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言葉と、態度と、行動と

思いは意図しないと伝わらず、意図してなくても伝わってしまうときもあるなと思う、フリーライターのaoikaraです。

誰かの思いを聞いたとき、初めて気づくことがある。


ちゃんと言葉にしていなかったから、伝わっていなかったんだな。「言葉にしなくても伝わるだろう。だってこれだけ思っているんだから」ってのは自分の中だけの話。

きっとそうなんだろう、なんとなくたぶんそう、確信には近い、だけど確信ではない。だから、確信を持たせてほしくて、たしかな“言葉”が欲しくなる。とても自然な感情で。


でも、思いはこぼれてしまうし、隠したくてもこぼれてしまうときがある。取り繕うとしていても、態度に出てしまう。感づかれてしまう。

私の中に不安があって、不安に思いたくないから隠して、だけどもやもやとした気持ちを抱えたままでは、きっと冷たい態度を取ってしまう。明るく振る舞っていても、空元気だと感づかれてしまう。

態度は嘘をつけない。


言葉で本当の気持ちを伝えて、たしかな形を作る。そうすれば、態度とつながってくる。慣れてくれば、言葉や態度で示すのが容易くなる。もしかすると、本心とは違う言葉や態度を示すのもうまくなってしまうかも。

だから、表面的な言葉や態度だけでなくて、本当に思っているなら行動で示す必要もあって。説得力を持たせるというか、本心のもとに行動しているとわかるというか。


思いを言葉にしてくれた、その思いに応えたいから。私も言葉で伝えて、態度で示して、行動に移そうと噛みしめる。

2021年7月25日(日)

No.944

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