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【ラッコルタ -創造素材ラボ-】 地域企業の"端材"を"教材"に変える仕組みづくり、はじめました

東京アートポイント計画の共催事業 Artist Collective Fuchu[ACF]で今年から始動した「ラッコルタ -創造素材ラボ- 」の取り組みやワークショップの内容について、ポイントに分けてご紹介していきます。

「手を動かして何か作ってみたい」「アーティストと話してみたい」「ふだん何気なく触れているモノから、日常を捉え直してみたい」など、興味を持っていただいた方の参加をお待ちしております。

①「ラッコルタ -創造素材ラボ- 」
地域企業の“端材”を“教材”に転用する仕組みづくり

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Artist Collective Fuchu[ACF]は、府中市を中心にアートプロジェクトを続けてきました。

府中市を見渡してみると、そこにはさまざまな中小企業の工場があることに改めて気づきます。
「地域企業で出る“端材”、それをアートや教育現場の“教材”として活用できないか?」
と、ACFメンバーが思うことから「ラッコルタ -創造素材ラボ- 」がはじまりました。

長年府中市に住む生活者として、地域とアートをつなげてきたACFメンバーだからこそ見えてきた地域資源と言えます。

地域のアートNPO団体ACFが運営を担うことによって、今まで培ってきたネットワークを活かし、府中市の企業と公的・私的な場や人を繋げながら、創造と発想についての学びの機会を増やしていくことを目指します。

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②どなたでも参加可能!
第1弾ワークショップ「暮らしの彫刻」

今回のオンラインワークショップではダンボールのパーツを使って、アーティストと一緒にいつもの自宅の景色を、いつもと違った視点で見つめ直す「暮らしの彫刻」をつくります。

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事前にワークショップの素材と説明書をお送りし、当日はご自宅よりオンラインでご参加いただきます。

■ワークショップの流れ
1. つくる
アーティストの三木さんと交流をしながら、素材を使ってカタチ(暮らしの彫刻)をつくります(1時間程度)。ダンボールのパーツを原子やDNAに見立て、加えたり削ぎ落としたりしながら、それぞれの物質/生命体のカタチを立ち上げます。

2. みせる

家の中にカタチを置き写真を撮る場所を探します。設置したら、みんなで見せ合って話しましょう。

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ワークショップ講師には、美術家の三木麻郁さん。
文学、数学、天文学、音楽などの領域を行き来した作品制作を行なっています。そして大人や子供たちに向けていつもの景色から新しい〈色〉を見つける目を養う「Porque ART(ポルケアート)」を主宰。今回の素材選びから関わり、ワークショップを考案していただきました。

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創造素材の提供は、株式会社TOKIO Labさん。
2016 年に東京都府中市に設立され「小型ポンプ」という部品を長年販売してきました。今回は、ポンプを輸送する際のダンボールの梱包材を提供いただきました。

ラッコルタ紹介動画も、ぜひご覧ください

「暮らしの彫刻」オンラインワークショップ概要
日時|2021年12月5日(日)
午前の部 (10:00 – 12:00) 、午後の部 (14:00 – 16:00)
場所|オンライン ※Zoomを利用予定。
講師|三木麻郁(美術家)
対象|どなたでも参加いただけます ※親子でご参加もいただけます
定員|各回 10名 ※先着順
参加費|無料
申込方法申込フォームに必要事項を入力の上、送信してください。
申込締切2021年11月30日(火)17:00まで ※お申込は終了いたしました

詳細は、ACF公式ウェブサイトをご覧ください

③それぞれが作ったものを見られる、成果展覧会も開催します

ワークショップ参加者の制作物の写真は、翌日から行われる成果展覧会でも公開します。講師の三木麻郁さんの作品と一緒に、ご覧いただけます。

またワークショップの内容を、追体験できるようなブースも設置予定。会場でできた制作物も写真として展示することが可能です。
いろんなカタチがあふれる空間に、ぜひお越しください。

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■「暮らしの彫刻」成果展覧会
会期|2021年12月6日(月)〜12月19日(日) 11:00 – 17:00
会場とりときハウス ギャラリー  東京都府中市宮西町4丁目13番地の4

展覧会はどなたでも参加いただけます。ぜひお越しください。



▼資料は、こちらからダウンロードできます

「ラッコルタ -創造素材ラボ- 」を特集したACFからわ版「かみひこうき 」

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「ラッコルタ -創造素材ラボ- 」DM

ラッコルタDM


▼Artist Collective Fuchu [ACF] インタビュー記事


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