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動かす力・支える力

身体に存在する筋肉にはふた通りの種類があります。動かすための筋肉と支えるための筋肉です。

大腿四頭筋にある大腿直筋と中間広筋を例にとると、歩行の際に膝を前に出すのが大腿直筋、着地した脚を支えるのが中間広筋になります。

階段を素早く降りるのは平気なのに、ゆっくり降りようとするとふらつくのは、中間広筋にこわばりがあるからだったりします。
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芯がこわばると縮こまる:
深層筋がこわばると安定性を無くすため、肩や首に力を入れて安定を図ることが多いようです。

下肢では中間広筋・長趾屈筋がとくに全身に影響を与えやすく、膝関節、足趾を制限するので身体は縮こまります。四肢が脊柱に向かって引き込まれているため、ゆっくりとまっすぐ歩いてもらうと、すぐにわかるレベルでふらつきを起こします。
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咀嚼筋と深層筋:
以上のことから、身体の芯の筋がこわばると、どこかに力みを作って安定を図ろうとします。特に肩、手、咀嚼筋に力みを作ることが多いです。

太ももは細いけど非常に硬かったり、仰向けで寝ると肩や膝が浮いたり、手を自然に握りしめていたり、顎が上を向いて噛み締めていたりします。

この場合表層を緩めてもぐいぐい戻りますので、深層筋から根気よく緩めていく必要があります。

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