ドリルを売るには穴を売れ 佐藤義典
あまりに有名なマーケティング入門書。
やはり、うわさ通りいい本でした。
イタリアンレストランを立て直すため主人公が奮闘する。
マーケティングのうんちくがからんで、物語が進んでいく。
本当に勉強になりました。
さぁこの知識をどこで生かすことが、できるのだろうか。
価値の源は人間の3大欲求
自己欲求 他人とは無関係に、自分の中で完結する。
社会欲求 他人との関係において、よく思われたい。
生存欲求 生き続けたい、肉体的な快楽。
中々に難しい解説になっていたが、次のページではわかりやすい解説があった。
「やれば給料が上がるかもしれないよ」
↓
(生存欲求)
「やればみんながすごいと言ってくれるよ」
↓
(社会欲求)
「やればこんなに学べて成長できるよ」
↓
(自己欲求)
これを見たときの感想は一つ。
行動しろ!
ってことですね。。。
顧客は、三大欲求を満たすために、お金を払って何かを「買う」
何かを売るためには、「欲求」を満たしてあげればよい。
まとめると。
人は自分の欲求のために何かを「買う」
何かを用意して、ビジネスにつなげる!
絞らなければ誰にも売れない
これはブログでいうところの「ペルソナ」だろう。
自分の場合は、ライブハウスで会った初心者カメコさんにむけて、「ライブカメコ奮闘記」というライブ撮影に特化したブログを書いている。
本来なら細かく設定したほうが、もっとペルソナの悩みを掘り起こせそうだけど、その人のことあまり知らないんだよな。
差別化のポイントは3つしかない
手軽軸 近くて安くて便利なところ
密着軸 気のきいた演出や店員さんがいるところ
商品軸 品質が良い、料理が美味しいところ
人はこの三つの軸を選ぶのか?
それは千差万別。
最初の計画(PLAN)の時点で、決めておいたほうがいい。
価値を実現し対価をいただく4P
Product (製品・サービス)これがないと話にならない
Promotion (広告・販売促進)どの媒体を使ってサービス・製品の価値を伝えるか
Place (流通・チャネル)サービスに価値を届ける経路
Price (価格)サービス・製品の価値
なるほどPlaceまで話を詰めて、経費をはじきだす。
経費に利益を乗せてPriceを決める。
勉強になりました!
これからは行き詰まったら、この本を開いて突破口を探そうと思います!
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