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オミクロン発症して、思ったこと。

2022年の年明け早々、オミクロンを発症してしまいました。

正確な発症日は1月3日で、その後快復しPCR検査で陰性になったのが約2週間後の18日付近。ちなみにワクチンは未接種でした。

喉の違和感から始まり、発症から2〜3日は熱が続きました(発症日2日目に38.7度がピーク)。その後、熱は下がりましたが、喉の痛み・咳・背中の痛み(関節痛?)・倦怠感・鼻詰まり、そして口内炎等の症状が日替わりでやってくるような、しかも1つ1つの症状が急に来ては急に去っていく、そんな感じでした。

どこか今まで罹ったことのない風邪もしくはインフルエンザみたいだと当初は思ったのですが、そんな様々な症状の中でも特に辛かったのが、自身の場合は精神的な苦痛でした。

遺伝的にも呼吸器系が弱いと自覚しているのもあり、もし重症化し肺炎になったらという不安は小さくはありませんでした。特に高熱で苦しい時など尚更不安で。

それもあって、発症してからすぐにDAIKIN製のパルスオキシメーターを楽天で購入しました。このパルスオキシメーターの存在が精神的な安定のためにどれだけ有り難かったか。自身の神経質な性格もあって、事あるごとに酸素飽和度と脈拍を計測していました。

幸い、療養期間中はそれぞれほぼ正常値の範囲内でしたが、やはり脈拍に関しては少し高めだったと思います。保健所の方からも、精神的な不安から息苦しさを感じる罹患者が多い、という話を聞きました。

コロナを発症して自宅療養する場合、重症化に目を配る意味でも、パルスオキシメーターは必須アイテムに思います。ちなみに保健所からもパルスオキシメーターは借りられるはずです。(感染者の数が急拡大している現在、1日おきに保健所等の対応も変化していると思われますので、最新の情報を確認して頂くのが確実です)


現在は、有り難いことにほぼ完治している状態です。今のところ後遺症もありません。(...出ないことを祈りましょう)


自身の場合、軽症でしたが、インフルエンザよりも身体的及び精神的に辛かったです。「この際、罹って自然抗体を作った方がいいのでは」なんて話も耳にしますが、無症状で済む確証もありませんし、正直おすすめ出来ません。自身はたまたま軽症で済んだものの、ワクチンも未接種でしたし、場合によっては重症化してもおかしくなかったような雰囲気の日もありました。


以下、症状の快復に特に大きかったと思われる事象を挙げておきます。

・発熱して直ぐ病院に行き、解熱剤・咳止めなどの風邪薬を処方してもらい、服用していたこと。

朝、昼、晩、出来る限り食事を摂ったこと。当初はラーメンを食べたいと思えるくらいの食欲がありましたが、やはり日に日に落ちて行った気がします。それでも基本は雑炊とお浸しを中心に食べていました。(食事を用意してくれた奥さんには心の奥底から感謝しかありません。。)

睡眠。当時、睡眠不足が続いていて、軽い睡眠薬も処方してもらいました。

・熱が下がって調子が比較的良い日にお風呂に入ったこと。湯船に浸かった瞬間、凝り固まっていた背中の鈍痛が嘘みたいに溶けていくような、そんな感覚を味わいました。


特に症状快復の起点に度々なったと思えるのが、自身の場合、睡眠です。

そもそも事の起こりと言いますか、今回オミクロンを発症してしまった一番の悪因は睡眠不足による抵抗力の低下だったのではと思っています。


昨年10月くらいから、将来への不安や自宅周辺の環境変化(近くにコインパーキングができ、ちょっとした車の騒音で悩まされたり)等の影響もあってか、下向きな生活をしていた気がします。

オミクロンを発症した日も一睡も出来なかったため、映画を朝まで見たりしていて、その発症した翌日も全く眠れずに結局高熱を出してと、決して好ましくはない生活を続けていました。そんな生活をしていれば当然、抵抗力も落ちます。

もう1点、オミクロンをおそらくもらってしまったであろう日に割とたくさんの人と一緒にいたのですが、その中でオミクロンを発症したのが知る限り、自分一人だけでした。中にはワクチン未接種の人もいました。

同じ日に一緒にいた人の中には奥さんもいて、彼女とは自宅療養でも一緒でしたが、PCR検査も陰性で発症もしていません。2回のワクチン接種の効果も大きいのかも知れませんが、報道にあるようにワクチンでさえすり抜けてしまうオミクロンですので、抵抗力こそがオミクロンを撃退したと考えるのが自然な気がします。もしかするとその日に一緒にいた人達も同じ理由でオミクロンを発症させていない可能性もあります。

ちなみに自宅療養期間中、奥さんと(普段からですが)寝室を分け、共有スペース(トイレ・洗面所・キッチン等)の消毒、部屋の換気に特に気を配っていました。それでも、自身が陽性と分かるまでの数日は飲食も割と一緒だったので、自身の陽性が判明した時点でうつしたかと互いに心配しましたが、結果は陰性でした。

実は感染していた無症状の奥さんから自身が感染したという可能性も否めないので、そこはキリのない話になりますが、いずれにせよ、自身の感覚では抵抗力が下がった事が何よりオミクロン発症に繋がった気がしてならないです。


そもそもどこでオミクロンに感染したのか、思い当たる場所が複数あるのですが、確実にそこだと断言出来ない上に、それをここで明言する事で必要ない警戒心を新たに生み出してしまう気がしますので、ここでの明言は避けるべきでしょうか。

1つ言えるのは、換気の悪い空間に居続けた場合、マスクをしていてもオミクロンに感染する危険性があるかも知れません。もし換気の悪い場所にいると気付いたら、出来るだけ早めにそこから逃げて下さい。もし動けない車内などにいる場合でしたら、出来るだけ早めに換気してもらって下さい。


大事なのは発症させないことだと思います。

毎日、ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、心身の健康を維持する事こそが大切だと、改めて痛感した2022年の年明けでした。


皆様もどうか日々、心身共にご自愛下さい。



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