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秋の雲ぽつりと一人窓の外

講評会の会場の三階の窓から撮った雲。秋の雲だ。会場には20分前に到着したが早すぎて会議室が空いてなかった。久々に孤独を味わうのは、こうして一人で窓の外を見ているときか?今日の一句。

秋の雲ぽつりと一人窓の外 宿仮

俳句の向上作戦は、現代俳句協会に入ったことで、講評会への参加、ネット句会の参加、実地の句会への参加(十月)と積極的に進めていた。「NHK俳句」への投稿と「俳句ポスト」に投稿とこのぐらいか。毎日の句作活動も力になっていると思う。そんなことで俳句活動は順調なのだけど、短歌がいまいちだった。「うたの日」に100句以上は投稿したが「どんまい」ばかりで嫌になる。それからあまり短歌にはかかわらないようにしたのだが、日記に短歌もアップするようになって欲が出てくる。Xで「単語で短歌」というサイトで毎日短歌のお題で(「うたの日」形式)で短歌をアップ出来るという。

そこに縦書きアプリもあってスマホに入れたのだが、パソコンとスマホのアドレスが違うのだった。パソコンを新しくしたらXに拒否られてからもうTwitterは卒業だと思っていたのだが。Xはイマイチどうやるのかわからない。そういう新しいことに挑戦するのも無くなってきている今日この頃。

9月16日のお題「泡」で一首。

秋の雲
泡めくように
あわあわと
ひとり眺める
三階の窓から

Xはまだ顔なしだった。あとで顔を出さなければ。スマホと連動してないのが痛いな。多分スマホのアドレスが旧パソコン用になっているから入れなかったと思う。ほんとうにXはよくわからないんでフォロワーがゼロだった。

「シン・短歌レッスン」は福島泰樹『「恋と革命」の死 岸上大作 (夭折の系譜)』を読んでいる。こんな本を読んでいるから時代に取り残されるんだろうな。「無援の抒情」だった。

もう一冊、NHK短歌の講師をしている川野里子『七十年の孤独: 戦後短歌からの問い』を借りた。「無風状態」の短歌界に批評性が欠如しているという本だが、すでに絶版だった。

「無風状態」というのは俳句界でも言われていることで批評性の欠如なんだがそれなりに仲間を集めてコミュニティとして成り立っている時代の中にあって孤立していくのが男性老人であった。

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