
「会社辞めたら好きなことできなくなるよ」っていわれたことがある
会社員を5月末でやめました。
退職にまつわる話で思い出すことは一つ。
上司に言われた言葉です。
「会社辞めたら、好きなことできなくなるよ。」
定期収入をなくして、生活費を稼ぐためにバイトしたりして、結果苦しくて好きなことなんてやってられないでしょ?ということだそうです。
ちなみに、これは親にも似たようなことをいわれました。
確かに定期収入って、ちょっと心が揺らぎました。
お金の心配がないって大きいですよね。
しかし、よくよく考えてみたら、定期収入あっても好きなことできなかった。
だって、休みの日も休日出勤したりして自分の時間がなかった。
深夜に閉店作業する人材がいないから、一人で2時間ぐらい店に行かないといけないから、外食してお酒飲むとかもできなかった。
勤務時間が平均で11時間とか超えてたりもしたし、休憩も法律以下だった。
やりたい日程組もうにも、「休める」ようなシフトではなかった。
人出が足りない、ということもあったし、体力が持たなくて、休日は寝ているだけの日々だった。
洗濯をするために、睡眠時間を削らないといけないなんて、ざらだった。
定期収入があるから、やりたいことができる。
少なくとも私には、現実的なアドバイスではなかった。
ちなみにお金もあんまりたまらなかった。
自炊する体力も、時間もないし、スーパーも行けなくて、コンビニとかで済ませてて、食費だけがどんどんでていった。
料理がストレス解消だ!みたいなタイプであれば変わったかもしれないが、私は料理が嫌いだから、ようやくの休みに嫌いなことをしたいと思えなかった。
だから、たぶん説得しようとして出てきた言葉なのかもしれないけれど、
説得力0。
あとは、「身近な人間のアドバイスをちゃんと聞ければいいのに、遠くの他人より」といわれたりもしました。
でも、身近な人間のほうが親身だ、なんて証拠はどこにもないので、これも説得力がありませんでした。
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