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0413 テレワークにお勧めのポモドーロテクニック。

波乱含みの週末をなんとか乗り越えて(また改めて書きます。飲酒について)、月曜日がきた。

今週からいよいよ本格的に、夫婦揃ってのテレワーク生活が始まる。

普段は、リビングのテーブルを仕事場にしているのだが、夫と二人でそこに肩を寄せ合って仕事は無理!と判断して、わたしは立て込んでいて夜も仕事をしなくちゃいけない時や、社会福祉士の国家試験の勉強時に、にわか拵えで整えていた「仕事場」に移動。

実は、この机、寝室の一角においてあるドレッサー。

このドレッサーは、母とわたしが実家で愛用していた、ドレクセルというアメリカの家具ブランドのもの。

両親が旅立ち、実家も売却したため、もうそのほとんどが手元にないけれど、このドレッサーだけは用途を代えてわたしのそばにいる。
10代から使っていたので、考えてみればもう30年弱の付き合いだ。

今はもうドレッサーとしては機能しておらず、普段使わないけれど保管の必要な書類(確定申告時の伝票など)や、捨てられない小物などが両サイドの引き出しにごちゃっと詰まっている。

こうして仕事机としてまた役にたってくれるなんて。不思議なものだ。母も遠くの空で驚いていることだろう。

チーク材のシックな机の上に、仕事のときに並ぶものの一つにステンレスの卵がある。

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エッグ型のキッチンタイマーで、ジリジリ響く音は驚くほど大きい。

これは、わたしがここ数年、仕事のときに採用している「ポモドーロ・テクニック」のためのタイマーで、25分作業+5分休憩のセットを繰りかえすというもの。

仲野徹先生が書かれた入門書のレビュー。これを読むだけでもだいたいのことがわかります。
生産性をあげるための必殺技 ”どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門”

家で仕事をすることに慣れていないと、時間の区切りがつけにくい。
人の目もないので、ついだらけてずるずるさぼってしまう。

そんな人には(わたしもそういうタイプ)とてもお勧めです。

この「ポモドーロ・テクニック」を初めに耳にしたのは、芥川賞作家の津村記久子さんが、直木賞作家の西加奈子さんと対談したときのこと。

津村さん「25分集中して5分休憩するねん」
西さん「えーまじで、うちは無理やわ」
津村さん「けっこうええで」

なん会話をしていたのを、対談まとめをするときに調べたら、集中力を高めて効率よく作業を行うためのテクニックとして、世界的にメジャーだったと知ったのでした。

その名のとおり、ポモドーロ(トマト)でもいいし、林檎とかいろんな形のタイマーがあります。お好みで選ぶと、ちょっとは仕事のやる気を盛り上げてくれるかも。

やり始め当初は、iPhoneのタイマーを使っていたけど、置き型の「じりじりじり」とうんざりするくらいうるさいタイマーの方が、集中力の度合いが異なることを実感しました。

最初は、ちりちりと秒を刻む音が気になるんだけど、そのうちに聞こえなくなった…と思ったら、「じりじりじり」と鳴り響き、「え!もう25分!!」と驚く。ほんまに毎回驚いて、「わ!」と叫ぶのが自分でばかみたいだけど…笑

会社でこんなの使っていたら、周りの人がびっくりするだろうから、テレワークだからこそ可能と思うと、慣れないリモートワークがけっこう楽しくもなるはず(しらんけど)。

翻訳家の方や、作家さんなど、「書く」人にはかなり浸透していたりも。

簡単な方法なんだけど、思っている以上に脳みそを酷使するので、一日8ポモドーロくらいがいいとも言われています。
わたしは国試の受験勉強で18ポモドーロくらいやった日があり、就寝時に脳みそがつるつるになっていて、危険すら感じました。
どうぞご無理ないように…。


【今日のおどろき】
収縮期血圧(上の数値)が下がっていました(4回測定しなおした)。問題は拡張期血圧(下の数値)。今日も雨だけど、明日から晴れるようなのでぼちぼち歩こうっと。

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