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持病のこと

先日、最寄駅からバスで帰っていた時のこと
その日、持病の喘息の症状が酷く咳き込んでしまった


すると、隣に座っていた男の乗客が私に向かって
「咳するな」「移るんだよ」と意味の分からないことを発してきた


その時に限って激しい咳で、バスが移動中という事もあり持っていた吸入器がなかなか使えなくて、持ち歩いていたお茶を飲んでその場をしのいだ
そして、バスが止まったタイミングで吸入して少し症状は落ち着いてくれた




喘息は症状が移ることはないし、自分も移そうとして咳き込んだわけではない
ただ、いつ・どこで症状が出るかってのは自分でもわからないし、自分の力で止めれるのならとっくに症状を止めている
どうにもできないから症状が出てしまうわけで、申し訳ない気持ちになる


コロナ以降「咳をする=症状が移る」という思い込みをしてる人が少なからずいると思う
喘息が増悪すると、どうしても咳が止まらなくなり、車の免許を持っていない自分にとっては電車やバスなどの公共交通機関は欠かせないもの
そのため、同じ空間に乗車している周囲の乗客には申し訳ない気持ちになってしまう

リュックには「喘息持ちですが咳をしても移りませんよ」というキーホルダーを付けているが、なかなか気づいていない人もいると思うので、作り直してリュックに付けていこうと思う




時間が経ってみると



この一件があって自分が冷静に物事を見れたとき
「もし相手(言ってきた側)が同じようなことを言われたとき、どんな気持ちになるのだろう」
「もし同じ喘息を持っている方が近くにいたら何ができるだろう」と考えることが出来た






病気や障害は目に見えるもの、見えないものと様々ある
障害や病気を持ちながらも生活を送っている人もたくさんいる
だからこそ、健常者も障がい者もみんなが生活しやすい環境を作っていくことが大切なのかなと感じている

自分ができる事、周囲に手助けしてほしいことなど様々ある
そんな時に手を差し伸べられる人間になりたいと思うし、自分もどうしていければ生きやすくなるのかを模索していきたい







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