オーストリア

前回、夏にドイツへ行った記事を書きました。ドイツのあと、ザルツブルクとウィーンへも行きました。

そうです。今回も写真はありません。オーストリアの写真は本当に一枚もない(笑)
一緒に行ったひとが本格的なカメラでばしゃばしゃ写真を撮っていたもので、わたしはその気にならなかったのですよね…。

ザルツブルクでもサーモンを食べました。おいしかったなあ。
チーズをからめて焼いたサーモンに、温野菜を添えて、柑橘類がつけられている(?)水をつけて、ぜいたくなきもちになりました。

お昼にゆたかな気分を味わったのですが、その日の夕飯は正直無でした。こころが。
レストランのメニューにチキンカレーを見つけてしまったのです。ふつうの洋食を扱うようなお店で、説明をみて、なんだか辛くはなさそうだな…というところまでは読めたのですが、カレーがすきなわたしとしては頼まずにはいられませんでした。ドイツで食べるカレーはどんな味だろう。イギリスはカレーがおいしいイメージがあるし、いままで食べてきたものはみんなおいしかったし、わくわくするなあ。
出てきたカレーを見て絶句してしまいました。
ぱらぱらした豆ごはん(のようなもの)に、白いルーがかかっていて、あれ、これは、わたしが知っているカレーではない…。
ひとくち食べてみても、首をいくらひねっても、なんだか味がしない…。
ドイツやオーストリアでは一食の量が多く、食事に時間がかかっていたのですが、また別の理由で食べ終わるまでにとても時間がかかってしまいました…。これはこれでよい経験ではありましたが。

ウィーンではオペラ座の見学をしました。
日本語ガイドつきで、実際に座席に座ることもできました。
ガイドさんの第一言語はわからないのですが、日本語でわかりやすく解説をしてくださるなかで、興味深かった点がひとつありました。
「木造 /mokuzou/」「○○通り /doori/」ということばがでてきたあと、「木 /ki/」や「通り /toori/」のことを、「/moku/」「/doori/」と発音していたのです。
文字であらわされた解説文をもとに日本語を使用している方だったのかな、と思いました。「木造」と「○○通り」から、同じ漢字を用いた同じ意味の語の発音を切り取って適用させた結果なのでしょう。きっと学校などの生徒として日本語を学んだり、母語として習得していく過程では起こりにくい例なのでは?と思っておもしろかったです。
やさしくて穏やかそうな方で、正直なところオペラ座にあまり興味はなかったのですが、とてもいい時間をすごすことができました。

ドイツもそうですが、オーストリアのタクシーもかなりスピードが出るんですね!余裕をもって空港へ行こうとタクシーに乗ったのですが、予想を上回るはやさで空港についてしまいました!びっくり。
日本に帰ってからバスに乗ったらかなりゆったりスピードに感じました。

またヨーロッパへ行きたいです。もう少し近くなってほしい~。

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