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自分の為じゃないからこそ、頑張れる

舞台に携わる物の独り言。

A面の自分を維持できるのは、
B面の自分がいるから。
両方の顔が私には必要で。

感情に素直な時もあれば、
感情無視して思考に振り切る日もあって。

バタンバタンとチャンネル切り替えに疲れてしまう事があったけど、そういったいくつかの異なる環境が私には必要だった。

歳を重ねて要領が良くなったのか、
前ほどは、自分自身を保つ事への苦労は減った気がする。

昔の私は
写真をとられるのが苦手。
人とこまめに連絡をとるのが苦手。
褒められるのが苦手。(受け止め方が分からない)
その上、本音で人と話す事ができない。
とても不器用だし、めんどくさい人だった。

おかげさまで、だいぶ変わったけどね。
それはずーっと演劇に触れてきたからだと確実に言える。

良くも悪くも変化せざるを得ない。

次に演じる彼女の事をいっぱい考える。
脚本も何度も読み返す。

私のために、頑張ってる感覚はあまり無い。

役者モードオフ中も、スキンケア、体力維持、記憶力鍛えなど、基礎能力的な物はキープしてたけど、人に見られたいモードは結構スイッチ切ってだよね。

今は見られたい欲求とかが、どんどん出てきてる。普段の私に対してまで、華やかさの出し方
表情ひとつひとつの変化、声の出し方、立ち振る舞い、1つ1つがかになり出してきて。

頑張る理由は、人それぞれでいいと思う。

私は、私のために頑張るのが下手くそだ。

だから、私は彼女のために頑張るのだ。
彼女の魅力をもっともっと引き出してやりたい。そのために頑張りたいのだ。

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