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足の安定感と足部のむくみ

スネの骨がありますね。
それをツイーと指で下になぞっていくと、スネの骨と足の甲の境目(足関節)がありますね。
そこにですね、距骨という骨があります。この距骨というのがおもしろくて、筋肉の付着がないんです。細くて小さい腱でちょっと固定されてるだけで、ほぼ嵌め込まれてるだけ、という感じになってます。

この距骨がですね、すごくズレやすいんです。
前方にずれるとスネが重だるくなり、後方にずれるとふくらはぎが攣りやすくなります。内側にずれるとO脚気味になり、外側にずれると足をグネりやすくなります。どの方向にずれても膝が痛くなります(歩行時に着地した時だけチクッと痛いアレです)。

足関節には太い血管もリンパ節もありますので、ここの具合が悪くなるとスネや足首が超むくみます。むくみかどうかの判断は、指で押すとしばらくへこみます。粘土のような質感になります。

これは単純に足首をグルグルグルと回してると改善するんです。イスに座って右の太ももに左の足首を乗せるようにして、爪先をもち、ゆっくり大きく内側、外側に適当に1分ずつ回すだけです。

片足だけやってみてから歩いてみると、足がしっくりくるのがわかると思います。どんなひとでもだいたい効くのでおもしろいです。

下半身はとくに問題が出やすいので、ためしに健康法としてやってみてください。

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