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生徒のモチベーションを上げる!-意欲の維持②-

引き続き、「英語の先生 応援マガジン Winter 2019」動機づけ世界的権威ドルニェイ先生監修と和田玲先生の「生徒のモチベーションを高める英語指導ストラテジー」より、みなさま(特に教える仕事をしている人)に役立つ記事をお伝えします。

今回のポイントは協同と自律です。

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意欲には発達段階があります。

0:基本的環境設定

1:意欲の喚起

2:維持

3:発展(ポジティブな自己イメージの促進)

今回は 2:意欲を維持する段階②(協同を促す)

意欲が一度喚起されたとしても、それを維持する働き掛けがない場合、意欲は次第に減退します。興味深いタスクを提示して、生徒主体の学習ムードを促すことが不可欠です。

ポイント -ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

協同を促す

 協同的な学びは、生徒同士のインタラクションと互いの学びへの貢献を増幅します。協同的な学びでは、ゴール達成に他者との協力を要する課題を設定し、班員全員の役割・責任分担を明確にすることがポイントとなります。

自律を促す

 意欲の前提は選択の自由にあります。生徒の選択を反映した授業の実施は、彼らの自律的行動を促します。自律型学習スタイルの導入に不安を感じる場合は、生徒の自己決定場面を徐々に増やしていくとよいでしょう。

 教師の役割を意識することも重要です。「知識教授者」ではなく「ファシリテーター」でなくてはいけません。

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協同と自律。これについては、実施している先生方も多いのではないでしょうか。中学現場では、協同学習、かなりやっていますよね?あなたの学校ではどうですか?

協同学習も自律学習もなんでもそうですが、やはり学校全体で取り組んでいくとかなりやり易いものです。

私は以前から(15年以上前から)英語の授業では、ペア学習には取り組んでいました。が、しかし、学級がうまく機能していない場合、ペア活動は困難を極めます。私もいろいろ経験してきました。

現任校では協同学習が完璧に機能しているので困ることはありません。しかしそうでない場合は・・・、はい。経験者はご存じですよね。

私の工夫をお伝えします。

☆協同学習について

ペア相手を毎回変える。(毎回同じ相手とペアだと、いつも消極的な相手とペア、だとか、ペア相手が欠席がちだという場合には、活動が活性化しないので)

→最近は、これが良いかなと思っています。嫌な相手とペアでも1時間のことなら生徒も我慢するしかない、と割り切るのかなと思っています。

ただ、毎回ペアを変えるのは、別の生徒の席に座ることになるので、(協同学習が浸透していない学校の場合は)やはり学級開きで、毎回ペアを変えることについて、なぜペアや4人班で学習するのか、ということをしっかり説明しておかないといけないでしょう。

☆自律学習について

・生徒にアンケートをとる

自律学習の工夫とは違うかもしれませんが、生徒たちが全く望んでいないことを教師が押し付けてはいけません。だから最近、私は「授業の振り返り」と称して、「本時の活動は英語のスピーキング力をつけるために役立ったと思うか」などの質問をして、生徒の気持ちを知るようにしています。

できるだけ生徒が「学んで役立つ!」と実感してくれるような活動を入れるようにしています。

・アクティブラーニングを取り入れる

これについてまた別に書いていきたいと思っていますが、最近は、山本崇雄先生の「教えない授業」を参考に授業を進めています。ですので、自律学習が少しずつ出来ているのかな、と思います。

それではみなさん。

Have a good day!


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教材研究がほぼ趣味な中学英語教師。子育て中(4歳&7歳)。