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青騎士 第6B号紹介

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「青騎士」第6B号作品紹介『宝石商のヒストリティカ』(まとり)

「青騎士」第6B号作品紹介『宝石商のヒストリティカ』(まとり)

「青騎士」第6B号作品紹介の第16回目は、まとり先生の連載作品『宝石商のヒストリティカ』のご紹介です。
まとり先生の宝石商シリーズついに本格連載化です!

「客にとって価値があるもの」を買い取り「その価値に釣り合う宝飾」を売る特別な宝石商が奏でる秘密と誘惑の宝石譚第6弾。
舞台は1754年のパリ。
孤児で修道院に引き取られたジャンヌは、植物が好きな少女だった。
ある日、訪れた花屋で見かけた初めてみ

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「青騎士」第6B号作品紹介 『乙嫁語り』(森薫)

「青騎士」第6B号作品紹介 『乙嫁語り』(森薫)

「青騎士」第6B号作品紹介の第17回目は、森薫先生の連載作品『乙嫁語り』第5話のご紹介です。

19世紀中央アジアに生きる年の差夫婦のカルククとアミル。
自然と向き合い、家族と寄り添い生活する彼らに、南下を図るロシア帝国の影が迫りつつあった。
そんな折、遊牧民と定住民の間で話し合いがもたれ、共通の脅威に立ち向かうために同盟をむすび、その結束の証として、アミルの兄・アゼルに婚姻の話が持ち込まれるが、

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「青騎士」第6B号作品紹介 『むすびめ』(長田結花)

「青騎士」第6B号作品紹介 『むすびめ』(長田結花)

「青騎士」第6B号作品紹介の第18回目は、長田結花先生の巻末連載作品『むすびめ』のご紹介です。

今回も「青騎士」巻末には、アウトロとして二色刷りのイラストコーナー『むすびめ』が掲載されます。
第6B号が「炬燵」がテーマです。
寒季節に恋しい恋しい炬燵にまつわる風景を優しいタッチで描きます。

「青騎士」第6B号作品紹介 『ヤギと羊の王冠』(中村哲也)

「青騎士」第6B号作品紹介 『ヤギと羊の王冠』(中村哲也)

「青騎士」第6B号作品紹介の第15回目は、中村哲也先生の連載作品『ヤギと羊の王冠』第4話のご紹介です。

テオの働くダッカハンマー醸造場のあるフリース ハイムの町に、現れた観光客風の男。
彼はテオの元にある情報をもたらす。
それは、ローゼンタール醸造所とローゼンベルク醸造所の対立と、テオが現在の境遇に至る元凶とも言える人物に関するものだった。
その男は、ギルベルト・ローゼン。テオの曽祖父にあたる男

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「青騎士」第6B号作品紹介 『楽園』(元田可奈子)

「青騎士」第6B号作品紹介 『楽園』(元田可奈子)

「青騎士」第6B号作品紹介の第14回目は、元田可奈子先生の読み切り作品『楽園』のご紹介です。

女性だけが住まう島。
適齢期になると海を渡り子種を宿して島に戻り子孫を繋ぐ。
そんな島で育ったマルタはある夜に海で溺れる男を海から引き上げてしまう。
自分達と異なる存在に戸惑うマルタ。
マルタと男。二人の運命が多く動き出す。
#楽園 #元田可奈子 #青騎士 #青騎士紹介06 #漫画 #マンガ

「青騎士」第6B号作品紹介 『三文小説』(長谷川未来)

「青騎士」第6B号作品紹介 『三文小説』(長谷川未来)

「青騎士」第6B号作品紹介の第13回目は、長谷川未来先生の読み切り作品『三文小説』のご紹介です。

小説家の男は、福岡県の門司に取材で訪れていた。
しかし男は現地で見た風景から物語につながるような着想を得ることは出来なかった。
海辺で座り込む男の手から描きかけの原稿用紙が風にさらわれすり抜けていく。
取材は終わり、成果はなかった。そうなるはずだった。
しかし海に落ちた原稿を拾い上げてくれる青年が現

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「青騎士」第6B号作品紹介 『椿姫妃』(高橋拡那)

「青騎士」第6B号作品紹介 『椿姫妃』(高橋拡那)

「青騎士」第6B号作品紹介の第12回目は、高橋拡那先生の連載作品『椿姫妃』第6話のご紹介です。
※前回からちょっとタイトルが変わりました。

世界各地の民俗文化(オカルト)的な存在・文化生命体を蒐集する吉祥院つばきお嬢様。
今回は長谷雄草子に登場する朱雀門の鬼に狼娘のリゼが対峙します。
勝負好きな鬼を捕まえるためには勝負をしなくてはいけません。
種目は野球蛇拳!
蛇拳は三すくみのジャンケンみたいな

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「青騎士」第6B号作品紹介 『おでかけ子ザメ』(ペンギンボックス)

「青騎士」第6B号作品紹介 『おでかけ子ザメ』(ペンギンボックス)

「青騎士」第6B号作品紹介の第11回目は、ペンギンボックス先生の連載作品『おでかけ子ザメ』第3話のご紹介です。

唐草模様の風呂敷を担いだ子ザメちゃんがいろいろなところにおでかけしていきます。
今日は、雪が積もったのでお友達のところへ。
ウキウキの子ザメちゃん。何して遊ぶんでしょうか?

ペンギンボックス先生の単行本『おでかけ子ザメ』は好評発売中です!

「青騎士」第6B号作品紹介 『クロシオカレント』(こかむも)

「青騎士」第6B号作品紹介 『クロシオカレント』(こかむも)

「青騎士」第6B号作品紹介の第10回目は、こかむも先生の連載作品『クロシオカレント』第6話のご紹介です。

ソシャゲ大好きお嬢様のマナちゃん、第3B号ぶりの登場です。
今日は爺さまを引き連れて土手でソシャゲをしていると、川で溺れる民草あり。
お嬢様なので服が濡れるのもお構いなしに助けに向かうマナちゃん。
そして引き上げたのは目が三つある、イカのような何か。
タコの次はイカなのか。
溺死し損ねたイカ

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「青騎士」第6B号作品紹介 『山鬼』(AKRU)

「青騎士」第6B号作品紹介 『山鬼』(AKRU)

「青騎士」第6B号作品紹介の第9回目は、AKRU先生のシリーズ連載作品「龍行旅」シリーズ第3弾『山鬼』 後編のご紹介です。

辻芸人をしながら龍を探し各地を旅をする龍族の朔と弟の満月。
赴く先で出合う怪異が巻き起こす事件を超常の力で鎮め、人々の心に平穏をもたらしていく。
今回は、訪れた先である村の相談事を受け、断りきれなかった朔は、その村で祝詞をあげるある儀式を行うことになった。
その村には、守り

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「青騎士」第6B号作品紹介 『音盤紀行』(毛塚了一郎)

「青騎士」第6B号作品紹介 『音盤紀行』(毛塚了一郎)

「青騎士」第6B号作品紹介の第8回目は、毛塚了一郎先生の連載作品『音盤紀行』第6弾「電信航路に舵をとれ 」後編のご紹介です。

レコードにまつわる様々な国の人々のドラマにスポットを当てる『音盤紀行』。
第4弾は、北海海上から船に乗り違法ラジオで音楽を人々に届ける「海賊ラジオ」クルーのお話です。
物語は、寄港した北欧の国から始まり、イギリスに向かう船上へ舞台を移します。
荒波に船が揺られた拍子に海に

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「青騎士」第6B号作品紹介 『トキの旅』(入江亜季)

「青騎士」第6B号作品紹介 『トキの旅』(入江亜季)

「青騎士」第6B号作品紹介の第7回目は、入江亜季先生の読み切り作品『トキの旅』後編のご紹介です。

師匠と女の子・トキは険しい山を登り、広大な不毛の荒野を越えて旅を続けています。
雲に乗り空をかけることのできる師匠は、小さなトキがどんな険しい道を行くときも手助けすることはありません。
先に行って横になってたり、お酒を飲んだでり、ご飯を作って待っています。
トキは如何に困難な道でも投げ出すことなくひ

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「青騎士」第6B号作品紹介 『競煙の機械箒』(ヤスヒロ)

「青騎士」第6B号作品紹介 『競煙の機械箒』(ヤスヒロ)

「青騎士」第6B号作品紹介の第6回目は、ヤスヒロ先生の連載作品『競煙の機械箒(パイプ)』第2話のご紹介です。

19世紀大英帝国では、燃料は木炭から魔浮炭(エーテルコール)へと移行。
それが生み出す熱と反重力を使う箒に似せた乗り物「煙管箒(パイプ)」が開発されると、またがり空を駆け、速さを競うレースが娯楽として行われるようになる。
しかし「煙管箒」自体は高価なもので庶民の手の届くものではなく一部の

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「青騎士」第6B号作品紹介 『ダブルロード』(加藤勇気)

「青騎士」第6B号作品紹介 『ダブルロード』(加藤勇気)

「青騎士」第6B号作品紹介の第5回目は、加藤勇気先生の連載作品『ダブルロード』第2話のご紹介です。
※ゆーき先生は今号からペンネームを加藤勇気先生に変更されました。

「神速」の異名を持つ賞金稼ぎのクロエは、
古代兵器「ダブル」を盗み、さらにクロエから情報を探ろうとして擦り寄ってくる怪しい少女ハルに付き纏われていた。
いくら邪険にしても離れず、長距離列車にまで一緒に乗り込んできくるハル。
そんな二

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