2024年7月映画ベスト
こう暑いと映画館は気持ち良すぎて寝てしまうことが多い。いまいち映画鑑賞には向いてない季節なのか?
今月はこんな感じで観賞しました。
ベスト映画
カルロス・サウラ『壁は語る』
サウラ監督はこのドキュメンタリーと劇映画『熱情の王国』が公開されたのだけど、このドキュメンタリーの方が面白いと思ったのは表現の情熱について語っているからかな。
『ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ』
内ゲバのドキュメンタリー映画。あの時代に何ゆえ学生たちは殺し合いをしなければならなかったのかを証言と再現フィルムで構成したドキュメンタリー。人間の本質の中に殺意みたなものがあるのかも。
『密輸 1970』
今月一番推薦出来る映画かな。エンタメだから難しい映画ではないので、ただ愉しめばいいと思う。海の映画なのも夏休み向けと言えるかも。
『優しき罪人』
自宅映画館。韓国の不幸もの映画。これでもかというぐらいに不幸に襲われるがヒロインの健気さなのかな。惹かれるのは。
『大いなる不在』
もやもやする映画ではあったが役者がいいので観てしまう。
『シド・バレット 独りぼっちの狂気』
ピンク・フロイドの初期メンバーシド・バレットの狂気と孤独というような映画か?ピンク・フロイド好きは観たほうがいいかも。これもドイツ映画だった。ドイツ映画の問題提起型映画は好きなのかもしれない。
『青春の殺人者』
中上健次原作『蛇淫』の映画化。その前に原田美枝子主演の『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』も良かった。あの頃の映画は刺激的である
『THE MOON』
韓国の月面着陸映画なのだが意外に面白かった。『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』に合わせて公開されたみたいだが、こっちのほうが面白かった。
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