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4歳~14歳の演技に触れて、鈍器で頭を殴られた想いでした。

タイトル物騒ですが(笑)
Twitterでも少しお話いたしました、
先日素敵なご縁を頂戴し、とある養成学校の代講をして参りました。

それも4歳~14歳というフレッシュ中のフレッシュ。
1コマ1時間×4コマで、休憩は教室の移動時間5分くらいな、なかなかにハードなスケジュールだったのですが、あっという間な4時間でございました。

ご存知の方が多いとは思うのですが、元々子ども好きなこともあって、4歳、5歳のクラスは本当に本当に可愛くて癒されました。
でも、みんな演技を習っているからか、結構しっかりしている子が多くて。もちろんやんちゃではありましたが(笑)懐いてくれて嬉しかったなぁ。

ここでも鬼滅の刃は大人気で、みんな「先生!鬼滅ごっこしよう!」と声をそろえて言うんですよね(笑)
よかった、鬼滅の刃めちゃくちゃ知ってて!!w
遊びを取り入れつつ、課題もしっかりやってもらうバランス。いやー、考えさせられましたね。

素直だから、気が乗らないとほんと言うこと聞いてくれないし!笑
これは姪甥で鍛えられているので、舐めんなよ?と思いながら操作しましたが←

終わりのほうに女の子がとことことって来て、内緒話する感じで「せんせーあのね、●●くんとね、さっきね、びじんすぎるせんせーだねっていってたの」って!!!

危うく昇天しかけました。お持ち帰りしたかった・・・←

とんでもない子がいた

4歳、5歳クラスでご老体が悲鳴をあげていましたがヽ(^o^)丿そんなこと言っている暇もなく上のクラスへ。

10歳前後の子たちのクラスで、課題もそこそこしっかりしたものだったため、私も気が引き締まりました。
まだやんちゃな子も何人かいましたが、驚くぐらい大人びている子もいて。

シアターゲームをしつつ、すぐに課題読みに入ったのですが、一人とんでもなく上手い男の子いまして。

内心「まじか・・・」と。

発声や基礎的なことはまだ粗削りではありましたが、表現力が桁違い。
なによりも表情が良い。この子は化けるわ…と、思いました。
思わずいらっしゃっていたお母様に「素晴らしいですね」とお伝えしてしまったくらい。お母様もとても嬉しそうで、誇らしげだったのが、さらに私を納得させました。

う~~ん、将来が楽しみだ(どこから目線)

すでに差は出ている

最後が11歳~14歳クラスで、本気でお芝居がうまくなりたい子たちと予め聞いていたので、私も「同業者」として接しました。

普段どのようにレッスンしているのかも気にしつつ、元舞台人としてと現声優としての視点でいろいろアドバイスをいたしました。
ハッとしたみんなの顔、よかったなぁ。伝わったんだなって、嬉しかった。

しかし、ここで一番感じたことは「この時点ですでに差が出ている」ということ。
私も14歳の頃から養成所に入っていた身なので、わかっているつもりでいたのですが、改めて違う視点から見て、ひゅんっとしちゃいました…。

なんだろうな……センスって、やっぱりどうしても必要なんですよね。

ディレクションに応えられるセンス、芝居センス、空気を読むセンス...etc
そういったもので、本当に差が出てしまう。

ここでも一人、外見やオーラから「ひぇ…」ってなった少女がいました。
唯一、レッスン後に質問にも来てくれた子でした。

なんか、あぁ、こういうちょっとしたことなんだよなぁ…って。

真剣な目には、こちらも真剣な目になりますもの。

ガツンと、私も殴られた想いでした。鈍器で。そりゃあもう、超重力な。


本当に素敵な経験をさせていただきました。
講師は向いているといろんな方から仰っていただくのですが、うん、「こういうこと」なら私も向いていると自分で思えた日でした。

また会いたいな~。

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