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自分について話すこと

あんどラジオ#26の更新です。今回は再生回数2000回越えのちょっとだけ特別回ということで、お恥ずかしながら私自身の話をさせてもらっています。一回目はロケーションフォトグラファーという仕事について。なぜ、写真を撮ろうと思ったのか、今思うのか。

自分で聴き返してみて、正直全然ちゃんと伝えられていないと愕然としましたが笑 自分のことを喋るのは難しいですね。これまでのゲストさんたちもそう思っていたのかなと反省…言い訳じみてしまいますが少し補足を書こうと思います。

今から7年前の息子が1歳の頃、ほんの思い付きで写真展を開催しました。「こどもしゃしんてん」と題したそれは自分が撮った自分の子どもの写真を送ってもらい展示するという「みんなの写真展」でした。ラジオでもお話ししたように親が撮る我が子の写真が一番可愛いと思っていたんですね。
その時に展示した私の写真がこちら。懐かしい

8、斜光

私のなんとなくの提案に集まってくれた仲間と写真を送ってくれた友人たち。集まった写真は素晴らしく愛に溢れていて、私が思い描いたそのままに、やりたいことが周りに全部伝わった奇跡のように楽しい写真展でした。

終わって多くの人に言われました。「またやって!」「次回やるときは参加させて!」とてもとてもありがたいことです。しかし私の中にはもう一度同じことをするイメージが全くわかず、次回があるのなら進化していなければならないだろうと思いました。この先に進むにはどうしたらいいだろう?その問いがゆるフォト部という写真サークルであり、写真講座でした。もっとうまくなりたい。うまくなればきっともっと面白い。

自分のために始めた何かが誰かを喜ばせるならこれ以上幸せなことはありません。ゆるフォト部が何かしらの影響を与えて、カメラを買ったり始めたりした人たちが少なからずいたことはとても嬉しいことでした。使い方が知りたいと言われて始めたママフォト講座も楽しかった。私は金銭に疎く、物欲も少ない人間なので目に見える利益にあまり興味を持てません。それではいけないと思うのですが、お金のことを考えると面倒でやる気を失ってしまう。では何をモチベーションに行動するのかと言えば、「求められること」「愛されること」なのかもしれない。

求められる方向に流されながら、もっと誰かに喜んでもらうにはもっと上手にならなければいけない。同時に仕事にしてしまえばもっとシンプルに誰かに届けることができる。これに気が付くのにとても時間がかかりました。

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私は自分をクリエイターともアーティストとも思えないし、起業も開業もどうでもよくて、ただただフィルターでいたいんです。誰かの行動や感情を私と言うフィルターを通してどこかへ届けたい。手段は写真でも文章でもいいし、ラジオもそのひとつです。本当は私自身はできるだけ透明でいたいけれどそれはとても難しいから、できるだけ整理して一瞬を切り取ったような何かを作りたい。

そういった想いで今、写真を撮る仕事をがんばっていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。ラジオも良かったら聴いてみてくださいね。

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