ほとんどが出版社サイドで決めるのだろうけど、普段だったら絶対手には取らない本。
でも、カバーが「れもん、うむもん」「ダルちゃん」のはるな檸檬さんだったのです。
これは、読んでみよう、と思いました。
結果、読んでよかった。
たまに読書記録を読み返すくらい救われたので、個人的に共感した部分を箇条書きにしておきます。
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・子どもが大きくなったらあれをしようと未来に期待し、嵐が過ぎるのを待つ。目の前にかわいい我が子がいるのに、こんな姿勢ではもったいない。
「こんな経験、人生ではじめて」「この想定外だらけな生活を味わい尽くしてみよう」と思う。
・自分の人生経験を生かして、自分なりの育て方を編み出していく。
お母さんはいままでの人生がムダにならないおトクな仕事、と言えるかもしれません。
・親からしてもらって嬉しかったこと、嫌だったことを活かせる。
・SNSには(成長が)順調な子しかいない。子育てにおいて「比較」は百害あって一理なし。
・習いごと、幼児教育でその子の個性(持って生まれた性質)が見えてくる。
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改めて考えると、人をやる気にさせる言葉遣いがとても上手い方だな、と思います。
〝もったいない〟〝おトク〟〝活かせる〟という言葉でやる気をくすぐってくる。
それじゃ、もうちょっと頑張ってみようかな、と思ってしまう。
個人的に、〝お母さんはいままでの人生がムダにならないおトクな仕事〟っていう言葉に救われた思いがしました。
ここ数年間、辛く苦しいことが多くて。押し潰されそうになることが何度もありました。
でも、これらの経験も、いつか、何らかの形で子どものために活かせるのだな、と思うともう少し頑張れそうなのです。
〝この想定外だらけの人生〟というのは、人生のどの場面でもあてはまるのだと思います。
今日も、我が子は泣きまくり、ベビーワゴンを倒して部屋はすっちゃかめっちゃかだけど、このカオスを楽しもう‥(一息したら)と思います。