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プレイリスト_音楽_202407




No Diggity ft. Dr. Dre, Queen Pen/Blackstreet

とにかくトラックが好きで聴いていた曲だが、久しぶりに聴いてみるとボーカル各位のよさにも気が付く。

30年近く前(1996年)にリリースされた曲だというのに微塵の古臭さもない。

洋楽のクラシックスを聴いていて「あ〜なんか好きかも〜」と思いクレジットを見ると何かしらの形でDr. Dreが関わっていることが多いので毎度「こわっ」と思っているが、この曲も例に漏れずフィーチャリングしている。



album: MEGAN/Megan Thee Stallion

2024年6月の末頃にリリースされたMeganの3rd アルバム「MEGAN」。

日本ではピンとこないような厄介なケースに巻き込まれて苦しんできただろうが、そういうゴタを吹っ切った"新生Meagan Thee Stallion"のようなアートワークだ。

10曲目に収録されているMamushi feat. Yuki Chibaも聴いているが18曲目のCobraのトラックが好きで2023年のシングルリリース以来ずっとプレイリストに入れている。

個人的には過剰にセクシャルな要素を押し出したフィメール・ラッパーのスタイルについて諸手を挙げて歓迎はしないが、Otaku面が出ている時のMeganは治安の悪さが中和されるので非常に好ましい。

トラップビートじゃなくアニメOSTのサンプリングでラップしてほしいな。

MEGANの収録曲では日本のサブカルをリファレンスしまくっているものの「なんか最近日本のアニメが流行ってんでしょ?」的な金儲けのための引用や自己顕示欲を満たす手段としての借用ではなくちゃんと愛を感じるし、私程度では足元にも及ばないほどアニメを観ている。

OtakuモードのMeganの何がいいって異様なほど完成度の高いアニメ・コスプレ。

特にジョジョシリーズのコスプレがやばくて、徐倫はもはや本人(どこで写真撮ってんねん)であるし、

https://jojo-news.com/2024/03/10/megan-thee-stallion-cosplays-as-jolyne-cujoh-in-japan/

コスプレまでいかないが、ブチャラティのスタイルを引用した衣装なんか最強にかっこよくて超似合ってる。

https://www.oneesports.gg/anime/megan-thee-stallion-cosplay-bucciarati/

ジョルノのコスプレもしてほしいしトリッシュじゃなくスパイス・ガールのコスプレもしてほしい。

そういえばちょっと前にFar East MovementのLike A G6のトラックにのせたフリースタイル動画も出していたが、

Far East Movementは十数年前当時よく聴いていたのでとても懐かしい気持ちになった。
もしかしてMegan、同世代か?


余談

Far East Movementを聴いていた頃はみんながガラケーからスマホに移行し終えてちょっと経ったくらいの時期だったが、当時の私はiPhoneやAndroid機種ではなくBlack Berry Bold 9900を使っていた。

そのためFar East Movementを聴くと当時の思い出とともにBlack Berryが頭に浮かぶ。

https://amzn.asia/d/0duxMzIP

捨てた記憶がないので多分まだ家の中のどこかにあると思う。
QWERTYキーが付いているが、ディスプレイも全面タッチパネルで実はスマートフォンに分類されている。

よく「そんな小さなキー打ちにくくないの?」とか「外資系リーマンが持つやつじゃん」とか「画面ちっさ(笑)」とか言われていたが、ガラケー→BBB→iPhoneという順で移行したので、ガラケーの連打と比べるとむしろ打ちやすく効率的だった。

しかし使えるアプリが限られていたので、みんながツムツムとかで盛り上がっていた時期に私はソリティアくらいしかできなかった。
ちなみにLINEは使えたがかなりラグかった記憶がある。

バグってフリーズした時は電源ボタンも効かないので電池パックを外して強制的に落とすしかなかったが、背面のカバーが異常にがっちりはまっていて指で外そうとすると爪の方がもっていかれるような仕様だったので毎回ソムリエナイフをカバーの溝にぶっ刺して外していた。

なつかしっ



夢幻/MY FIRST STORY × HYDE

MY FIRST STORYの皆様、CHIMERAZの皆様、hydeに日本語の歌を歌わせてくれてありがとう。

hydeはgood-morning Hide(1996年)の頃からすでに英語で歌っているが、時とともにどんどん発音がうまくなっていったので(すごい偉そうな言い方をすると)彼の英語は全然聴いていられる。

個人的な感想にとどまるが、同じ日本訛りの英語でもイケてない日本訛りと全然アリな日本訛りが存在する。あれはなにが違うんだろう。

もちろんhydeは日本訛りも癖もあるが「もう……やめてくれ……」とはならないし、英語の発音なんかより歌い方の癖の方が強い。

はじめは私がhydeを好きなせいで贔屓目になっているのかと思ったが、別の好きなアーティストの英語は「やめてくれ……」となったので好みは関係ないのだと思う。

でも違うんだ。
私はhydeの日本語の歌が聴きたいんだ。

元からウエスタンカルチャー好きの人ではあったがVAMPS以降は特に英語詞が多くなってしまい、それはそれでいいけど日本語の曲が圧倒的に足りていない。

そんな折に鬼滅のOPとしてリリースされたのがこの曲だが、作詞作曲がMY FIRST STORY・CHIMERAZであるお陰なのか全編日本語である。

ありがとう……ありがとう……



そなちね/Tempalay

Tempalayを知ったのは最近で、ちょうど「あびばのんのん」のPVが出たタイミングだったのでちょうど3年前くらい。

あびばのんのんの曲の良さにも惹かれたがPVの切なさに胸を打たれ即チャンネル登録した。そこから色々聴いていくうちに一番好きな曲になったのがこの「そなちね」である。

どちらも夏になるとより聴きたい気持ちになるが、そなちねもPVごと好きな曲だ。どういう環境で育ってどんな経験を積んだらこんな曲を作れるようになる?



album: Life Is Too Long/w.o.d.

2曲目に収録されている「モーニング・グローリー」をきっかけに知ったバンドだが、喉がぶっ壊れるんじゃないかと思うような歌唱とグランジなロックサウンドが本当にかっこいい。

Nirvanaはそんなに聴かないがHoleは意外と聴くという珍しいタイプなのでグランジ・ボーカルのたとえがコートニー・ラブしかいないのだが、w.o.d.のVo. サイトウ タクヤ氏もコートニーと同じくらいシャウトしている。

(コートニーはシャウトというより声質か)

w.o.d.はロックに対する愛や熱を思い出させてくれるバンドで、もうほんと、せめて日本だけでもこのロックの火を消してくれるなよと思う。

メジャーデビューしてるのかな?分かんないけど、大人の事情に左右されることなくすくすく育っていってほしい。

ちなみにw.o.d.の正式名称は「webbing off duckling」だが、たまに本人たちに直接インタビューしているにもかかわらずwebbing of duckingとかにしている記事がある。普通に失礼だから気をつけてくれよ😇

w.o.d.もwebでいいからラルクみたいに正式名称アナウンスのコマーシャルとか流したらいいと思う😂



BOHBO No.5 ・ 愛と欲望の日々/サザンオールスターズ

ことさらサザンのファンというわけではないが、「BOHBO No.5」「愛と欲望の日々」の2曲についてはことさら好きである。

愛と欲望の日々はまだしもBOHBO No.5はカラオケで耳にすることもないし、サザンを歌うタイプの人にリクエストしても「う〜ん?歌えないかも」みたいな反応しか返ってきたことがない。

寂しい限りだ。

BOHBO No.5は特に好きで、実家の自室でひたすらこればかりをエンドレスリピートで流していたことがあり、母親がたまらず「そろそろ頭おかしくなりそうだから他の曲もかけて」と言ってきた思い出のある曲である。