人生のリモコン
*注記*数ヶ月前に考えていたことです
時の流れというものは一定で、テレビのリモコンのように早送りや巻き戻しができない。我々が一時停止をしたつもりでも地球は我々を乗せて常に廻っている。
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ディズニーピクサー映画の「ファインディング・ニモ」をご覧になったことはあるだろうか。
作中、ウミガメが乗っている潮の流れ(潮流)がある。それはジェットコースターに乗っているかのような、スピード感のある速さで描写されている。さらに、潮の流れに乗っていればスムーズに前に進むことができる。
一方、その潮のジェットコースターから外れると一時停止でもしたのかと錯覚するようなゆったりとした流れになる。
人生において、早送りや巻き戻しのリモコンはないかもしれないけど、社会の動いている時間軸から自分の動く時間軸を切り離すことはできるのだと感じた。
それがいわゆるDrop outなのかもしれない。
一般的に、中退するという意味で使われているためネガティブな印象を受けるかもしれないが、
という意味がある。
「離脱する、逃避すること」である。
Drop outって悪いことじゃないんだなとわたしは考えた。
世界の軸からDrop outしていることは決してネガティブなことではない。
勤めていたらなかなか会えない人と会うことができるチャンスが潜む。勤めていたらなかなか行けない場所に行けるチャンスも潜む。
そう思うと、わたしの足はいろいろな人に逢いに、いろいろな場所に出向いていた。もちろん、体調を考慮しながら。
たくさんの大人と話をしていると、人生いろんな生き方があるんだということに気付かされた。
その時々で生き方を変えるという方法もある。一つの仕事に縛れる必要はない。
『「逃げる」という言葉が適切かどうかはわからないし、他にもっと良い言葉があるかもしれないけど、人生において「逃げる」ということは時として必要だよ。悪いことじゃない。良いことだよ。いろいろやってごらん。』
ある人がわたしにかけてくれた言葉である。
人生一度きりだし、やりたこと、いろいろやってみようかな。
ふく
11.18.20
02.21.21(追記)
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