おかしい、主人公になれない

自分の人生の主人公は私自身である。

こんなこと言ってるやつの目の前で言ってやりたい。「おかしいですね」と。

私の人生にはハイライトが無い

これは本当に良くないと分かっているが不幸な体験をしてる人(大怪我や事故などを体験した方)を見ると平凡な私の人生なんかより、よっぽど良いじゃないかと感じてしまう。苦労や痛みを味わうことはなく、「人生に起伏があって良いですね」と。私の人生はそのくらいに特筆することがない。一応、自分の責任になる形で人生の岐路ごとに選択してるはずだが、選択と結果にあまり責任を感じてないし大きな力に流されるように、その他大勢の生き方になってしまっていると思う。相対的に見て他人と違うことが主人公の条件な気がしているので、そういう基準で行くと私の人生グラフは直線になってる訳だ。これが心電図なら死んでる。

脇役にもなれない

あまり言いたくないが私の周りに「あんた、どう見ても主人公だな」って人はいない。つまり私は脇役にすらなれてない。正直もう主人公になれるとは思ってないので、せめて誰かの超大作な人生に脇役として登場させてほしい。



みんなが主人公だと、きっとこの世のバランスが取れない。

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