ルーティンはなぜ必要なのか?(ルーティンの確立について)
皆さんは日々の生活の中で「ルーティン」はありますか?
この記事では「ルーティンの重要性」と「私のルーティン」を紹介します。
(1)はじめに
私ごとですが、8月より新しい仕事を始めました。
仕事の変化により、日常生活にも変化が起きます。
その変化の中で「いかに毎日を安定し、健康に生きていけるか」を考えた結果、「ルーティンを確立する」ことを小目標と設定しました。
この目標設定には、過去の経験があります。
私は仕事にあまりにのめりすぎた結果、まさに「寝食を忘れて」しまいました。
その結果、過労とストレス、栄養不足・運動不足、睡眠リズムの崩壊という「健康を害す要素」の満貫を達成しました。
そして、無事、体と心を壊したわけです。
私はこの経験と書籍などの学びを踏まえた上で、
健康を構成する要素は
「食事」「運動」「睡眠」「メンタルケア」の4つであると確信しています。
上記の4つができていない場合は「それができれば苦労はない」と思ってしまいます。
しかし、上記の4つは苦労してでも取り組む価値があると考えます。
この記事では「食事」「運動」「睡眠」「メンタルケア」の基礎となる「生活リズム」、「ルーティン」について触れていきます。
(2)ルーティンの重要性について
では、まず「ルーティン」にはどのような効果があるのでしょうか?
今回はジム・レーヤー著《メンタル・タフネス》を引用して、ご紹介します。
著者のジム・レーヤーさんは「儀式」=「習慣」=「ルーティン」のことを以下のように言っています。
まず、「儀式」という言葉は宗教的なものにとどまらず、食事・睡眠・運動・休息といったものも含まれます。
私はその「儀式」が「習慣」化したものが、「ルーティン」であると捉えています。
では、「儀式」はどのような効果があるのでしょうか。
著者は10つの効果を挙げています。
また、著者は「儀式」の設定には、以下の12項目が重要であると示しています。
本書では、上記の12項目の具体例や、「儀式」の有用性を複数の実践例から紹介しています。
もし、ご興味がある方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。
以上、ジム・レーヤー著《メンタル・タフネス》を引用しました。
これから、ルーティンを作る・考える場合は
上記の12項目を「これまでの生活でどのように普段取り組んでいたか」
また、「これから取り組んでいくか」を考えていくとよいのではないかと思います。
(3)私のルーティンについて
それでは、現在私が一月ほど繰り返しているルーティンを紹介します。
まず、「ルーティンの確立」と「ルーティンの言語化・整理」をするに至った理由としては、
①自分の身体・メンタルが落ち込んだ時に振り返られるようにするため
②ルーティンの内容を分析するため
の2点が主となります。
現在の仕事はシフト制で、勤務時間も日ごとに異なるため、2パターンの生活の流れを整理しました。
重複する点もありますが、ご容赦ください。
以上が、私の基本的な一日となります。
では、上記の一日の流れを、ジム・レーヤーの紹介した12項目と照らし合わせてみます。
① 睡眠
1.最低でも7時間睡眠できるよう就寝時間と睡眠時間を固定している。
2.仕事の開始時刻に関わらず5時に起床している。
3.通勤時にウォーキングをしている。
4.寝る前の30分前からは電気を間接照明にし、入眠用のBGMを流している。
5.日々の生活でカフェインとアルコールを摂らないようにしている。
6.寝る前に余計なことを考えないよう、アバタローさんの動画を再生リストに組み込んでいる。
② 運動
1.通勤時にウォーキングをしている。毎日約7500歩歩いている。(約6キロ)
2.週に2回ほど、30分程度の筋力トレーニングをしている。
3.消費カロリーはアップルウォッチで確認できるようにしており、毎日300㎉は運動で消費するようにしている。
③ 栄養
「あすけん」というアプリで毎日記録を続けている。
摂取カロリーが一日2000㎉になるように食事をしている。
大体、朝に700㎉、昼に500㎉、夜に800㎉を摂っている。
④ 家族
一人暮らしのため、家族と会話をすることは日々ない。
しかし、仕事以外の人と会話をする時間は、私の人生にとって必要であると感じている。
そのため、ディスコードで哲学や音楽に関する話題で、通話をすることが多い。
また、自分がいられそうなコミュニティはリスト化して整理して、いつでも確認できるようにしている。(居場所が多いと、安心につながる)
⑤ 信仰
この信仰を「自分にとって大切にする価値観」であると捉えた場合、
今は「健康」「人と関わること」「自分の得意を活かして生活をすること」が挙げられる。
アップルウォッチの「マインドフルネス」をするときは、こういうことを考えている…かもしれない。
⑥ パフォーマンスの前
職場に入る前に、必ずベンチで5分ほど呼吸に集中している。
⑦ 移動
通勤時間に余裕を持つことで、「遅刻」するかもしれないという余計な不安を抱かないようにしている。
また、移動中は好きな音楽やyoutubeが聴けるので好きな時間である。
⑧ 電話
現在の業務で電話対応に追われることはないので、なし。
⑨ オフィス
業務の間は、「自分の呼吸が浅くなっていないか」を気持ちを切り替える合図にしている。
呼吸が浅くなっている場合は、「一時的にマスクを外して呼吸を深く」したり、「水分を補給」したりしている。
ある程度、気持ちが弛緩してもいい業務は、呼吸に集中して業務を行っている。
⑩ 趣味
ギターの練習やyoutubeを見ることが多い。たまにゲームをする。
NOTEを書くのも、趣味の一つだ。
趣味もリスト化して、いつでも振り替えられるようにしている。
メンタルが落ち込みすぎると、「自分は何に楽しみを感じていた人間」なのかが本当に分からなくなってしまう。
⑪ 生活のメリハリ
仕事が終わった後は、全く仕事のことを考えないように努力している。
業務関連に関係しそうなWEBの記事も全く読まないように意識している。
(たぶん、見始めると一日中仕事のことを考えて、全てのことを仕事に関連付けてしまう)
仕事の休憩時間に読書をするのも、一時的に頭の中を仕事から離れさせる工夫の一つとして行っている。
⑫ 一人の時間
ギターや読書がインターネットに触れずに、完全に一人でいられる趣味である。
スマートフォンをはじめとした、メディアに意識して全く触れない時間はとても大切である。
(4)さいごに
いかがでしたでしょうか。
以上が、私がこの1か月意識して行っている生活のルーティンです。
あとは意識して記録をつけるようにしています。
このように記録をつけていると、「なんか調子悪いな」に具体的にアプローチできるかもしれないと考えています。
ちなみに上記の6つはほとんど記録の手間はないので、負担はないです。(頑張ってやる習慣は大抵続かない)
「マネーフォワード」は写真を撮るだけで記録できますし、
「あすけん」は毎日食べているものが、そんなに変わらないので入力がパターン化されてます。
努力しないでできることから、何となく始めていくのがよいのかなと思います。
皆さんはどのような「ルーティン」をしているでしょうか。
最後にアバタローさんの「自省録|マルクス・アウレリウス」の紹介動画を引用して終わります。
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