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「そんなことないよ」と言わないで

褒められると「そんなことないよ」と言ってしまう、フリーライターのaoikaraです。

なるべく「ありがとう」って返したいなぁ、という思いを綴ったのが今年の1月。

10ヶ月ほど経って、まだ「そんなことないよ」と言っちゃってるのね。人間やっぱりなかなか変わらないなぁ。


もっと素直に受け止めてくれたらうれしい、と言われて、私自身もそう思ってるし、そうありたいなと思ってる。「でも」とうまく否定しちゃったもんで、「あーあ…」と自分に対して残念度が上がってる。

「そんなことないよ」は謙遜のときもある。謙虚でありたいとも思う。あとは「調子のるなよ」って自分への牽制パンチでもある。調子にのって痛い目見たことあるからだろうね。いつだって自分の見積もりよりは下だと思っておけよ、みたいに自分に言い聞かせているのかも。

でも、前のnoteでも書いたけど、本当に「そんなことないよ」と思っていることが多い。自分のセルフイメージと、相手の自分に対する言葉が違うと、「違うよ、私そんなんじゃないよ」と思ってしまうというか。だから、本音の言葉でもある。

「自分を良く見せようとしているのかな」「本当はこんな自分じゃないかもしれないのに申し訳ないな」みたいに、感じて否定したくなってしまうのかも。

でも、たぶん、セルフイメージが全て正しいわけでもない。相手が見ている自分も本当の自分で、ただ自分が気づいていないだけなのかも。もしくは、相手が自分の新たな一面を引き出してくれているのかも。

自分は「自分じゃない、違う、そんなことない」と思っているかもしれないけど、相手がそう感じてくれたのは事実で、褒めてくれた言葉はお世辞じゃなければ本当で、その本当を受け止めないのって、たしかに優しくないよなぁとも思ったりして。


つい「そんなことないよ」と言って、自分のセルフイメージを守ろうとするけど、「ありがとう」と受け入れてみようか。「こんなのも自分なのかな?自分かもしれないな」って受け入れたら、少しずつセルフイメージも変わって、自分らしさの認識も変わるかもしれない。

せっかくの相手の大切な思いを切り捨ててしまうような「そんなことないよ」はやめて、ありがたく受け入れたり、受け止めたりしてみたいな。

と言いつつできていない10ヶ月だったので、改めてしっかりと意識しておこう、頭の片隅に置いておこうという思いで、改めてnoteに書いておきます。

2020年11月17日(火)

No.696

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